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Creator of the world  作者: andras
発展する島編
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なんだかんだ港を作ったり旅館や畳作りに時間がかかり結局一ヶ月ほど時間が掛かってしまった。ひと段落していったん皆にオフにして休暇にしてもらった時ジン達が村から港までの道を切り開いて整備してくれた。

「お疲れ様皆温泉あるから是非入ってくれな疲れが取れるぞ」

「コウキさんありがとうございます是非入らせてもらいます」

コウキは道を作ってくれた皆を労うために温泉と新しい居住エリアに案内していった。始めて温泉に浸かった皆はとても気持ちよさそうに温泉に浸かってくれていた。

「やっぱり温泉はいいな今度ステラも連れてこよ」

コウキが皆に温泉に浸かってもらい満足していると完成した道から傭兵隊のキオウが走って来ていた。キオウは風の魔法を纏ってかなりのスピードで走って来たようでかなり疲れを見せていた。コウキの前に着くと一瞬で呼吸を整えていた。さすが鬼人族だ。

「どうしたんだキオウ急いで村に何かあったのか?」

「はいご報告があります今朝方ゴルド商会の商船団がこの島の北側の浜に到着しまして対応を求めて来ましたのでこの港の事を伝えました。なのでもうすぐこの港に着くかと思います」

「ゴルド達着いたんだ分かったよ。というかキオウは朝からここに来るまでずっと走って来たのか物凄いスピードだな」

「道も整備されていましたし緊急の要件化と思いまして全力で来ました」

「お疲れ様キオウも温泉に入って行ってくれ本当に疲れが取れるからさ」

「それではお言葉に甘えさせてもらいます」

コウキはキオウを温泉に案内した後すぐに港に向かった。港の事務所に入るとガロスが待機していたのですぐにゴルドが来たことを伝えた。

「なるほど到着しましたか分かりました対応させていただきます」

ガロスはアンタイオスを呼び出すとすぐに小型艇を出して随伴して戻ってくるように伝えた。コウキが事務所でしばらく戻っていると港の入り口から大型船が5隻侵入してくるのが見えた。なかでも先頭の船はひときわ大きくゴルド船団のシンボルである闘牛のマークの付いた旗がたなびいていた。ガロス達の指示のもと所定の場所に停泊させて桟橋を渡していく。するとすぐに船から特徴的な丸太体系のドワーフであるゴルゴが下りてきた。

「これはこれはコウキ様お待たせしまして申し訳ございません並びに今回は難民の支援のために立ち上がって頂き感謝しております」

「久しぶりだなゴルド相変わらずだな」

「えぇ今回はかなりのビジネスチャンス...ではなくコウキ様との親睦を深めるのと並びに難民支援のために色々と物資も是非受け取って頂きたく思います」

ゴルドとコウキが話している間に船からドワーフの難民が次々と降りてきている。そんな中後方の船からひときわ変わった集団が下りて来ていた。

「ん?あの人たちは?」

「あぁあれはリザードマンの種族でしてコウキ様が他にも難民がいたら連れて来てもいいとおしゃっていたので連れて来ました。」

「そうか意外と難民って多いんだな」

「そうですね今少々問題が起きてましてね反乱やクーデターが起きている所がありまして少々緊張状態が大陸で続いております。ちいさな争いも多く小さな集落などは困っているのですよ」

「そっかそれは危険だなクーデターなんてそんなに起きないと思うけど」

「そうですねなんでも裏で暗躍する輩が貴族や王族をそそのかして戦いを引き起こすことで儲けているとか全く商売するものとしてけしからんですな」

「なるほどそういう事情があるのか」

ゴルドの話に少し引っかかるものを感じた。闇組織によるクーデターは他人事ではないのだ。実際にネメアでも反乱が起きコウキもその事件にかかわっているのだ。もしかしたらネメア国よりももっと大きな問題があるのかもしれない。

