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ホスト転生  作者: 阿門 甲斐吽


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【第54話】誇り高き女王の陥落


 (くだ)()った三叉槍(みつまたやり)破片(はへん)海面(かいめん)へと()(そそ)(なか)海王(かいおう)リヴァイアの肉体(にくたい)は、シオンの(はな)った「支配(しはい)(どく)」によって内側(うちがわ)から(はげ)しく侵食(しんしょく)されていた。


 魚人族(ぎょじんぞく)女王(じょおう)としての(ほこ)りと膨大(ぼうだい)魔力(まりょく)必死(ひっし)拒絶(きょぜつ)しようとするが、()れる海水(かいすい)そのものがすでにシオンの淫靡(いんび)魔力(まりょく)汚染(おせん)されている。


 彼女(かのじょ)呼吸(こきゅう)をするたびに、(みずか)らの意志(いし)でその邪悪(じゃあく)(どく)胎内(たいない)奥深(おくふか)くへと()()んでしまっていた。


「あ、はっ、あぁ……っ! 身体(しんたい)が……(しん)から、ドロドロに、()かされていく……!?」


 リヴァイアは(みずか)らの(ゆた)かな胸元(むなもと)()きむしり、水面(すいめん)でもがき(くる)しんだ。


 冷徹(れいてつ)であるはずの深海(しんかい)女王(じょおう)(はだ)が、妖艶な(ようえんな)桃色(ももいろ)へと上気(じょうき)し、下半身(かはんしん)(うろこ)が、シオンの魔力(まりょく)同調(どうちょう)するように(うつく)しいエメラルドグリーンへと変色(へんしょく)していく。


 肉体(にくたい)破壊(はかい)する(いた)みなどどこにもない。


 ただ、脳髄(のうずい)直接(ちょくせつ)(つか)んで(はげ)しく()さぶるような、(あらが)(がた)絶対(ぜったい)(てき)快楽(かいらく)征服(せいふく)波動(ほうが)が、彼女(かのじょ)精神(せいしん)内側(うちがわ)から(くる)わせていく。


「クフフ、四天王(してんのう)ともあろう(もの)が、水面(すいめん)無様(ぶざま)()ねる(さかな)のようだな。リヴァイア、お(まえ)のその気高(けだか)(ひとみ)が、(おれ)への欲情(よくじょう)()まっていく(さま)(じつ)(うつく)しいぞ」


 シオンは毒水(どくすい)()した海面(かいめん)(うえ)を、まるで(かわ)いた大地(だいち)(ある)くかのようにゆっくりと(ちか)づいていく。


 その背後(はいご)からは、戦闘(せんとう)()えた七人(ななにん)美女(びじょ)たちが、冷酷(れいこく)愉悦(ゆえつ)()みを()かべている。


「シオン(さま)、この高慢(こうまん)(おんな)調教(ちょうきょう)は、このルビリアにお(おまか)せください」


 サキュバスのルビリアが、(ふと)ももの内側(うちがわ)(きざ)まれた刻印(こくいん)(あや)しく明滅(めいめつ)させながら(あゆ)()た。


 彼女(かのじょ)淫魔(いんま)(つばさ)が、(あら)たなる玩具(おもちゃ)(まえ)にして歓喜(かんき)(ふる)えている。


「どれほど強固(きょうこ)精神(せいしん)()っていようと、シオン(さま)絶対(ぜったい)支配(しはい)魔力(まりょく)(おか)された肉体(にくたい)ですもの。(わたし)愛欲(あいよく)術式(じゅつしき)(すこ)(なが)()んであげるだけで、すぐに忠実(ちゅうじつ)なメスに()まれ()わりますわ」


()て、ルビリア。こいつのプライドを根底(こんてい)からへし()るには、まずはかつての同僚(どうりょう)にその姿(すがた)()せてやるのが一番(いちばん)だ」


 シオンが背後(はいご)視線(しせん)(おく)ると、(うつ)ろな(ひとみ)をした火炎公爵(かえんこうしゃく)フレアロードが、(まえ)(あゆ)()た。


 かつて魔王軍(まおうぐん)(かた)(なら)べていた四天王(してんのう)姿(すがた)()()たりにして、リヴァイアの(ひとみ)絶望(ぜつぼう)(いろ)(はし)る。


「フ、フレアロード……お(まえ)本当(ほんとう)に、人間(にんげん)(こころ)まで()(わた)したというのか……っ! 四天王(してんのう)の、(ほこ)りはどこへやった……!」


