いざ!迷いの森へ!
ここはフラライ皇国
「ミーシャのこと聞きましたか?」
「さあ?何かあったの?」
「スキルが覚醒してSランクになったそうです」
「あの子のスキルが覚醒ね、まあ大したことないでしょ?」
「それが番外席次であるあなたをも脅かすかもしれぬ力でして」
「それは興味深いわね」
「透明化のスキルが物体をなくせるようになったのと幻影が精神支配に変わったらしいです」
「そんな力があるのなら残しておけば良かったかもしれないわね、第2席次にはなれたんじゃないかしら」
「ほう、勝つ自信があるのですか?」
「あなただってあるでしょう」
「まあそうですが」
この2人はフラライ皇国最強の2人、漆黒聖典、番外席次と第1席次、皇国の最終兵器と言われている者達
「ほらほら!起きろ!今日は迷いの森に行くぞ!」
「眠いー!まだ寝たいー!」
駄々を捏ねて中々起きない香織
「魔力を大量に使ったせいだね、香織は魔力の抑え方を練習した方がいい」
何とか香織を起こし朝食を済ませ迷いの森に俺たちは向かった
「ここを登るのか?」
「登っても意味はないさ上からは入れないんだ、どこかに入口があるそこから入るんだ」
「よし!じゃあ探すか!」
俺たちは入口を探し始めた
「ねぇー!入口ってこれー?」
香織が少し遠くで言った
香織の方に行くと洞窟の入口のような大きな穴があった、その奥は霧が深くてよく見えない
「なんだこれほんとに入って大丈夫なのか?」
「ここからは俺も記憶が無い、まあ進んで見ようか」
「こういう雰囲気苦手なのよね」
「うちもきらーい」
「僕は大丈夫だな、任務とかでくらい所には行ってたし、さあ!早く行こうー!」
「そうだな、行くか」
入ると霧はなく木々が沢山ある森だった
「これで迷うのか?」
「わかんないけどどーなんだろ」
「普通に明るいよね」
その時いきなり霧が発生した
なんだ?これ周りが全然見えない
みんなはいるのか?
「おーい!みんな大丈夫かー!?」
「うちは大丈夫!」
「僕も平気!」
「私も大丈夫よ」
「俺も何ともないよ」
姿は見えないがみんないるらしい
そして更に霧が強くなった途端
みんなの声が聞こえなくなった
そして霧が晴れると
誰もいなくなっていた
俺は魔力を飛ばしみんなを探す
しかし反応はなかった
なるほどな、これが迷いの森か
まあみんななら心配しなくても大丈夫だろ
進むか
「みんなー!どこー!」
みんな居なくなっちゃった
「みんな!どこにいるのー!」
この声はミーシャ!?
「ミーシャ!近くにいるの!?」
「香織!?」
その時、遠くからミーシャが走ってきた
「香織!大丈夫だった!?他のみんなは?」
「分からない!でもここには居ないみたい」
よかった、ミーシャは無事だった!
「とりあえずみんなを探そう」
「うん、わかった!じゃあ進もう!」
「そうね!早く合流しよう!」
「みんなー!どこー!ここ怖いー!1人はいやー!」
その時背後から気配を感じた
私は即座に振り返り剣を構える
「だれ!?」
「お、俺だよ」
「ゼータじゃない!みんなは?」
「さあ、俺も分からない」
「まあそうよね、とりあえず進むしかないのかしら」
「そうだね、行こうか」
俺が歩いていると強い魔力を感じた
なんかいるな
この魔力感じたことがあるな
え、ルシファー!?
なんだ?
なんでお前の声がするんだ?
そりゃ颯斗の中で生きているんだから声ぐらいだすだろう
ま、まあそうか、それで感じたことある魔力って?
んー、それが思い出せんのだ
もしかしてルシファーもこの森に来たことがあるのか?
まあな、伝説の剣など物騒だからな奪うか壊すかしたかったのだが出来なくてな仕方なく帰ったら記憶が飛んでた
ゼータと同じか
まあいい、この魔力の持ち主を殺すか
俺も魔力を放つ
どこだ?
魔力の反応に引っかかった何かがいた
こいつか!
世界移動
シュン!
飛んだ先にいたのは3つの顔を持つ化け物だった
「我が名はケルベロス!聖王剣の試練を受けたければ我を超えてみよ!」
あ!こいつ思い出したー!
ルシファーが思い出したと言わんばかりの声をだす
さっきの魔力こいつのだな!
そうか、まあとりまぶっ飛ばす!
世界移動
ケルベロスの上にワープする
世界開始
俺は世界開始を連射して撃つ
ドカアアアアアン!ドカアアアアアアアアアン!ドカアアアアアアアアアン!
木々が倒れ大地が変形した
1発でもすごい威力なのに連発するととんでもないな!颯斗の技!
まあな、本気で撃てばもっと凄いぜ!?
試したことないけど!
「ぐグアアアアアアアアア!」
あれだけ打っても死なないのか
ほぼ死にかけではないか、止めだな
そうだな、じゃあ使うぞ!ルシファーの技
神殺しの槍
「ナ!そのワザは!あの悪魔の!」
あんたのこと知ってるらしいな
我はこんな雑魚のこと忘れていたがな
槍がケルベロスに刺さった
その瞬間、槍にケルベロスが飲み込まれて消えた
ルシファー、あんたの技もやばいぜ、こんな技を弟や部下に打ってたのか?
殺すなら即死技が便利なのだ
えぐいわ、あんた
よく言われる
そんなことを話していると何も無い空間から門が出てきた
あいつを倒さないと剣を抜く資格がないってことか、よし!行ってみるか!
ゴコゴゴゴー
門を開けるとそこには
なんだここ決闘場?
石でできた決闘場があった
その真ん中にはとてつもない魔力を放つ剣が刺さっていた
あれか
とんでもないな、あの魔力は
その時声がした
あなたは勇者か?それとも否か?
なんだこの声?、まあ、答えは一つだ
「俺は勇者だ」
そうか、ならばあなたが私の所有者に相応しいか試させてもらう
その時、剣からオーラがでてきた
なんだ?あれ
そのオーラが段々と人型になり、やがて綺麗な女に変わった
可愛い子だな、見た目的に歳は俺と同じくらいだろうけど実年齢凄そうだな
思い出したぞ、我は剣を壊せなかったのではない!
ど、どうした?
怒ったルシファーの声がした
奴に負けて殺されたのだ、そして気づけばこの森の入口にいた!
何ー!?ルシファーが負けた相手だとか!
バカ強いじゃねーかよ!
気を引き締めろ、颯斗なら勝てる!
まあ俺は勇者だ!勝つさ、必ず!
女は地面に刺さっていた、剣を抜いた
そして構えた、すると剣は光を放ち始めた
なあ、ルシファーあの光のこと知ってるか?
いや、そこまでは思い出せん
そうか、まあ戦えば分かるか!
我が名は世界神王皇帝剣あなたが真の勇者か試させてもらう!




