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Creator of the world  作者: andras
進化する島
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さて今日からドワーフの皆を待つ間村で過ごすことになったのだがさしぶりに村に帰ってくると色々と物が整って来ていた。まずはリュディアが作ってくれている糸と布なのだが冬の間はくもまるの皆が全員で手伝ってくれていたらしくかなりの在庫が出来ていた。浜近くにある倉庫一帯はリュディア製の布でいっぱいになっていた。

次にケインを中心に鍛冶をやってくれている皆が作り続けてくれた鉄インゴットにレンガだ。こちらもかなりの量があり工房の倉庫に入りきらず浜の倉庫の半分はレンガとインゴットで埋まっている。他にもドルトンが採掘は続けてくれているのだが石炭は洞窟の温めのために使用していたことや鍛冶のために使っていたため備蓄はあるがそれほど多くは溜まっていないようだ。そして最後に紙の生産なのだがこちらもステラと婦人会の皆ステラのお腹に子供がいると分かってからはベアリーが頑張ってくれており子供たちのための学校を作るには十分な量が出来ており村全体に紙は配給されジン達にかなり喜ばれていた。

 せてここで次に作りものは当然鉄道を作るための準備な訳だが魔道機関車を作るためにはまずは線路がいる。本体だけ作っても走れなければ意味がない。そこでまずは線路を作るかとにした。コウキはステラをいたわりながら朝の家事を済ませた後ヘイゼル工房に向かった。コウキが工房に入ると既に中には火が入れられており作業の準備が進められており中にはリーノ達がせっせと働いていた。

「さしぶりだなリーノ元気にしてたか?」

「コウキさんお久しぶりですねあれからずいぶん成長しましたよ」

「さすがだなリーノ丁度いいぞ手伝って欲しいんだがいいかな」

「もちろんですよ最近は道具も作り過ぎちゃって作る物が無くて暇していたんですよ」

「よーしじゃまずは俺が作っていくからな見ていてくれよ」

コウキは早速線路のためのレール作りを開始した。まずは粘土に魔力を込めてレールの形に加工する。魔力によって強度は上がり長さ3メートルの長さの型が出来上がった。魔力による加工はコウキしか出来ないため皆が作れないため何個か予備を作っておいた。次に溶鉱炉に鉄鉱石と石灰石を入れて溶かしていく。溶けて混ぜ合わさった所で溶鉱炉から溶けた液体を型に流し込んでいく。インゴットを作る時と同じ要領なのだが石灰石の量などを調整して鉄の強度の強い物を作っていく。型に流し入れた後冷やし固めたら完成だ。Iの形の長さ3メートルほどのレールの完成だ。コウキは出来たレールをリーノに見せる。

出来たレールには念のために硬度化の魔法と風の魔法の応用で酸化防止の魔法を施して一本完成だ。

「よーしこれがとにかく大量にいるんだリーノやってくれるかな」

「これは道具用の鉄よりもかなり固めなのですね」

「そうだなこれでかなりの重さを支え続けなければいけないからなしかもこれが沢山いるんだだから頑張ってほしい」

「分かりましたしかし作り方自体は簡単なので出来るのですが溶鉱炉などが一基しかないのであまり多くは望めませんよ人自体は皆が手伝ってくれるのですがね兵隊の皆も訓練と交代で作業しに来てくれますし」

「なるほどなそれなら少し増やそうかなどうせだから港がある方向に作ろうこういう工場は居住スペースの近くだと良くないからな」

「そうなんですか?」

「あぁそうだよ物を燃やした時に出る煙からは生物の体に良くない物質が含まれているんだよだからあんまり近いと良くないんだ」

「あぁそれなら多分大丈夫じゃないですかね」

「え?そうなのかどうして大丈夫なんだ?」

「それは直接この工房とかの煙突を見て貰えば分かると思いますよ」

リーノに煙突を見ろと言われたコウキは梯子を使って屋根に上ると煙突の中を覗いてみたすると中に灰色の液状の物体が浮いていた。

「なんだよこれ一体何なんだ?」

「これはスモークスライムって言います昔から煙突とか火事が起きた時などに現れて煙を食べてくれるんですよだから煙突からでる煙は吸っても特に問題ないかと思います」

「そんなスライムがいるのか凄いな流石だよ」

流石は魔法ありモンスターありの異世界だ。煙から出る公害物質を主食にするスライムがいるなんて素晴らしい事だ。そういえば人が住むことが出来ないというモンスター島には毒の霧が発生する沼とか酸性のガスが発生する谷があるとリュディアが言っていたが同じ世界にある以上風に乗って流れてくるはずなのだが一切それがない。きっとスモークスライムが危険な毒素などを食べてくれているからなのだろう。そんなスライムがいるならこの先工業製品をドンドン作っていっても大気汚染の心配がない。将来温暖化による温度の上昇の心配もない。