(だま)れ、(さかな)風情(ふぜい)が……。シオン(さま)こそが絶対(ぜったい)(かみ)……。()がすべてを(ささ)げた御方(おかた)だ……」


 フレアロードの(くち)から()()たのは、完全(かんぜん)理性(りせい)(うば)われ、()()らされた(けもの)言葉(ことば)だった。


「クフフ、安心(あんしん)しろ、お(まえ)もすぐに(おな)(よろこ)びを()ることになる」


 シオンはリヴァイアの(まえ)(ひざ)をつくと、()れた彼女(かのじょ)(かみ)乱暴(らんぼう)(つか)みとり、その(かお)強制(きょうせい)(てき)(うえ)()かせた。


「さあ、お(まえ)のその(ほこ)(たか)血肉(けちにく)に、(おれ)()えない刻印(こくいん)(ふか)()()けてやる」


 シオンがリヴァイアの(あご)(つか)み、その(うる)んだ(くちびる)へと自身(じしん)指先(ゆびさき)()()れた。


 指先(ゆびさき)から(あふ)()高濃度(こうのうど)の「(せい)捕食者(ほしょくしゃ)」の魔力(まりょく)が、彼女(かのじょ)喉奥(のどおく)へと直接(ちょくせつ)(そそ)()まれていく。


「んむっ、んんぅぅぅッ……!?」


 リヴァイアの身体(しんたい)(ゆみ)なりに(はじ)けた。脳髄(のうずい)()()けるような圧倒(あっとう)(てき)快楽(かいらく)衝撃(しょうげき)に、彼女(かのじょ)視界(しかい)()(しろ)()まる。


 魔王(まおう)への忠誠心(ちゅうせいしん)や、深海(しんかい)統治(とうち)してきた一族(いちぞく)のプライドが、シオンの邪悪(じゃあく)魔力(まりょく)によってドロドロに融解(ゆうかい)し、再構築(さいこうちく)されていく。


 やがて、彼女(かのじょ)胸元(むなもと)から腹部(ふくぶ)にかけて、シオンの支配(しはい)(しめ)紫黒色(しこくしょく)の「深層刻印(しんそうこくいん)」が、(はげ)しい(ねつ)(ともな)って()()がり、その(はだ)へと()()けられた。


「あ、は……あっ......ぁ......。()るな......フレアロード......み、()ないでくれ......」


 リヴァイアの(ひとみ)から反抗(はんこう)(ひかり)()()り、そこにはただ、シオンの足元(あしもと)(いき)(あら)くしながら、さらなる快楽(かいらく)()(あわ)れな姿(すがた)しかなかった。


「フハハハハ! 見事(みごと)()ちっぷりだ! 海王(かいおう)リヴァイア、今日(きょう)からお(まえ)(おれ)のものだ!」


 シオンの狂気(きょうき)(てき)高笑(たかわら)いが、(しず)まり(かえ)った海原(うなばら)(ひび)(わた)る。


 リヴァイアを掌握(しょうあく)しつつあるシオンは、毒化(どくか)完全(かんぜん)支配下(しはいか)においた海水(かいすい)(あやつ)り、リヴァイアの肉体(にくたい)水面上(すいめんじょう)へと()()がらせた。


「リヴァイア、お(まえ)(まも)(つづ)けてきたその処女性(しょじょせい)(おれ)(せい)徹底的(てっていてき)(よご)してやる。四天王(してんのう)として君臨(くんりん)するお(まえ)が、どんな(こえ)()げるか(たの)しみにしているぞ」


 シオンはリヴァイアの下半身(かはんしん)()れた。


 すると、シオンの絶対(ぜったい)支配(しはい)魔力(まりょく)呼応(こおう)するように、人魚(にんぎょ)のような魚尾(ぎょび)中央(ちゅうおう)から左右(さゆう)へと()け、()れそぼった一対(いっつい)(うつく)しい人間(にんげん)(あし)へと変貌(へんぼう)していく。


 魚人(ぎょじん)(ぞく)にとって、(あし)()ることは(もっと)無防備(むぼうび)屈辱(くつじょく)(てき)瞬間(しゅんかん)であり、その(もっと)()められた場所(ばしょ)に、シオンの(するど)質量(しつりょう)容赦(ようしゃ)なく()()てられた。


