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Creator of the world  作者: andras
進化する島
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バロメの出産が無事に終わり村での心配事がひとまず片付いたコウキは新しく作った精錬所に来ていた。ここから帰るまでの日数を使って鉄道を仕上げようと思う。リュディアの洞窟に宝石を置いてから鉱石採掘用の穴の方にクリスタルが精製されるようになったそうだ。今ドルトンが張り切って採掘してくれている。ひとまずコウキは全てを混ぜ合わせて魔鉄鋼インゴットを作っていた。マナクリスタルの力によってより強力で魔力の良く通る鉄鋼を作る事が出来る。機関車が作りたいので石炭は使用したいこだわりもなく全部魔法に頼ってしまっては面白くない。神さまからの制限により内部の構造が確認できないがみらったイメージをそのままに魔鉄鋼に魔力を通して車体を作っていく。エンジン部分から車輪に動力を伝えるための機関の作成運転席部分のど各パーツに分けて作っていった。もちろん魔法によって火を作ったり水を精製したり出来るがその部分はリアルにこだわっていく。コウキは鉄道を作りながらもしっかりと家に戻りステラとの時間をしっかりと作った。今までのように夢中になって作業場に籠ってしまわないようにしっかりと気を付けた。毎回家に帰るコウキにステラは驚いていた。

そして2週間ほどかけてこだわりにこだわりぬいた魔道機関車を作り上げることが出来た。見よこれがコウキの最高傑作魔道機関車ドーントレス号だ‼。リーノ達が横で必死にレールを作ってくれている中コウキは自慢げに見せてきた。リーノ達もコウキが細部にこだわって作り込んでいた新しい物にかなりの興味を持っていたためコウキの言葉に近づいて行った。

「やっと出来たんですねコウキさん是非見せてください」

「おう皆任せとけ詳しく説明していくぞっとその前にっと」

コウキは倉庫の一部を改造して鉄道の整備スペースを作っていった。かなりの量出来上がっていたレールをセットしていきリュディア製の糸を使ったクレーンで車体を持ち上げてレールに乗せる…レールにのせ

「これ重すぎて上に載せられないぞ‼」

「えぇぇぇぇ⁉どうするんですかこれ」

コウキは思わぬところでミスをしてしまった。細部にこだわって車体を作ったせいでかなりの重量になってしまった。神さまに貰ったイメージだけで一気に作ればきっともっと簡易的に軽く数日で作れたことだろう。しかしコウキのこだわりのおかげでパーツごとにこだわって作り組み合わせたためかなりの重量になってしまったのだ。そのせいで魔法を使ったクレーンでも車体を持ち上げることが出来なかった。

「これどうすっかなこのままだとここに飾ってるだけだぞ」

コウキが考えていると目の前にあったドーントレス号が勝手に持ち上がっていった。上を見ると進化したくもまる達が集まって糸を絡めてレールの上に持って行ってくれた。

個体名アーマードキングスパイダー隆起した体はとてもごつくて力がありそうだ。しかも10匹はいるだろうかもし敵として出て来たら一匹でもかなり厄介な敵になる事だろうが味方となるとここまで力強い味方はいない。10匹いるとは言えかなりの重さの物を簡単に持ち上げて運んでくれている。

