表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ホスト転生  作者: 阿門 甲斐吽


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

34/70

【第34話】ルビリア・ブラッドローズ


 鉄血(てっけつ)(とりで)最奥(さいおう)(つめ)たい石造(いしづく)りの(ゆか)に、魔戦士(ませんし)ルビリア・ブラッドローズの身体(からだ)()()された。


 冷酷(れいこく)なる(よる)女王(じょおう)(おそれ)られたその威厳(いげん)は、(いま)(どろ)のように()()り、(あら)吐息(といき)(したた)(みつ)(あま)(かお)りだけが部屋(へや)()たしている。


 シオンは優雅(ゆうが)(あし)(はこ)びで、(ひざまず)(あえ)ぐルビリアへと(あゆ)()る。


 (かれ)視線(しせん)は、獲物(えもの)(もてあそ)捕食者(ほしょくしゃ)のそれだった。


随分(ずいぶん)(あつ)身体(からだ)になったな、ルビリア。(さき)ほどまでの(つめ)たい眼差(まなざ)しはどこへ()った?」


 シオンが(つめ)たい(こえ)(ささや)き、その指先(ゆびさき)でルビリアの(ほて)った(ほお)()でる。


 ルビリアは(のう)()()れそうなほどの快楽(かいらく)(うず)(なか)で、必死(ひっし)にシオンの足首(あしくび)にすがり()いた。


「あ……シオン(さま)……っ! 身体(からだ)が、(こわ)れそうです……ッ! (わたし)(なか)に……貴方(あなた)支配(しはい)を……もっと、もっと(あた)えて……ッ!」


 純血(じゅんけつ)のサキュバスとしての(たか)(ほこ)りは、(かれ)絶対的(ぜったいてき)愛欲(あいよく)魔力(まりょく)によって、完璧(かんぜん)(めす)としての本能(ほんのう)へと()()えられていた。


 シオンは冷笑(れいしょう)()かべ、ルビリアの(くろ)軽装鎧(けいそうよろい)金具(かなぐ)力任(ちからまか)せに()()っていく。


 無機質(むきしつ)(おと)()てて(おも)防具(ぼうぐ)(ゆか)(ころ)がるたび、ルビリアの(はだ)露出(ろしゅつ)し、シオンの()()()けられる。


 胸元(むなもと)から腹部(ふくぶ)へ、そして秘所(ひしょ)へと(つづ)曲線(きょくせん)は、魔戦士(ませんし)として(きた)()かれた(つよ)さと、愛欲(あいよく)()まった淫靡(いんび)(よわ)さが()ざり()う、至高(しこう)芸術(げいじゅつ)(ひん)だった。


「ふむ……。(わる)くない。」


 シオンがルビリアの(ゆた)かな(ふくら)みを無遠慮(ぶえんりょ)(わし)(づか)みにすると、ルビリアは全身(ぜんしん)(ゆみ)なりに()らせて絶叫(ぜっきょう)(てき)(あえ)ぎを()らす。


「あ、ぁあっ! シオン(さま)……ッ! (いた)い、けど……ああんっ! もっと、もっと(さわ)って……ッ! (めす)としての本能(ほんのう)が……貴方(あなた)(もと)めて(くる)いそうです……っ!」


 シオンは(おのれ)のそれをルビリアの秘所(ひしょ)()()み、躊躇(ちゅうちょ)なく一気(いっき)()()れる。


「あ、ぁあああああっ!?」


 ()けそうな快感(かいらく)と、身体(からだ)深奥(しんおう)まで支配(しはい)されるような圧倒的(あっとうてき)質量(しつりょう)に、ルビリアは()見開(みひら)き、白目(しろめ)()く。


 彼女(かのじょ)体内(たいない)(なが)()むのは、ただの情欲(じょうよく)ではない。


 シオンの魔王(まおう)(てき)支配者(しはいしゃ)としての強制(きょうせい)(てき)な「命令(めいれい)」の波動(はどう)そのものだった。


 その一突(ひとつ)一突(ひとつ)きのたびに、ルビリアの理性(りせい)(くだ)け、シオンの(いろ)()まっていく。


()ろ、ルビリア。魔戦士(ませんし)(ほこ)りなんてものは、(おれ)(まえ)ではこの程度(ていど)玩具(おもちゃ)()ぎない」


 シオンはルビリアの(かみ)(つよ)(つか)み、自分(じぶん)(かお)()()せる。


 ルビリアは(なみだ)唾液(だえき)(かお)()らしながら、恍惚(こうこつ)(てき)()みを()かべる。


「あ、あぁ……ッ! (こわ)して……ッ! (わたし)魔戦士(ませんし)としての(たましい)も、この身体(からだ)も、(すべ)貴方(あなた)()きなように調教(ちょうきょう)してください……ッ! 魔王(まおう)(さま)への忠誠(ちゅうせい)も、(ほこ)りも、全部(ぜんぶ)貴方(あなた)()てさせられた! (いま)(わたし)は、ただシオン(さま)(よく)()たすための牝犬(めすいぬ)ですっ……!」


