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Creator of the world  作者: andras
進化する島
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コウキはベーグの願いを聞いて刀を受け取ると鞘から抜いて構えた。コウキが鞘から引き抜いた瞬間刀身は黄金に輝き出した。コウキが構える頃には波紋が光り輝きコウキのスタイルに変わっていた。コウキの魔法に反応した刀身は黄金に輝いているのだがコウキは構えて見て黄金がどの魔法の性質なのか分からなかった。魔法の性質的に火は赤風は緑水は水色土は茶雷は黄色という風に輝くのだが黄金はいったい何なのだろうか。コウキは考えるのだった。

ベーグはコウキの持つ剣が黄金に輝くのを見てかなりの衝撃を受けていた。黄金に輝く剣など聞いたことも見たこともない。そしてやはりコウキが持つ事によってこの剣は全ての力を発揮するのであろう。波紋の輝きは強く美しい何より剣が喜んでいるようだった。

「この剣素晴らしい物を見させてもらいました。ありがとうございますコウキ様」

「ん?あぁもういいのかベーグの剣もいい出来じゃないかここまで精密に作るなんて凄いぞ」

「何をおっしゃいますやら是非コウキ様の技術を教えて頂きたい所でその剣はなんという名を刻むのですかな」

「この剣というか刀はな宗三左文字っていうんだ。」

「刀ですかなそれにその名前は?」

コウキはベーグに刀と名前について説明していった。刀の特徴から使い方そして名付けの理由を説明していった。宗三左文字とはコウキが好きな武将の愛用する刀であった。困難な戦いから当時脅威だった武将に見事に勝ち抜き奪い取った名刀であり世界統一、一歩手前で散っていった男の刀コウキはこの男の生きざまが好きだった。世の中の事には囚われず常に自分の信念のために戦った男であり、小さな世界に囚われず常に広い視野を持ちその欲望から最後は裏切られて死んだ男であった。誰よりも運が良くまた誰よりも嫌われまた誰よりも貪欲だった男コウキはこの世界でこの島を発展させるにはこの男のような気持ちも必要だと思っていた。

ベーグは刀の説明を聞いてコウキという人物像が見えなくなってしまった。この島を一人で発展させるほどの技術を持ちそして最強の戦力があるにも関わらずこの島に集中しあまり戦闘を好まず戦闘力ではなく豊かさを求める平和を好む人間かと思っていたら刀の話ではかなり強欲な男に憧れを持つという。全くの矛盾が生じているのだ。しかもその矛盾は不思議な事にコウキの言う通りでコウキ自ら戦闘しに行くなどはなくこの島を豊かにすることだけを考えて生きている。かと思えば凄まじいい力を持った刀という武器を作り出しまた先ほど見た列車というものは戦争に使えばかなりの脅威となるだろう。コウキは元々平和でモラルある二本で育っているため戦闘など危険な行為などしようとは考えもせずまた歴史上の偉人が好きで刀や武器なども男の子として興味があるのだ。この世界では戦いは当たり前の事であり常に死と隣合わせのためコウキのような相反する考えを持つ事は考えられないだろう。

「なるほど良く分かりましたぞ。それで今後わしらはどうすればいいんじゃ?」

「そうだねこれからなんだけどケインと協力して船を作ろうと思っている。魔鉄鋼の使い方も教えるしこれからは向こうの学校で魔法も教えて行く予定だからゴルドから何か頼まれているのならそれを合間に作って貰っても構わないよ」

「なるほどなるほど分かりましたぞ早速教えてくだされ」

ベーグはやる気満々のようで安心した。コウキは早魔鉄鋼について教えていった。鉄鉱石にマナクリスタルとレアメタルを溶かして作る配分を教えていった。そして船の船体作りのために大きな型に流し込むように教えていった。また骨組み用のパーツ担当など色々な担当に分けて教えることになった。

