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Creator of the world  作者: andras
発展する島編
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コウキはベーグと一緒に洞窟を回った後ひとまず外に出てきた。

「どうかなベーグ初めてにしては上手くできたと思うけど」

「素晴らしいですぞコウキ様まさかここまで力が特出しているとは思わなんだ。皆を中に案内してもいいかの?」

「気に入ってもらえたのなら良かったよ。もちろんさ皆のために作ったんだから是非使ってくれ」

ベーグは皆の元に行くとコウキが作った洞窟のことを皆に話した。みんなベーグの話を聞いて驚いていたが実際に目の前に見せられたら納得せざるえないため皆喜んで洞窟に入って行ってくれた。全員余裕をもって入れるように作ったので皆には快適な生活を送ってもらいたい。全員が洞窟に入ったあとベーグはコウキのもとに戻って来た。

「コウキ様後は我らにお任せくださいなんの作業もせずに暮らすなどドワーフの名折れじゃ中に完璧な空間を作り上げてみせるのじゃ」

「分かったよ落ち着いたら事務所か温泉地の方に来てくれ。」

ベーグは頭を下げると洞窟の中に入っていった。コウキはドワーフが嬉しそうな顔をして洞窟に入っていくのを見ていたのでとても満足のいくものになった。日もかなり落ちて来たのでコウキは拠点に戻るのだった。

 コウキが拠点に戻り部屋に入ると中でハシヒメが待っていた。

「うぉっ!びっくりした中にいたのか静かだし分からなかったぞ」

「ステラ様からコウキ様を任されましたので手を抜くことは出来なません全力でコウキ様のサポートをしたいと思っています。」

「そっかそれはありがたいじゃお腹空いたしご飯にしようか任せていいのかい?」

「はいお任せくださいお食事ですねご用意します少しお待ちください」

ハシヒメはコウキやステラの期待に応えようと張り切って部屋を出て行った。コウキはハシヒメの後ろ姿を見送って中々にやる気もあって期待感を感じた。それからしばらくコウキはハシヒメを待った。ハシヒメが出て行ってから既に1時間ほど経過しているだろうか外もすっかり暗くなっていた。

「おかしいなこの拠点まだまだ食糧もあったしキッチンもあると思うんだけど」

一向に帰ってこないハシヒメを心配に思ったコウキは部屋を出て食堂に向かってみた。食堂に入ると親衛隊の皆がご飯を食べてのんびりしていた。

「コウキ様どうしたんですか俺たちと一緒に飯どうです?」

「ヘルハウンドそれもいいとは思うんだがなここにハシヒメ来なかったか?」

「そういえば鬼のお嬢ちゃんが結構前にここに来たような気がしますなオイ皆どこいったか知らないか?」

ヘルハウンドは食事をしていた隊員達に聞いてくれた。皆考えていたようだが覚えがないようだった。皆で考えていると食堂にクリスが入って来た。

「おやコウキ様どうなさったのですか?」

「あぁクリスかさっきハシヒメがここに来たと思うんだけど見当たらなくてなどこ行ったか知らないか?」

「そういえば厨房で見かけましたけど結構前ですよ?」

「オイちょっと待てなんか焦げ臭くないか?」

皆でハシヒメについて話していると一人の隊員が焦げ臭いにおいに気が付いた。コウキも鼻を嗅いでみると確かに焦げ臭いにおいがしていた。

「確かに焦げ臭いけど…まさか‼」

少し嫌な予感がしたコウキは急いで厨房に向かった。中に入ると中にはやはりハシヒメがいた。しかも目の前の鍋からは黒い煙が出ていた。

「大丈夫かハシヒメどいてくれ!」

急いで鍋に駆け寄るとハシヒメをどかして急いで火を消した。蓋を開けると真っ黒こげで得体のしれない物が中に入っていた。

「危なかったなハシヒメ大丈夫だったか?」

「ごめんなさいコウキ様私実は料理したこと無くて火を入れないといけないことは分かっていたのですがどうなれば肉に火が入っているのか分からなくてずっと火にかけていたのですが真っ黒になってしまいました。」

