魔神、復活の兆し
「ねね、セレナはSランクの中ではかなり弱いよね?うちの国でもSランクは魔力値最低でも10万くらいあるよ?漆黒聖典も第10席次からはみんな10万はあるし、うちの第3席次は魔力値32万だよ?」
ギグっ
今セレナが明らかにギグってしたような
「魔力値は強さでは無いからじゃないかなー?ど、どうしたの?香織、そんなに見ないでよー!」
「いやなんか怪しくない?どーしたのー?」
「そうだそうだ、香織の言う通りだよ?うちの第3席次と戦って互角の勝負したのは報告されてんだぞー!魔力値が増大したって言うのもね」
「はあそこまで、まあいいよ、じゃあ教えてあげる私がSランクである1番の理由」
「おお!」
「何か奥の手があるのね!?」
「私の魔力値は4万7000普通に見ればかなり高い数値でも常人離れしているSランクから見れば圧倒的に低いでもね私には王家に伝わる伝説の技を使うことができるの!その技を使っていた冒険をして強い敵を倒してたらSランクになったの!その技って言うのが起死回生もう限界ってなった時に発動できる技ね」
「それってさーどんなスキルなの?」
「確かにそこが1番気になるわね」
「私の魔力値4万7000が36万8000にまで跳ね上がるスキルよ」
「はああああああああ!!???」
「えー!!!私より全然高いじゃん!何があなたならすぐにSになれるよ!だ!」
「ごめんなさいー!いた、痛いー!ほっぺ引っ張んないでー!でも本当よあなたには才能があるわスキルの限界を超えた時、人は強くなるわ、そういう意味では私たち3人はまだ限界を超えてないから同じくらいね」
「あれ?僕の魔力値はもう話してたっけ?」
「いや聞いてないけど同じくらいかなーって」
「なんか弱いみたいな言い方されて腹立つ」
「ちょ、ちょっと待ってそれだったら私たち3人が弱いことになるわよ!?」
「うちは強いし!」
「僕だって魔力値は5万2000だからセレナよりは強いし!」
「グッ…通常時は私がいちばん弱い…」
「でも限界を超えるってどーやってやるの?颯斗はもう超えてるってことだよね?」
「そうね颯斗は元の世界で限界を超えたのね、それと限界を超えることを覚醒というのよ」
「確か、相当な鍛錬とか自分が追い込まれた時とかそういう時に覚醒するんだよね」
「そう考えるとさセレナってズルくない?」
「え!?なんで私が?」
「だってーうちら3人みんなで覚醒するとして魔力量も同じぐらいだとしてもセレナ起死回生使えばうちらより強くなるじゃん?」
「あー確かにね、そりゃずるいわ、セレナはもう強くなっちゃダメ!」
「えー!いいじゃない!私はSランクよ!?」
「関係ないよ!うちらすぐにSになるし!」
「そうだそうだって、言い忘れてたけど僕は皇国でA持ってたんですぐ上がるからね!」
「2人で直ぐに追いつくからね!」
「そこで束の間の高みを味わっておくといいよすぐに抜かすからさ!」
「もうじゃあ早く寝なさい!明日から修行だよ!」
「「はーい!」」
「「「あははは!」」」「「フハハッ!」」
「何だか、みんな楽しそうじゃないか、親密度が深まってるようで何よりだ、それはそうと、今日1日ずっと寝てたから眠れないな」
「んー!」
ゴキゴキキ
颯斗は起きて伸びをした
「ゼータ起きろー!」
「ふぁぁぁ、おはよう」
そのままリビングに行くとナボリスがもう起きて朝食を作ってくれていた
「おー!ナボリスさん料理も出来るんですね!」
「当たり前だ!一人暮らしなめんなよ」
言ってて悲しくないんかな
「あ、そうだゼータにも修行をお願いしようと思うんですが、どうですかね?」
「ああ、いいんじゃないか?金の剣聖と白銀の帝王となれば剣技はかなり上手くなるだろう、じゃあゼータはしばらく家に泊まってくのかい?」
「よければそうさせて欲しい」
「うむ!よかろう!許可する!」
「ありがとう、感謝するよ」
「そうだ颯斗、三姉妹を起こしてきてくれ」
「はーい分かりました」
女子の部屋か、なんか興奮するな
俺はドアノブに手をかける
こう言うのはみんなエロい姿で、きゃー!颯斗のえっちー!と言うのが落ちなんだがどうだ!エロい姿!
