【第42話】快楽の饗宴
シェリアという魔王軍の暗殺者を完全に屈服させ、その褐色の肢体を自らの色に染め上げたシオンは、息を荒くして横たわる彼女をベッドに残し、私室のさらに奥へと続く重厚な扉を開け放った。
そこは、選ばれた者だけが入ることを許された謁見の間を兼ねた広大な大浴場であった。
立ち上る濃厚な薔薇の湯気と、甘く淫らな魔力の香りが部屋を満たしている。
そこには、すでにシオンの「性の能力によって絶対の忠誠と調教を施された、美しき美女たちが、主の訪れを待ちわびていた。
「お待ちしておりました、シオン様。シェリアの洗礼は無事に終わったようですね」
最初に声をかけたのは、魔導士リーナだった。
高潔なローブを乱雑に着崩し、豊かな胸元を露わにした彼女は、知的な瞳の奥のを完全に濡らし、シオンを見つめている。
「ふん、あの生意気なダークエルフも、シオン様の楔の前にはただの牝犬になったか」
そう言って長い銀髪を揺らしたのは、フェンリルのセレナだ。
「シオン様……ルナリス、もう我慢できません……。シオン様の匂いが、ここからでも漂ってきて、身体が熱くて、おかしくなりそうです……」
ウルフ族、族長の娘ルナリスが、引き締まった四肢をそわそわと震わせ、獣特有の鋭い嗅覚でシオンの放つ濃厚なフェロモンを嗅ぎ取り、もじもじと自身の秘部を太腿で擦り合わせている。
「ふふ、みんな欲しがりさんだねぇ。でも、シオン様の最初の愛をいただくのは、この私よ」
妖精族のルミナリアが、透明に輝く羽を羽ばたかせながらシオンの腕を引き寄せその豊かな胸元をすり寄せた。
「クク……全員、良い顔をしているな。シェリアを圧勝した後のご褒美だ。お前たち全員に、俺の愛をたっぷりと分け与えてやる」
シオンがそう宣言すると、女たちの間から歓喜の吐息が漏れた。
そこへ、先ほどの部屋から、すでにシオンの毒にどっぷりと浸った黒耀の魔女アルテミシアが、生まれたままの姿で、気絶したシェリアの腕を引いて現れる。
「シオン様……このシェリアも、私がさらにシオン様の愛に溺れさせて差し上げます……」
「よし、全員まとめて、快楽の奈落へ連れて行ってやる。来い!」
シオンの号令とともに、淫靡な饗宴が始まった。
まずシオンの唇を奪ったのは妖精族のルミナリアだった。
シオンの首にしがみつき、舌を深く絡ませ合う。
妖精族特有の甘い唾液がシオンの口の内に広がり、同時にシオンの猛る質量が、リーナの蜜で濡れる秘部へと突き立てられた。
「ひゃあああっ!? シオン、様……いきなり、そんな、奥まで……っ! ああ、脳みそが、シオン様の熱い魔力で焼き切れちゃう……!」
リーナは、白目を剥きながら絶頂の悲鳴を上げた。
シオンが腰を動かすたびに、知性派の魔導士としてのプライドは霧散し、ただ快楽を貪る肉の塊へと変えられていく。
そのリーナの背中に、ウルフ族のルナリスが這い寄り、彼女の豊かな胸を揉みしだきながら、シオンの腰の動きに合わせて自らも身体を震わせる。
「リーナ、気持ちいい……? ルナリスも、シオン様に突かれたい……。ねえ、シオン様,次はルナリスの番……っ!」
「焦るな、ルナリス。お前たち獣族には、もっと激しいのがお似合いだろ?」
シオンはリーナから楔を引き抜くと、待ちきれないといった様子で四つん這いになっていたルナリスの、蜜が溢れる秘部へと、一気にその楔を突き入れた。
「がはっ!? あ、あああぁぁっ! 凄い、太い、熱いのが、お腹の底を突き破るぅぅっ!」
ルナリスは獣特有の尾をピンと直立させ、激しく身体をのけ反らせた。
シオンは彼女の豊かな臀部を掴み、容赦のないリズムで腰を打ち付ける。
肉がぶつかり合う卑猥な音が響き渡り、ルナリスの口からはよだれが垂れ流された。
「クッ、ルナリスばかりずるいぞ……! 私だって、シオン様の楔を欲しているのだ!」
誇り高きフェンリルのセレナが、嫉妬に瞳を不気味に光らせながら、シオンの楔の前に自らの秘部を突き出す。
シオンはルナリスの奥に濃厚な種を吐き出すと、すぐさまセレナの腰を掴み、その神聖なる聖域へと自らの質量を沈めた。
「ひぎぃっ!? あ、熱い、熱すぎる……! これが、魔王軍をも狂わせるシオン様の愛……! ああ、私……もっと、もっと私を壊して、シオン様ぁっ!」
セレナは長い銀髪を振り乱し、シオンの首にしがみついて快楽の悲鳴を上げ続けた。
その傍らでは、アルテミシアとルミナリアが、意識を取り戻しつつあるシェリアの身体を再び快楽で責め立てている。
リーナも加わり、女同士で肌を寄せ合い、シオンの愛を共有し合うことで、部屋全体の淫靡な魔力は最高潮に達していた。
「さあ、お前たちの中に、俺の極上の愛をすべて注ぎ込んでやる!」
シオンはセレナ、そして再び求めてすがりついてきたリーナ、ルナリス、アルテミシア、ルミナリア、そしてシェリアを代わる代わる引き寄せ肉体を交わらせ続けた。
大浴場の湯気は、女たちの放つ濃厚な雌の匂いと、シオンの雄としての圧倒的な魔力によって完全にドロドロの愛欲の霧へと変わっていた。
第43話へ続く