「あ、はぁっ!? そこは、だめ……そんな、人間(にんげん)の、モノなんて……っ!」


 拒絶(きょぜつ)言葉(ことば)とは裏腹(うらはら)に、シオンがその(こし)一気(いっき)(しず)めると、リヴァイアの肉体(にくたい)歓喜(かんき)悲鳴(ひめい)()げた。


 (みず)属性(ぞくせい)濃厚(のうこう)魔力(まりょく)(はら)んだ彼女(かのじょ)胎内(たいない)は、(ほか)(おんな)とは比較(ひかく)にならないほどの尋常(じんじょう)ならざる水圧(すいあつ)()()けを()っており、シオンのモノを強烈(きょうれつ)()()げる。


 シオンは彼女(かのじょ)(こし)両手(りょうて)(つか)み、水面上(すいめんじょう)という不安定(ふあんてい)足場(あしば)利用(りよう)して、(した)から()()げるように(はげ)しく(こし)(うご)かした。


 リヴァイアは()()のない水面(すいめん)(うえ)で、シオンの荒々(あらあら)しい衝動(しょうどう)をその()にすべて()()めるしかない。


 ()()げられるたびに、彼女(かのじょ)胎内(たいない)から(あふ)()愛液(あいえき)海水(かいすい)()ざり()い、淫靡(いんび)水飛沫(みずしぶき)となって周囲(しゅうい)()()った。


「んあぁぁぁッ! すごい、身体(からだ)(おく)が、沸騰(ふっとう)してしまう……! シオン(さま)、シオン(さま)ぁッ!」


 海王(かいおう)としての気高(けだか)さは完全(かんぜん)(くず)れさり、リヴァイアはシオンの(くび)必死(ひっし)にしがみつきながら、絶頂(ぜっちょう)(なみ)幾度(いくど)()まれていく。


 シオンの猛烈(もうれつ)(うご)きは、彼女(かのじょ)最奥(さいおう)にある子宮(しきゅう)(くる)ったように(たた)き、そのたびに深海(しんかい)魔力(まりょく)四散(しさん)して、周囲(しゅうい)海面(かいめん)(はげ)しく波打(なみう)った。


 後方(こうほう)では、七人(ななにん)美女(びじょ)たちが、その圧倒(あっとう)(てき)調教(ちょうきょう)(げき)(あつ)吐息(といき)()らしながら()つめている。


「リヴァイアが、あんなに無様(ぶざま)()いて……シオン(さま)魔力(まりょく)で、完全(かんぜん)(なか)まで()()えられているわ……」


 アルテミシアが吐息(といき)()らす。


「ふふ、(つぎ)(わたし)たちの(ばん)ね。でも、まずはあの生意気(なまいき)(おんな)徹底的(てっていてき)(こわ)されるのを見届(みとど)けましょう」


 ルビリアが(ふと)ももの内側(うちがわ)粘液(ねんえき)(したた)らせながらも理性(りせい)をたもつ。


 シオンはさらに速度(そくど)()げ、リヴァイアの胎内(たいない)最奥(さいおう)()けて、自身(じしん)の「(せい)捕食者(ほしょくしゃ)」の全魔力(ぜんまりょく)集中(しゅうちゅう)させた。


 リヴァイアの(あし)がシオンの(こし)(かた)(から)みつき、限界(げんかい)以上(いじょう)快楽(かいらく)によってその(ひとみ)白目(しろめ)()きかける。


「お(まえ)のすべてを(おれ)(どく)()たしてやる! ()()れ、リヴァイア!」


「あ、あぁぁぁぁぁッ!!」


 シオンの(あつ)咆哮(ほうこう)(とも)に、リヴァイアの胎内(たいない)最奥(さいおう)へと、ドクドクと大量(たいりょう)白濁(はくだつ)した支配(しはい)(どく)(そそ)()まれた。同時(どうじ)に、リヴァイアの肉体(にくたい)からも膨大(ぼうだい)魔力(まりょく)潮汐(ちょうせき)噴出(ふんしゅつ)し、彼女(かのじょ)(はげ)しく身震(みぶる)いしながら、人生(じんせい)最大(さいだい)絶頂(ぜっちょう)(むか)完全(かんぜん)気絶(きぜち)するようにシオンの(むね)へと(くず)()ちた。




(だい)55()(つづ)






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