「ひとまずこの魔鉄鋼に慣れたいから好きな物を作らせてくれんかのぅ」

「もちろんいいよ好きに使ってくれなじゃ俺はいったん向こうに帰るよ」

コウキはステラが心配なためあまりこちらに長居するつもりはない。ベーグ達はとりあえず好きに作りたいそうなので任せて帰ることにした。材料さえできていれば後はコウキが魔法で組み立てるだけだ。エンジン部分と操縦席部分は魔法で勝手に作れるためここにいる必要はないのだ。

さてベーグ達に後を任せたコウキは午後の帰りの列車に乗って村に帰って来ていた。船も作りたいがこの島の食糧事情も中々にギリギリである。そちらについても対応しなければならない。そして何よりコウキは早くイネが作りたかった。この世界でもコメが食べられるという興奮がコウキを突き動かしていた。半日かけて帰ってきたコウキは家に帰って休んだ後次の日の朝畑に来ていた。

「おやこうきじゃないかいどうしたんだい」

「やぁベーグそろそろ畑を作る時期だと思ってなついでにこの種を作ってほしいんだ」

「お安い御用だよ任せときなそれでこれは何なんだい」

「それはねまずムギ次にイネそしてマメだなムギはベアリーが得意そうだしマメは普通に育てられるから任せるよ問題はイネなんだけどね」

コウキはベアリーにイネの育て方について説明していった。まずはそもそもイネとは何なのかについてから説明していく。穀物の一つであり身には栄養の詰まった身がなる事コウキは昔イネを主食として食べていたこと。そして作り方についてはまずは苗を育てる。ある程度育つと水田という水を張った特殊な畑で育てる穀物である。これから水田についてはコウキが作る予定である。

「そうかい分かったよあんたが食べてたものなら最優先につくらないとねぇ」

「まぁ頼むよ明日隊員の皆が畑の拡張を手伝ってくれるらしいから後は任せたよ」

コウキはベアリーに種をまかせた。次は肝心の水田作りの場所だ。やはり水を調整しやすいためコウキが作った用水路の近くが良いだろう。森の中に入るとある程度の大きさを決めて魔法で掘っていく。ある程度掘ると土を耕して行って完成だ。後は水を張って苗を植えれば完成だ。

「こういう水場での作業ってリザードマンの皆は得意なのかな」

リザードマンは水場での適性があり素早く正確に動けるのだがもしかしたら水田での作業も得意なのかもしれな。しかし問題としては村から港に行くまで列車によってかなりのアクセスの良さが実現したのだが問題としてはコウキが行きたいときにすっといけないということだ。どうするべきかコウキは考えていた。しばらく考えていたがアイデアが浮かばないためコウキはいったん村に戻る事にした。ちょうど昼どきで腹も減っていたからだ。腹が減っては戦が出来ぬというからな。

コウキはいったん家に帰りステラと一緒に昼食を楽しんだ。昼休みが終わりコウキが水田について考えながら村を歩いているとこの前リザードマンの川に行った時に出会った二人の女の子の姿がみえた。ちょうど向こうでの作業がいったん終わり休みをもらえたため村の見学に来ていたのだ」

「やっぱりコウキ様は凄い力よねリッタ」

「そうよねこれ全部コウキ様が作ったんですものね」

「やぁ二人ともさしぶりだな」

いきなり話しかけられたミーアとリッタはびっくりしてしまった。コウキは申し訳なく思いながらもそのまま話かけた。

「俺だよ俺ミーアにリッタだったかな二人とも元気にしてたかな」

「なんだコウキ様かびっくりしたなぁ」

「コウキ様とは知らずにいきなりすいませんでした」

「いやいやいいんだよそれよりさちょっと時間ある?」

「どうしたんですか特に用事があるわけではありませんよ」

「私も大丈夫ですコウキ様」

「それは良かったじゃちょっとこっちに来てくれ」


読んでくれてありがとう!

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