よーし問題も一気に解決したところでコウキは工場の場所を決めていく。ヘイゼル工房や村の中では公害問題が無くなったとはいえそこまで大きな場所がないためやはりなしだ。

港に向かう道の方向に少し行った所に作る事にした。アレクに声をかけて物資を運んできてもらってから港に作った精錬所の要領で大型の工場を作っていく。造船所を今回は作らないため精錬所だけだから大きさはかなり小さくなっている。しかし大量のレールを保管しなければいけないため大型の倉庫を併設しておいた。

「しかしコウキ様また大きな施設を作りましたねこれはなんの施設なのですか」

「これはな鉄道用の工場だよ他にも大型の工業製品とかも作る事が出来るぞ」

「コウキ様が移動用にと考えていた鉄道というものですねこれほど大掛かりのものなのですね前聞いた話から大掛かりな作業になるとは思っていたのですが」

「まぁなここを拠点にガンガンこの村を発展させるために色々作っていくぞ。あっ‼そうだ早くリーノ達にもここを教えてあげないとな行くぞアレク」

コウキは早くここをリーノに見せてあげたいようで走り出していった。コウキはすぐに工房に戻るとリーノを連れて工場に連れて行った。この施設は魔法をふんだんに使われており岩場魔道工房とでも言うべきなのだろうか。コウキはリーノに使い方を教えていく。中にある巨大な溶鉱炉からは魔法で大量の風を送り込むことができ高温を保つことが出来る。そしてそのまま大きな作業スペースに連結されて川の水を利用して一気に型を冷却することが出来る。一通り説明した後コウキはリーノに使い方を教えるためにこの施設を使って見せる。溶鉱炉の中に大量の鉄鉱石と石灰石を入れて一気に融解していく。魔法で風を送り込むことで一気に温度を上げて高温を出していく。溶けて混ぜ合わさった後型に流し込んでレールを作ると水で一気に冷やして固めていく。レールが完成すると魔法の力で動くリュディア特製のクレーンで運び出して倉庫にそのまま収納することが出来る仕組みだ。

「という感じでこの工場を使うんだけどどうかなリーノ分かったかな」

「素晴らしい設備だということは分かりましたこれなら一気に大量の鉄製品を作る事が出来ると思います。でも僕は魔法が使えませんよ」

「あぁそのことなんだがなこの鉄道計画なんだけどこの島全体に走らせようと思っているんだ。鉄道が完成したら向こうの皆も読んで学校を開設して皆に魔法を教えていく。いずれは魔法が当たり前の時代を作る予定だ。それまでは傭兵隊の皆や親衛隊の皆に強力して貰ってここを動かしてくれないかな」

「それは素晴らしい考えですね是非それでやりましょう僕も頑張りますよ今から‼」

「俺はいったん家に帰るよステラが心配だからな」

リーノのやる気は爆発しているようで大変期待が出来る。ドルトンとか採掘班も手伝ってくれるようなのでかなり安心だ。さてリーノに使い方を教えたコウキは体を綺麗にした後家に戻って来た。ステラは子供がいると分かってからは婦人会の皆に働くことを制限されヘイゼルとバロメの飼育小屋に行くことは出来るが作業はあまり出来ないらしい。それに日中はハナがステラの所に来るため一緒に散歩したりしているそうだ。昼前に家に戻るとステラは家に帰って来ていた。家にはハナやフーレにハシヒメもいてとても賑やかだった。フーレは家の事をやってくれているようで大変助かっている。ティファニーがいなくなってからはベアリーが仕切っていたようだが今ではフーレも戦力に加わりバリバリ働いてくれている。


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