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Creator of the world  作者: andras
発展する島編
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さて今回もいつものメンバーで行動を共にするコウキは慣れた手つきで準備に取り掛かる。アレク達も慣れたものでアレクの指示もなく部隊に分かれている。皆の準備を待ってからアレクがいつもの陣頭指揮を執り始めの訓示を述べていた。

「諸君今回コウキ様は新たな挑戦のために陣地に向かう足を引っ張ることなく有事の際には後れを取ることなく速やかに行動せよ」

「そんなに心配する必要はないよ今は動物も休眠期に入ってるからね皆も体が冷えないように気おつけてね」

「「「「「「「「「「「「「「「了解我が剣はここにあり」」」」」」」」」」」」」」」

アレクの訓示が終わった後ジン達の上陸した海岸までの旅が始まった。前回アレク達は強硬偵察隊として3日ほどの計算で進んだのだが今回は冬ということもあり進路の状況は悪い雪で冷え込み体力も奪われてしまうし緊急の要件でもないためゆっくり進むことにした。そのため予定としては1週間ほどの多めの時間で見積もり行動している。

コウキ達はゆっくりと村から出ていった。

コウキ達が村から出て行ってしばらくした後訓練場にはクロス軍の隊長が集まって会議が行われていた。全体のまとめ役はジンが担っていた。

「さて今回のコウキさんの考えている計画ですが我々が上陸した場所に港を作ろうという計画で現在行動していますそこで我々もいったん訓練を止めてコウキ様のために力を尽くそうと考えています。」

「それでガロスさん私達は何をすればよいでしょうか」

こういう時に進んで動いてくれるのが今やこの島の遊撃と火力のエースであるヤシャ達遊撃部隊だ。コウキとの魔法訓練で過酷な環境での訓練を乗り越え屈強な部隊になりしかもかなりの働き者だ。

「そうですねやはり港を作るということは物資が必要になります。新しく来る住民がどこに住むのかコウキさんからは聞いていないので広く森を切り開くことは今の所は考えていませんがそれでもここから港までの道の整備は必要かと思います。そこでここから港までの安全なルートを選び道を作ろうと思います。」

「なるほど街道ですか確かに今のままでは迷ってしまいますからねそれにモンスターの活動期になれば整備されていない森に入ったら危険でしょうからね」

「ジンよ安全なルートなんて言うけど真っすぐ作っちまえば良いじゃねーかめんどくせぇからよ」

「ヒートお前は何でもかんでもめんどくさいなどどいって少しは世の中の仕組みという物を理解せんか」

「なんだとガロスじゃお前は分かってるっていうのかよ」

「当然だ港を作るということはこの島に多くの人が入ってくることになるのだぞその中には当然悪しき考えを持つ者も当然いるのだ。真っすぐ道を作ってはすぐにこの村が攻められるであろう」

「なんだよそのための俺たちがいるんだろそんな奴ら蹴散らしちまえば済む話だろ」

「ヒート隊長その話はガロス様の意見が正しいですよもちろん防衛に関しては我らが全力で努めますがそれでも陣地構築など敵の足を遅らせて時間を作るという面においてもやはり真っすぐでは間に合わないのですよ。ましてこの村には防衛設備がありませんからコウキさんはなぜか戦闘に関しては考えが緩いですから人口の少ない島の海岸に見張りの台の一つもなく防衛施設が何もないなんて初めて見ましたよ」

「ハハハあいつは平和ボケしてるからなそんなんだから海賊と奴隷船の上陸なんて許しちまうんだよそのおかげで俺たちは助かったんだがな」

ヒートは面白半分でコウキが防衛において甘い考えを持っていることを話していたがあながち間違った話でもない。元々コウキは現代人として法律に守られた成熟した文化で育った現代人なのだ。この世界では法整備はあまり整っておらず金を持っている人間や貴族など地位の高い人間には何をしても裏でもみ消されるなどとても人が守られていて安全が保障されているなどありえないのだ。そのため海賊行為なども横暴していて取り締まりも甘い。当然悪しき考えを持った人間は住みやすいのだ。そのためジンの考えはこの島に悪しき考えを持つ人間が上陸すること前提でいかに守り切るかという考えになるのだ。

