【第41話】快楽の果てに
「く……あ、は……っ!? な、何だ、この感覚は……!」
漆黒の隠密装束を無惨に引き裂かれ、褐色の肌を容赦なく晒されたシェリアは、激しい羞恥と未知の快感に身を震わせていた。
暗殺者として、いかなる拷問にも耐えうる精神を培ってきたはずだった。
だが、シオンの手のひらが肌に触れるたび、そこから体内へ直接注ぎ込まれる魔力は、彼女の強靭な自制心を容易くドロドロに溶かしていく。
「どうした、魔王軍最強の暗殺者。一族の再興を背負うその身体が、随分と素直に震えているじゃないか」
シオンは冷徹な笑みを浮かべたまま、シェリアの引き締まった細い腰を後ろから強く抱きすくめた。
彼の「性の捕食者」の能力は、触れ合う肌を通じてシェリアの精神を完全に支配している。
彼女の意思とは無関係に、秘部からはこれまで経験したことのないほど濃厚な蜜が溢れ、太ももを伝って床へと滴り落ちていた。
「下、衆……っ、お前など、に……あ、あんっ!」
強気な反抗は、シオンが彼女の敏感なうなじに舌を這わせた瞬間に、甲高くて淫らな悲鳴へと変えられた。
耳元で囁かれる低く冷酷な声が、彼女の脳髄を直接揺さぶる。
「口ではなんとでも言えるな。だが、お前の身体はすでに俺の毒に侵されている。ほら、見てみろ」
シオンが促した視線の先には、ベッドの上で自らの秘部を指で弄りながら、恍惚とした表情でこちらを見つめるアルテミシアの姿があった。
かつて冷徹な将軍として畏怖されていた同胞が、ただの牝犬のように成り下がっている。
その現実が、シェリアの誇りを内側から激しく打ち砕いた。
「シェリア……諦めなさい……っ。シオン様の楔を受け入れれば、その乾いた心がどれほどの歓喜で満たされるか……あぁ、私のように、あなたもすぐに理解できるわ……!」
「黙れ、アルテミシア……!私は、お前のように……ひゃううっ!?」
拒絶の言葉を紡ぐ唇は、シオンの強引な愛撫によって塞がれた。
容赦なく胸元を揉み解され、尖った先端を指先で弾かれるたび、シェリアの頭の中は真っ白に染まっていく。
ダークエルフの王女として、気高く生きることを誓ったはずの心が、シオンの手によって快楽の奴隷へと書き換えられていく恐怖。
だが、その恐怖すらも、背中から押し寄せる圧倒的な快感の波に呑まれて消えていく。
「さあ、これ以上焦らすのも無粋だな。お前のその頑なな誇りを、完全に蹂躙してやる」
シオンはシェリアの身体を強引に向き合わせると、豪奢なベッドへと押し倒した。
アルテミシアが這い寄り、シェリアの足を進んで広げて固定する。
かつての同胞に肢体を開帳されるという最大級の屈辱に、シェリアは顔を赤く染めて涙を浮かべた。
「や、やめ……お願い、それだけは……っ!」
「懇願する相手を間違えているぞ。お前を救えるのは、もう俺の楔だけだ」
シオンは、すでにドロドロに濡れそぼり、自身の訪れを待つようにせわしなく脈打つシェリアの奥深くへと、容赦なくその熱い質量を突き立てた。
「ひぎゃああああっ!? あ、あつ、熱い……っ!身体が、裂ける……あ、あぐぅっ!」
未開の聖域を乱暴に貫かれたシェリアは、背中を大きく反らし、白目を剥いて絶叫した。
ダークエルフの褐色肌に、アルテミシアと同じ禍々しくも美しい紫の紋様が浮かび上がり、生き物のように激しく脈動を始める。
シオンの極上の魔力が、彼女の胎内を限界まで押し広げ、肉体の隅々まで染め上げていく。
「クク、最高の締め付けだ。やはり誇り高き王女を組み敷く快感は格別だな」
シオンは一切の容赦なく、腰を激しく打ち付ける。
肉と肉が激しくぶつかり合う卑猥な音が、静かな私室に響き渡る。
「あ、は、あぁぁっ! 脳が、溶ける、溶けちゃう……っ! いや、こんな、下衆な男に……ひゃんっ! 激しい、お腹の奥が、壊されちゃうううっ!」
突き上げられるたびに、シェリアのプライドは粉々に砕け散っていく。
拒絶しようと動かす手は、いつしかシオンの逞しい背中に回され、より深い快楽を求めるように彼に強くしがみついていた。
彼女の意識は、完全にシオンの愛欲の毒に最適化され、快楽の電流を脳へと送り続けている。
「そうよ、シェリア……! シオン様の極上の楔を、その身体に刻み込みなさい……っ。あぁ、素晴らしいわ、あなたも私と同じ、シオン様だけのものになるのね!」
アルテミシアがシェリアの顔に自らの胸を押し付け、自身の蜜で濡れた指を彼女の唇に押し込む。
前後の両方から押し寄せる、濃厚すぎる淫靡な洗礼。
シェリアの紫の瞳からは完全に知性が失われ、ただただ快楽の奈落へと堕ちていく陶酔だけが宿っていた。
「あ、あ……シオン、様……っ! 私、私は……王女なのに、暗殺者なのに……お前、の、もので、イっちゃうううっ!」
「いい鳴き声だ、シェリア。そのまま俺の名前を叫んで、快楽の奴隷になれ!」
シオンが最後の猛る一撃を奥深く突き刺した瞬間、シェリアの身体はビクンと大きく硬直した。
彼女の胎内へと、熱い魔力が容赦なく注ぎ込まれる。
「ひゃああああああっ!? あ、あ、あ、シオン様の、熱いのが……入って、くる……頭が、おかしくなるぅぅっ!」
シェリアは絶頂のあまり激しく身体を痙攣させ、大量の蜜を噴き出しながら、恍惚の表情のままベッドへと沈み込んだ。
その瞳には、もはや魔王軍の暗殺者としての鋭さは微塵もなく、絶対の支配者であるシオンへの、盲目的な従属の光だけが揺らめいていた。
ダークエルフの誇り高き王女は、今、完全にシオンの性の捕食者としての毒に屈し、その絶対的な支配下に囚われた。
第42話へ続く




