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第30冊 旅日記・大和ミュージアムと鉄のくじら館

 



 まずはこちら、1/10大和をどうぞ。


挿絵(By みてみん)



 改装された大和ミュージアムの真ん中に堂々と鎮座している。デカい。潜水調査で分かった新事実に基づいて細部を作り替えているそう。



 戦争は大嫌いだけど、純粋にメカとしては面白いものが沢山展示されている。ついでに各戦艦のミニチュアとかも飾られていた日にゃあ、昔モデラーだった血が騒ぐというもの。タミヤのウォーターラインシリーズを買いたくなる。



 そんなこんなで途中昼休憩を挟んで3時間。大体からして美術館や博物館では多大な時間を要する方なのだが、今回時間が長引いた原因は証言ビデオを全部見ると言い出したヨメちゃんのせいだと思う。


 なのにこっちがじっくりメカを見ていたら、「遅い!早くして!」と言う。理不尽だ。






挿絵(By みてみん)


 悪名高い人間魚雷回天。想像以上に魚雷。魚雷内に下半身長座で座って上半身に艦橋部分を被せた感じと言えばイメージしやすいだろうか。ちなみに伝え聞いた話では、潜望鏡なんかものの役にも立たず、ただ当てずっぽうに進むのが精一杯だったそう。


 回天の詳しい諸元等は、他を参考にしていただくとして、これに乗れということは即ち「死ね」ということだという事が実機から伝わってくる。敵に当たるどころか肉薄できるかも分からない攻撃のために、一体何人が犠牲になったのだろう。


 人間とは斯くも残忍・残酷になれるものなのか。「敵」を目前にした残酷さとはまた違う残酷さを感じる。人間が1つの消耗品になる事が当たり前になってしまうのが戦争というものだと、つくづく思う。




 この長い見学の後、鉄のくじら館へ。ゆめタウンと大和ミュージアムの間にでんとホンモノの潜水艦「あきしお」が展示されているのはすっごいインパクト。残念ながら写真撮るヒマがなかった(この後広島駅のお好み焼き焼屋を予約していた)ので、パンフレットの写真を掲載。


挿絵(By みてみん)


まずビルに入って潜水艦の基礎知識を学んでから、いざ実機の中へ。


機密が多いため、見学できる所は限られるが……狭い。ドラマで見るのとは大違いの激狭。よくこんなのに乗って何ヶ月も耐えられるものだ。


発令所には退役自衛官っぽいおじいさんがいらっしゃったので、質問してみた。


「これ、前見えないのにどーやって運転するんですか?」


「ふむ。ではなぜ飛行機は暗闇でも飛べると思う?」


「………レーダー?」


「物は壊れるぞ?」


なんだか教官の授業みたいになってきたぞ。


「分かりません!」


「飛行機は高度の書かれた地図を元に飛んでいる。同じように船は海図を見て動く。だから能登半島地震では海図がずれてしまって船で行けなかったんだ」


なるほど!

分かりました教官殿!







【オマケ】


挿絵(By みてみん)

 呉名物 メロンパンさんのメロンパン。

 中にクリームがずっしり入ってる。



挿絵(By みてみん)

 広島名物もみじまんじゅう……の自販機。

 ひんやり冷たいらしい。



挿絵(By みてみん)

 しそふりかけ「ゆかり」……のドリンク。

 飲む勇気はなかったです。




心残りは海自カレー食べられなかった事。

でもどうやら某コンビニで発売されるらしいです。やったね。


それにしても赤煉瓦という喫茶店にパーフェクト・クリームソーダがあったのが心の底から悔やまれる!


神よ、オチをつけるなー!







この次の日、実家に顔を出して色々な話を聞いた中身は別エッセイに書いています。






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― 新着の感想 ―
私も大和ミュージアムはリニューアル以前に来館した事がありますが、1/10サイズの大和は圧巻ですし映像コーナーも時間が許す限り全て見たくなりますね。 そしてフリカケのゆかり味の飲み物ですか。 これは実に…
回天、名前きくだけでおぞましいですね。大和だ零戦だを作る技術があって、何故に人が乗らなきゃならない魚雷を作るのか。そういう問題ですらないんだろうな。人に死を押しつける奴ほど自分は安全な場所にいる。反吐…
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