第29冊 旅日記・呉の江田島編
広島の地を踏んだのはもう1か月も前。地震やら何やらですっかり書きそびれていたけれど、終戦の日を迎えたので書いてみよう。
広島駅はしばらく見ないうちにすっかり変わった。2階は全通式になって、そこに市電が乗り入れている。とても便利になった。ただ少しばかり淋しくもある。街の姿は時代に沿って変わっていくものだけれど、以前の駅の姿も忘れたくないと思ってしまう。
そこから呉線に乗って一路呉駅へ。市内からあまり東に行ったことがないので、少しワクワクする。
1時間ほど乗っていると、呉に到着。そこでレンタカーを借りて江田島にある海自の第一術科学校の見学に行く。日清戦争時から続く130年余の歴史がある場所で、高校の新入生合宿で生徒の心を折る有名な所でもある。うちの学校はここでカッター訓練しなかった(代わりに20km山道行軍が待ってた)ため、今回が初の訪問になった。
ちなみにこの訓練、手のひらのマメは破れ、尻が激烈に痛くなるとのこと。
ここの見学は時間制で、この日の第二回目の見学会に参加。海外からの人も含め、30人ばかりいた。食堂や売店がある会館に集まってから、退役された方?の案内で見学開始。とても由緒ある場所らしく、講堂の入り口は将校以外は階段も踏んではいけないとこもあったりする。その割には結構写真撮ってもOKで、ここで「坂の上の雲」も撮影されている。うちの高祖父・曽祖父はまず間違いなくいたはずの場所なので、静かに手を合わせておいた。
「教育参考館」という名の資料館には東郷平八郎の遺髪や坂本龍馬の具足など、海軍の重鎮達の遺物が展示されており、これだけでも一級博物館。ただ中は撮影は禁止だし、入館退館時には脱帽、一礼が必要。
外には雪風の錨や爆沈前に撤去された陸奥の砲塔が展示されている。この砲塔は海中から引き上げたものではないので、とっても貴重なものだとのこと。指揮官は損耗率が高いため、戦時中はこれで全員が砲術訓練をしていたらしい。
他にも写真を撮ったけど省略。見学後は売店でお買い物。関連グッズが山のように売っているので、ミリタリーファンはたまらないんじゃないだろうか。
この後対岸にある「江田島荘」にて一泊。
この旅館は温泉有りでTV無し。最近流行りの酒類、コーヒー等は種類が限られるけど飲み放題。ちょっとしたお菓子も食べ放題。夜食は海自カレーってのが、また何とも。
朝の瀬戸内海は内海なので波が穏やか。牡蠣筏が並んで浮いている。
この後「大和ミュージアム」「鉄のくじら館」に向ったのだが、想像以上に時間をくったのでした。