「もしかしてずっと煮込んでたのか?」

「はい昼に食べたスープが美味しかったので私も作れるかと思ったのですが」

どうやらハシヒメは部屋を出て行ってからずっとビッグボアの干し肉を見込んでいたようだ。鍋いっぱいに入れた水は蒸発してしまい鍋肌に張り付いた肉が焦げ付いて真っ黒になってしまっていたのだ。ハシヒメは焦げた鍋の中身を見てかなり落ち込んでいるようだった。

「ごめんなさい食べ物を粗末にしてしまいました。せっかくの食糧なのに」

「えっとハシヒメは料理したことないのか?」

「申し訳ありません小さいころは母が食事の準備をしてくれていました。村を追われてからはゴルド商会に保護されるまではほぼ食事というものはしていませんでしたし保護されてからは出来上がって物を頂いていたので」

ハシヒメの境遇や話を聞いてコウキは納得した。出来ないのではなく知らないのだ。それは今後の事を考えても教えれば出来るようになるだろうし未来があるのだ。もしかしたらステラはこのことを察してあえてやらなければいけない環境に飛び込ませたのかもしれない。コウキはそのために選ばれたのだ。

「なるほどなそれじゃしょうがないな確かに食べ物をダメにしてしまったことは行けないことだ。しかし人ってのは失敗する生き物なんだ分からなければ誰かに聞けばいいんだよ。知らないことは恥ずかしいことじゃない。しらないままやって失敗することが一番いけないことなんだいいねハシヒメ」

「はい申し訳ありませんでした」

ハシヒメはコウキに怒られて沈んでしまった。しかし乗り越えてもらわなければこの先の成功などありえないのだ。

「よしハシヒメ今回の事は反省したんだからもういいよ次に今回の失敗を取り戻せばいいんだよ。まずは一緒にご飯を作ろうか」

コウキの言葉にハシヒメは顔を上げてくれた。しっかりと学んで自分の力にしようという意気込みを感じた。コウキはハシヒメのやる気を感心すると一緒にご飯を作っていく。焦げてしまった鍋はさすがにもう使えないほどの状態だったので新しい鍋を用意して調理を開始した。

「いいかいハシヒメまず肉なんだけどハシヒメはどうやったのかな?」

「はい鍋に水を張って中に入れて火をかけました特に肉には何もしていません」

「なるほどなまず肉なんだけど塊のままだと火の通りが悪いだからある程度切ってから鍋に入れるんだ。そうするとすぐに火が通るし短時間で調理することが出来る。料理っていうのは時間も大切なんだ。時間をかけすぎるとその分燃料も使うし肉も硬くなってしまうんだ」

「なんで切った方が良いのですか」

「そうだね肉を切ると小さくなるだろそしたらお湯に触れる面積も大きくなる。お湯に触れる場所が増えるってことはそこから熱が肉に伝わるってことだ。塊のまま中に入れると塊の中は全くお湯に触れていないから火の通りが悪いんだ。」

「なるほど分かりました。」

「それで煮込んでいくんだけど表面の色が変わってきたらここで野菜を入れるんだ。野菜の方が火の通りが速いからね」

「野菜の方が火の通りが速いなるほど分かりました」

「よしじゃここで蓋をして火を落とすぞ」

「野菜を入れたばかりですよ大丈夫なんですか?」

「そうだな炭っていうのはな火が消えてもまだ十分に熱を持っているんだ。だから余熱で十分野菜にも肉にも火が入るんだ。これ以上火をつけても意味ないしもう切って大丈夫だよ」

「余熱で火が通るですか分かりました」

ハシヒメは先ほどコウキに言われたことを守りコウキの言うことをしっかりと聞きながらコウキの調理風景を見ていた。しっかりとコウキの教えることを取り入れているようだ。



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