第7話 織田信長と映画鑑賞
TOTOシネマズに到着した3名
劇場のロビーにはポップコーンの香りとアンモニア臭が漂っていた
狂ノ進
「なにを観ますか?」
志亜我
「特に観たいものはないかな~」
純
「私もです」
狂ノ進はポスターを見渡すとあるポスターを指差す
そのポスターは役所広司とアーニャが描かれていた
狂ノ進
「あれにしましょうか
『SPY×FAMILY VS 万引き家族』」
純
「家庭同士の温度感が違いすぎるだろ」
3人がわちゃわちゃしていると大量の鳩を引き連れた霧ンが映画館の入り口に現れた
「「「は?」」」
「そーれい!」
霧ンは鳩の留まった右腕をヒュンと唸らせた
霧ンの腕から飛び立った鳩はフロントへと一直線
更に数十羽の鳩がその後に続いて映画館を所狭しと埋め尽くした
劇場内は大パニックを起こした
肥大する悲鳴と怒号、君達が今日の主役だ!
「キャーなんだこれ!!!!!!!!!」
「そっちそっち!!!」
「このモップで叩け!!!」
「どうなってるんだよ!!!」
「こんなの採用情報に載ってなかった!!!」
「オレのチンチン生八ツ橋!!!」
特にポップコーン売り場にはハトが集中して大わらわである
純
「なんか混乱に乗じて一人変な奴いない?」
鳩を掻き分け3人に合流した霧ンは狂ノ進の手を握り走り出した
「こっち!急いで!!!」
志亜我と純もそれに続いく
一行は息を切らしてシアタールームに雪崩れ込んだ
「ハァハァ霧ンさん何故鳩を放ったんですか?」
霧ン
「驚かせてごめんなさい。
でもこうすると料金が10割引になるんです!」
志亜我
「成る程。霧ンちゃんは賢いねぇ」
人一倍息を切らして純が言う
「ハァハァ多分だけど複数の法に抵触するだろ
ていうか二人はいつまで手繋いでるんですか?」
純に指摘され霧ンは狂ノ進の手を離した
「ごっごめんね、咄嗟の事だったから」
狂ノ進はといえば満更でもなさそうな面持ち
「いえ今度はアッチの方も握って欲しいものですね」
お利口にも席に着いた4人
席順
志亜我 霧ン 狂ノ進 純 織田ペニス信長
志亜我が霧ンに話しかけた
「霧ンちゃんが中々来なかったから適当にフードとドリンク買ったけど、どれがいい?」
霧ン
「人魚の肉とネクタールが良いかな」
志亜我
「生への執着が凄いな」
織田
「泣かぬなら」
今度は霧ンが狂ノ進へ話しかけた
「狂ノ進さんは映画がお好きなんですか?」
狂ノ進は舞い上がって答えた
「僕は年間で言うと10本弱も映画の予告編を観ていますから、かなりの映画マニアを自負しています」
霧ン
「金曜ロードショーも毎週観てるんですか?」
狂ノ進
「有名な映画の声優を本人役として起用することで、合法的に権利関係をスルーするスバルのCMは毎週欠かさずチェックしてますね」
霧ン
「じゃあもしかして映画のコラムを連載できるんじゃないですか?」
狂ノ進
「えぇ僕がその気になれば日本中を熱狂の渦に巻き入れることも可能でしょうね」
純がまた誰にも聞こえないくらいの声量で溢す
「コラムニストには荷が重いだろ」
織田
「殺してしまえ」
志亜我
「あっ!そろそろ始まるんじゃない!楽しみ~」
織田
「僕ペニス」
劇場がフッと暗くなり映画が始まった
※本小説アップ時には、ここで『SPY×FAMILY VS 万引き家族』の内容を事細か、且つ大胆不敵な文章力で鮮やかに描写していたのですが、小説家になろうの運営元である株式会社おやつカンパニー様からこの部分が著作権保護法に違反するという警告を受け泣く泣くカットするという判断をいたしました。
文字で見るファスト映画を楽しみにされていた読者の皆様並びにその保護者の方々
そして役所広司様、アーニャ様を始めとした『SPY×FAMILY VS 万引き家族』のエンドロール各位に
深くお詫びに申し上げます。
敬具