ガチャ
俺は絶望してその場にひざまづいた
なんだよ!寝相悪いのに!寝相は悪いのに!パヂャマが脱げてねー!
「んー?颯斗?そんな所で何してるの?」
「あ、ああ、なんでもないよ、それより朝ごはんだ、ナボリスさんが作ってくれたんだ」
「わかったーみんな起こしてすぐに行くよー」
「おう!よろしく」
あぶねー完璧イケメンでやり過ごしたー
「3人はもうすぐ来るそうです」
「そうかなら少し待ちならが話でもするか」
そう言ってナボリスはタバコを吸い始めた
この世界タバコとかあるんだな
「すぅはぁ、ふぅー」
なんかかっこいいな、この世界の成人って15だよな?俺17だからわんち吸えるくね?吸いたいな、ナボリスさんに言ってみようかなでもなんか大事なこと言いそうな雰囲気だし、黙っておこう
「話とはなんだ?ナボリス」
「魔神の封印が解けそうなんだ」
「な!魔神ベルゼブブの事か!?」
「そうだ」
ん?なんかヤバそうな話じゃね?
「あのー魔神ベルゼブブって?」
「颯斗は知らないよな、実は10年前魔王の力によって復活した魔神ベルゼブブはこのエンシェント王国を滅ぼそうとたった一体でこの国の王都オーダーを襲撃しに来たんだ」
「え?マジか」
てかまた魔王かよ
「その時に組まれた討伐隊がナボリスと俺、そしてバーン、その他に当時Sランクだった2人だ、バーンが他は足でまといだなんて言いだしてな」
「あったねーそんなこと、まあ実際邪魔だし無駄に犠牲が増える、バーンの判断は正しかっただろう」
ナボリスさんとゼータ、あとバーンって人10年も前からSランクなのかよすげぇな
じゃあ今出てきてない、ドーマとエリナは若いのかな?
「その魔神、どれだけ強いんですか?」
「魔神ベルゼブブは虫を操るスキルだその他にも暗黒魔法や超強力エネルギーなどで攻撃してくる、しかも奴は硬いくせして再生速度がバカ早いからダメージが入ったと思ったら即回復それの繰り返しだよ」
「よく封印まで持っていきましたね」
「ゼータとバーンがよくやってくれたよ私が封印の魔法の詠唱中、ゼータが全ての攻撃を受けていた」
「やっぱゼータ硬すぎだろ」
「その時は16才で防御するのに必死だったな」
この人サラッと成人してから1年でSになってますよってアピってきやがる
「そしてゼータにターゲットが向いてる時にバーンが爆破しまくってたそうこうしてたら2人のSランク冒険者が1人は足を1人は命を取られたのさ」
「ナボリスさん詠唱にはどれだけの時間が?」
「1時間だ、敵が強ければ強いほど強力な詠唱が必要だからな」
「1人で魔神を1時間っていうのはスゴすぎるんだぞ?颯斗も魔術を学べばこの凄さがわかるだろうな」
「いや十分に凄さは分かるよ!」
「おっはようございまーす!」
「おう、おはよう、腰掛けたまえ、朝食にしよう、ほらお前たちも話は終わりだ、準備をしてくれ、ただ備えておいてくれかなり辛い戦いになるだろうからな」
魔神ベルゼブブか、俺と互角のゼータクラスが5人いても勝てない、そして封印するしかないと諦めるほどの強さ、こりゃ面白くなりそうだ