「でもどうやって決めるんだよあんまりくねらせたって大変だぞこの島はネメアよりでかいんだからよ真っすぐいっても三日はかかるんだからよ」

「確かにその問題も当然ありますそこで多少の緩急をつけて直進は出来ないようにしつつ合間に監視所を設けてしっかりと監視体制を作りたいと考えています」

「そうなってくると人数が足りなくなるのではないか?港が出来るということは我々海兵隊は港に在中することになるのだぞ」

「確かにそうなりますね今後のこともしっかりとコウキさんと強力して考えていかなければなりませんね」

「人口増加の面でいったらたしかに少ないですからね我々の仲間にも声をかけて移り住んでもらいたい所です」

「鬼人族の民が増えるのは心強いな魔法が使えるとは知らなかっただ魔法が使える鬼人族が増えれば戦力が上がるのは確実だからな」

「ガロス様に一回船を出していただいて大陸に渡ってこの島の存在を同族に知らせたい所ですね我々は強い者に引かれますから多くの同胞が駆け付けますよ」

「そうなったらどこにでも連れて行ってやろうその時にはステラ殿にも声を懸けねばならんなやはり同族が一人しかいないのは辛いであろうからな」

「ではとりあえず当面は道を作っていくために作業を開始しますのでその予定でお願いします」

こうしてジン達隊長の会議は終了したのだった。そして次の日からジン達は作業を開始した。村から横に川が長く伸びているため反対側に曲げながら通すルートを通して道を決めると作業を開始していく。道作りのため木を根っこから取り除いていく。ヤシャ達が土魔法で掘り起こしジンとガロス達が気を運び出しそれを荷車に乗せて拠点の丸太置き場まで運び丸太置き場では今ではガロスのもとで訓練しているラミス達が丸太にする作業をしている。丸太置き場ではリーノ達も手伝いに来てくれていた。

「お疲れ様ですラミスさん結構丸太出来てますね」

「あぁリーノ君達か手伝いに来てもらって悪いね忙しいでしょ」

「そんなことありませんよコウキさんの力に慣れればうれしいですからね」

「俺たちももっとコウキ様の力になりたいんだが俺たちは船を動かすか戦うしか出来ないからなこれくらいはやらないとな」

「船っていってもコウキさん専属の船員なんですから凄いじゃないですか」

「コウキ様はこの島を気に入ってるからな海に出る事なんて無いから本領が発揮できんよ」

「確かにそれはありますね立派な船があるんだから海の事をやらないと勿体ないですけどコウキさんまだ中の事に釘付けですからね」

「まぁこうして陰ながら支えられているんだからいるんだから満足さ」

 一方コウキ達は順調に港予定地に向けて進んでいた。村から3日ほど経ち中間地点を通り過ぎた所まで来ていた。

「結構立ったけどあとどれくらいかな」

「今ちょうど半分ほどですかねもうひと頑張りですよ」

「やっぱり遠いな島だからって舐めてたよやっぱり港作ったら考えないとな」

「何か作るのですか?」

「いやねここまで遠いってことは港が出来てから移動するのが大変だろせっかく新しい住人も来てくれるんだから楽に移動してもらいたいからな」

「となると移動手段ですかなここの少し横の小さな山の方から村の横を流れる川の水源がありますから山まで道を伸ばしてそこから船を出すか道を村まで繋げて街道を整備するかですかねでもそうなると馬が必要ですかな」

「あーそういえば横の川の水源なんて気にしていなかったな確かに船をロマンではあるな」

「コウキ様はどんな考えを持っていたのですか」

「それ聞いちゃう?じつはね」

コウキはガロスにある計画について話始める。


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