 (はげ)しく(こし)()()け、ルビリアの身体(からだ)(おく)(あつ)場所(ばしょ)執拗(しつよう)()くたびに、シオンの支配(しはい)(かん)(たか)まる。


 ルビリアの淫魔(いんま)(はね)(みだ)れ、(くう)()く。


 彼女(かのじょ)秘所内(ひしょない)痙攣(けいれん)(てき)にシオンのそれを()()け、(あま)悦楽(えつらく)(みつ)大量(たいりょう)()()す。


最高(さいこう)のコレクションだな、お(まえ)は。魔族(まぞく)(ぐん)最強(さいきょう)(よる)女王(じょおう)が、こうして(おれ)(もと)(あえ)いでいる」


 シオンの(ひく)(こえ)に、ルビリアは(とろ)けきった表情(ひょうじょう)で、何度(なんど)自分(じぶん)(した)をシオンの(ほお)()わせる。


「ああ……ッ! (すべ)てを(うば)ってください……っ! 貴方(あなた)の……ッ! 貴方(あなた)()めで、(わたし)何度(なんど)でも支配(しはい)してっ……ッ! ああっ、(おく)っ! (おく)に……っ!」


 (はげ)しい(まじ)わりは、(とりで)(つめ)たい(かべ)(ふる)わせる。


 ルビリアの(ひとみ)はもはや魔王(まおう)(ぐん)(しょう)ではなく、ただ(ひと)()支配者(しはいしゃ)狂信(きょうしん)(てき)(あい)(ささ)げる奴隷(どれい)のそれだった。


 (なん)()もの絶頂(ぜっちょう)()(かえ)し、その(たび)にルビリアは精神(せいしん)境界(きょうかい)崩壊(ほうかい)させて()く。


 シオンが最後(さいご)支配(しはい)(きざ)()もうと、さらに(つよ)(こし)()()げると、ルビリアは(くう)(あお)()て、(たか)絶叫(ぜっきょう)(とも)意識(いしき)(うみ)へと(しず)んでいった。


「あ、ああああっ! シオン(さま)っ……ッ! (わたし)(わたし)……っ! 貴方(あなた)の、貴方(あなた)所有物(しょゆうぶつ)ですっ……っ!」


 (あら)呼吸(こきゅう)(なか)で、シオンは満足(まんぞく)げにその(かみ)乱暴(らんぼう)()でる。


 (とりで)(そと)では、寝返(ねがえ)った魔族(まぞく)たちが、自分(じぶん)たちの(あたら)しい支配者(しはいしゃ)であるシオンの凱旋(がいせん)(いわ)うかのように、(しず)まり(かえ)っていた。


 支配(しはい)完了(かんりょう)した。


しかし、その勝利(しょうり)余韻(よいん)(なか)で、シオンは(まど)から(とお)南方(なんぽう)(そら)(なが)める。


 (やみ)深奥(しんおう)から、地響(じひび)きが(かす)かに(つた)わって()()がした。


 魔王(まおう)(すで)(うご)いている。


 この鉄血(てっけつ)(とりで)での出来事(できごと)は、今後(こんご)()(ひろ)げられる壮大(そうだい)支配(しはい)物語(ものがたり)の、まだ序章(じょしょう)()ぎないのだ。


 シオンは(うで)(なか)で、まだ身体(からだ)痙攣(けいれん)させているルビリアを()()せ、獰猛(どうもう)口元(くちもと)(ゆが)めた。


魔王(まおう)か……。面白(おもしろ)い。この()足掛(あしが)かりに、大陸(たいりく)全土(ぜんど)(おれ)(いろ)()()げてやる」


 闇夜(やみよ)()()(とりで)上空(じょうくう)で、(いびつ)(つき)がシオンたちの支配(しはい)(わら)っていた。


 物語(ものがたり)は、(さら)なる淫靡(いんび)冷酷(れいこく)領域(りょういき)へと()()んでいく。



(だい)35()(つづ)




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