「まぁこんな所で話すのもなんだしゴルドは事務所に来てくれ」

コウキは事務所にゴルドを案内する。ガロス達に移住のために見てもらった人たちはいったん港の倉庫に案内してもらっている。二人は事務所に入ると話し合いを開始した。

「それで今回来てもらった人たちなんだけど皆はどういう環境で住むのがいいんだ?」

「はい我々ドワーフ族は基本的には普通種と変わりませんが山を好んで集落を形成します。その山が鉱山ならばなお喜ぶでしょうね」

「なるほど山かここにも山はあるから気に入ってくれるといいな」

「まぁ好んでいるというだけで絶対ではありません現に私は世界中を渡り歩いていますからね」

ゴルドは自虐交じりに説明をしてくれた。

「じゃ次なんだけど他の種族の人は?」

「はいリザードマンは川に住みます。住処は種族特有の物なので彼らにしか作れません任せておいて問題ないかとそれで最後なのですが」

「何かあるのか?」

「いえ鬼人族の難民でしてひとまず保護はしたのですがいかんせん鬼人族は価値観が独特でありますしかなり争いの激しい地区に住んでいたようで女子供しかいませんでした恐らく戦いに負けたのでしょう男たちは勇猛ではありますが数で押されたのではないかと」

ゴルドの話にコウキは深く考えてしまった。難民が来るということはどういうことなのか当然不幸な事が起きて自分たちの住んでいた所を何らかの理由で退かなければいけない人たちが難民として助けを求めるのだ。しかも鬼人族特有の価値観とは強い者に従うなのだが集落の男たちは負けてしまい女子供しかいないとなれば不安だろう。

「なるほどな良く分かったよゴルドよく連れて来てくれた。必ず皆幸せになれるように頑張るよ」

「さすがコウキ様ですそうおしゃると核心しておりました。ドワーフについては我々の約束でもある職人を同伴させていますので場所させ指定していただければあとは職人に任せれば問題ありませんので道具なども持たせていますから建築に必要ような物資だけお願いいたします。」

「なるほどな分かったよその件も大丈夫こっちも全力で支援するからさ」

「それで我々が用意した物資についてなのですが」

「いつも悪いなありがとゴルド」

「いえいえヒート様から以前にお題はおただいておりますし今回は難民支援ということですので我々の顔が立つというものですよ」

「それで今度は何をもってきてくれたんだ?」

「はい前回見回った時に気が付いたのですがこの島にはあまり家畜がおりませんなあの羊二匹ではとてもやっていけないのではないのでしょうか」

「あの二匹は家畜というか俺の家族だだからこの島にはまだ何もいないな」

「そうでしたかこれは失礼しました」

「いやいいんだよ」

「それでなのですが勝手ながら牛を8頭雌が6匹で雄2匹それから鶏を15羽ほど連れて来ております船ということもあり数は少ないですがしっかりと子も産める健康体ですので今後は増えるでしょう」

「それは嬉しいなミルクと卵欲しかったんだよこの島まだまだ食としては発展してないんだよな調味料も塩と胡椒しか無いからさ後薬草だけど味にバリエーションが増えればもっと広がるのにな」

「コウキ様は美食家ですな大陸でも調味料などあまり出回っていませんし胡椒なんて贅沢品ですよ」

「そうなのかこの島には自生してたけどな」

「この島は恵まれていますな羨ましいですよ」

「とりあえず皆には移動してもらうから少し待っててくれな」

コウキはいったんゴルドとの話を終えるとアレクを呼んで皆の特徴について話あった。

「山ということですが温泉地で問題ないのではないでしょうか火山ではありますが鉱山も豊富だと思われます。それにリザードマンですがそちらも温泉地で対応できます川も近いですし住みやすい環境かと」

「それもそうだな問題は鬼人族なんだけど」

「いまこちらにキオウが来ているので相談してみるのがいいかもしれません傭兵隊は男しかいませんが同じ種族なので上手く対応してくれると思います。」

「そっかとりあえずはその方向で行動開始だとりあえず皆に会おうか顔見せもまだしてないからな行くぞアレク」

コウキはまずは皆との信頼を得るのと仲を深めるために倉庫に向かった。



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