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近々わたしウソつくかもだから先に謝っとくだと⁉︎それって嘘告じゃないよね⁉︎  作者: 猫の集会


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19/22

そんなことある?

 あの先輩は、もしかして女子同士のばちばちが好きだから、わざと同じクラスの女子と交際してたりする?


 だとしたら…それはひどくない?


 二人の気持ちをおもい、かなしくなってきた。



 そうこうしている間に、三時間目になっていた。


 田口さんがいつのまにか登校していて、驚いた。


 次の休み時間、桜が田口さんになにやら話しかけている。


 なにを話していたのか、わからない。


 でも、なにやら二人して笑顔だった。


 どうして二人は、笑っていられるんだろう。


 ほんとは、表面上だけで…実は、ばちばちだったり?


 そんな複雑な二人だが、まわりからみたら、ただの仲良しにしかみえない。



 てか…


 夏休み明けから、桜がやたらと田口さんといるようになった。


 あやめさんとユリさんと一緒じゃないのは、なぜだろう?


 ケンカでもしたのかな?


 ぼくは、最近桜の心配ばかりしている。


 てか…


 桜は、いったい…いつぼくに嘘告してくるのだろう?


 そんな気配すら全くしないとソワソワしていると、田口さんがぼくに、

「ねぇ、ユリさんが隣の席の佐藤くんに嘘告したんだって」

 と教えてくれた。


 えっ⁉︎


 それは、驚きだ…


「で…佐藤くんは、なんて?」

「もちろん、彼女いるからって断ったのよ」


 えっ⁉︎


 色々…えっ⁉︎


 だ。


 佐藤くん、いつのまに彼女できたの⁉︎


 たしかに夏休み、一緒にネット上でゲームしてたとき、あとでいい報告するからって言ってたけど…


 まさか彼女できてたなんて…


 夏休み前は、田口さんのこと好きって言ってたのにな…


 まぁ、田口さんには彼氏いるもんね…。



「田口さんは…その…彼氏と…あの…」

「彼氏となに?絶好調だけど」


 ⁉︎


 やっぱり、そう…だよね。


 彼氏いる確定。


 そりゃ、ね。


 何度も一緒にいるところをみてますけど…


 直接、絶好調とか言われると…


 桜の気持ちをおもうと…


 複雑すぎる…


 ぼくは、なんて質問をしてしまったのだろう。


 ぼくには、関係ないけど…


 でも、桜が心配でつい探りを入れるみたいなことをしてしまった。


 てか、あの三人のだれかが嘘告するって夏休み前聞いたけど…


 なら、桜はぼくに嘘告しないってこと⁉︎


 予定変更なのか?


 どういうことだ?


 そもそも、あの三人が分裂したのも…なぜだろう。



 この夏休み中に、いったいなにがあったのだろう。


 そしてぼくは、これからどうしていけばいいのだろう?


 桜が、嘘告してこないなら…


 ぼくから告白する?


 …なんのために?


 てか、あんなイケメン先輩が彼氏なんだぞ?


 ぼくが、敵うわけない。


 二股していても、イケメンはイケメンだ。


 …


 あ、ぼくが桜に嘘告する?


 …なんのために?


 …


 昼休み、佐藤くんがぼくを呼んだ。


 きっと彼女報告だろう。


 いいないいなぁと、佐藤くんの彼女話を聞こうとワクワクした。


「では、発表します‼︎実は、彼女ができましたー‼︎」

 と、予想通りのお言葉をちょうだいいたしました。


「それはすごいじゃん‼︎おめでとう!ぼくは、佐藤くんが田口さんのこと好きだと思ってたから、びっくりだよ」

「だろ?自分でもびっくりしてる。まさか、田口さんと付き合えるなんてさ」


 ⁉︎


「え?今なんて?彼女って…田口さんなの⁉︎」

「うん、そうだよ」


 ⁉︎


 田口さん…


 まさか、先輩が二股してるからって…田口さんまで二股しなくてもよくない?


 てか、佐藤くん…


 田口さんには、あの先輩彼氏がいるんです…なんて、言えるわけがないよね。


 ああ…


 これは、どういうことなんですかね…


 ぼくには、どうすることもできないですって…



 ぼくの肩に、シャボン玉と偽った鉄球がのしかかってきた感…

 

 田口さんは、なぜ二股に挑戦したのだろうか…

 

 仕返しなのか、それとも…

 

 二股をされるとこういう気持ちになるんだよと、わからせるおつもりなのか…

 

 赤い糸が絡んでおりませんか?

 

 だれか、絡まないように赤い糸交通センターを設立して、警備員さん雇ってくださいよー‼︎

 

 

 続く。


 

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