「くもまるーありがとー」

コウキがくもまる達に声をかけて感謝を伝えるとくもまる達は右前足を上げて答えてくれた。ついでにコウキはくもまる達に線路を引くのを手伝ってもらうことにした。

「すまんリーノまずは線路を通さないと走らせることが出来ないから性能だけ説明していくぞ動かすのは線路が出来てからな」

コウキはまず線路の張り方をくもまる達に見せていった。アーマードキングスパイダーが重いレールを運び手先の器用なアラクネがレールを固定してくれるのだ。将来的には島全体に走らせる予定であるがとりあえず港と村までの一本道のため真っすぐに通すだけだ。後でジン達にも声をかけて手伝ってもらおう。くもまる達に線路の張り方を教えた後コウキはリーノにドーントレス号の性能を教えていった。まずはなんと機関車であるにも関わらず客車や貨物を8台引いても最高速度なんと時速80キロを出す事が出来るとんでも性能だ。魔鉄鋼により動力の伝え方と馬力が上がりかなりのパワーを出す事が出来ている。そして運転席は機関車ならではの石炭配給用の穴から機関車の難しい操作性を全て魔法による魔道操作で完結にした。レバーを倒すだけで魔力配給が変わりスピードを制御することが出来る。ブレーキはフットペダルにして緊急で手が塞がっていても押すことが出来るようになっている。煙が出る煙突部分にはスライムがいやすいようにスライム用の層を作りただの白い煙が出るようにしておいた。煙が出ないように作る事も出来たがやはり機関車の魅力でもあるので煙は出したかったのだ。車幅自体は広めにとる事により横にかかる力もかなり耐えられるようにした。これにより事故も起きずらくなっている。全体的に色は黒く男らしい設計がされている。ボイラーなどの丸みのある車体から土台は角ばった土台で重厚感を演出した。全体も長めに設計し武骨な感じがたまらない車体に仕上げた。男の子なら分かるよね黒くてごつい車体から煙を噴き出して走って来る姿こんなのかっこいいに決まっている。そしてこの機関車なにより驚くのが魔力制御による魔法での遠隔操作である。これによってコウキは操縦に集中しながらも周りの景色を楽しむことが出来るのだ。コウキは一つずつ皆に見せていった。リーノ達青年の製作組はみんな目を輝かせて説明を聞いていった。やっぱり男の子だ。こういう乗り物には憧れが強いのだ。

「どうだ皆かっこいいだろ凄いだろ」

「コウキさんはさすがですねこれは憧れますよ自分でも作って見たいです」

「そうだな皆が大人になって一人前になったら秘伝の製作図を授けてあげよう」

コウキはイメージを図にしてリーノ達が色々な事を学んでいい人間に成長したらこのイメージを伝承することに決めた。そのためにもしっかりと教育面を頑張っていかなければならない。

さて機関車を走らせてみたいという欲求を抑えつつもまだ線路が出来ていないため村に線路が出来るまでに駅を作る事にした。ジンに話をして村の入り口に材料を持って来てもらうとグロッテを呼んできた。グロッテに今から作る機関車反転用のレールの作り方を教えていくためだ。これをしなければ前に行くか下がるかしか出来ないため帰りがダサくなってしまうのだ。

「いいかなグロッテグロッテの腕を見込んで今から見てほしい作業がある。魔法も使うんだけどそっちはヤシャに手伝ってもらう用に頼むからさ」

「コウキ様のお手伝いが出来るなんて光栄ですよなんだってやります」

よしグロッテはやる気満々そうで良かった。まぁ駅は建物だけなのでグロッテの建築に任せるとして問題は回転するレール転車台作りだ。全長10メートルほどの大きさのドーントレス号が乗るだけのレールを乗せるために鉄骨の上に全長に多少余裕を持たせて引いていく。次に土魔法によって直径11メートルの穴を掘っていく。真ん中に土台を組むと軸を作って回転できるようにした。軸に細工を施し定位置に列車が来ると下に動力を繋げて魔道蒸気機関の力で回転できる仕組みを作った。グロッテは動力とギアの組み合わせによって動かす方法を熱心に見ていた。この仕掛けにより転車台が回転し向きを入れ替えることが出来る。魔鉄鋼で一気に作り上げていった。

「どうだグロッテ分かったかな?」

「はいコウキ様仕組みは理解しましたがあっしにはこの魔鉄鋼を加工する技術がありませんよ」

「それについては俺がもう一個作って今からグロッテに港に戻って設置してもらう予定だ多分グロッテが転車台と駅を作るころには線路がつながると思うから頼めないかな」

「是非やらせて頂きますよ任せてくださいコウキ様」

グロッテはやる気満々そうで安心した。何気に感覚で転車台を作って見たが上手く行って良かったと思う。


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