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Creator of the world  作者: andras
発展する島編
46/247

43

「そうだせっかく新しい食糧庫を作るんだから冷蔵とか冷凍保管出来るようにしよう。」

「冷凍保管って何なのコウキくん」

「そうだな今まで肉は燻製とか塩付けにして保存してきただろ」

「そうね生だと腐ってしまうものね」

「それなんだがなそもそもなんで肉は腐ると思う?」

「それは生物は生きていれば生命力で体を維持しているからかしら母から教わったわよ」

「そういえばこの世界って教育どうなってるんだ?」

「そうね」

ステラがこの世界の教育について話してくれた。

神の力でこの世界に飛ばされた俺はこの世界の言葉を不思議と話せるどうやら脳内で勝手に日本語に翻訳されているようなのだが皆が話しているのはヴァンダル公用語だそうで一部の種族特有の言葉もあるようなのだが大抵はなんとかなっている。しかも出会った人全員と話が出来るということは少なくとも言葉の教育は出来ているということなのだが文字に関しては怪しいのが実際だ。

貴族は家庭教師を雇い教育を受けているそうで一般の人は生活に支障が出ない程度に親が教えるそうだ。そのため魔法など一部の種族主にエルフなどでしか教わっていないようだ。アリスもガロスも魔剣が使えるのだ。少なくとも魔剣は使用者の魔力によって性能が引き出せるので体内に魔力があるはずである。しっかりと教育をすれば皆の知識も上がり生活が向上するだろう。

「なるほどな良く分かったよ倉庫の次に作りものは決めた」

コウキはこの村の水準を高めるために学校を作ると決めた。

「それで腐る理由はなんなの?」

「あぁえっとな説明すると長いんだけどこの世界には目に見えないくらい小さな生き物がいてな人間の中にもいて生きてると中の生き物が守ってくれるんだけど死んでしまうと人間の中の生き物も死んでしまうから外の生き物が肉に入ってきてしまうそうなると腐ってしまうんだけど外の生き物は温度に弱いんだだから冷やしてあげると腐敗を遅らせることが出来るんだよ」

「なるほどね良く分かったわ」

「よし食糧庫を作っていくぞ」

コウキは早速建設予定地に向かった。今回の力仕事担当はヤシャ達傭兵隊だったようで一緒に来てもらっている。

「どうせだからしっかりとした道作らないとな」

「コウキ様我々は何をすればよろしいでしょうか」

「そうだなまずはこの辺りの木を伐ってくれ後レンガと鉄も運んで欲しいな」

「分かりました」

ヤシャは班を二つに分け物資運搬班と開拓班に分けて作業を開始した。その間にコウキはイメージを作っていく。保温効果が高いようにレンガで壁を作った後内側は鉄で囲むようにイメージを固めていく。後は冷蔵と冷凍に部屋を分けて完成だ。次にトラップを使った冷蔵と冷凍の仕掛けだが前作ったトラップの日の部分を水の上位魔法で氷を作りそれを風で全体に行き渡らせるようにする。氷魔法の威力を変えれば冷凍も出来るだろう。

コウキがイメージを固めている間に森は整地され材料を運び込んでくれた。

「コウキさんこれくらいでよろしいでしょうか」

「そうだねありがとう」

「いえいえこれくらい大丈夫ですそれで...」

「分かってるよヤシャ達の装備だよなこれが終わったら作るから少し待ってくれないかな」

「もちろんいつでも大丈夫ですあの素晴らしい武器ですから楽しみなのですよ」

ヤシャ達はガロスとジン達の部隊に作った武器を既に見ているのだろう。傭兵としても戦闘民族としても魅力的なのかもしれない。

「そういえば隊長クラスの人にはオーダーがあれば聞くけどジンは何も言って来なかったけどガロスみたいに作れるよ」

「本当ですかコウキさん‼」

話を聞いていた他の隊員達も聞いていたようで皆が集まってきた。

「隊長だけずるいぞ」

「そうだそうだ」

「今までしたがって来たが今回は話が別だぞ」

「なんだお前たち文句があるならしょうがないもう一度代表を決める戦いをやろうじゃないか」

「「「「その話乗った‼」」」」

武器を巡って鬼人族たちのバトルが始まろうとしていた。

「とりあえず俺は食糧庫作ってるから終わったら来てくれな」

「分かりました速攻でケリをつけてやりますよ」

ヤシャ達は意気揚々と去っていった。さて食糧庫の作成開始だ。ヤシャ達が持って来てくれた材料に魔力を流していく。さっきイメージした建物のイメージを固めて建物を作っていく。まずはレンガで建物を作り貯蔵部分は鉄の壁で固めていく。レンガの建物は三か所ありまずは解体などや簡単な調理が出来るようにキッチンスペース次に冷凍スペースそして冷蔵スペースだ。建物が出来た後は冷やす装置を作って完成。

中に装置を置いて稼働させるとしっかりと冷たい空気が出てきている。今は冬なので外気とあまり差はないがそれでも外よりは冷えている。冷凍庫に至ってはとても寒いこれは食品も良く冷えるだろう。

「さっぶ‼よし出来たぞ」

装置は定期的に魔力を込めれば冷やし続けることが出来る。

コウキはステラに完成したと伝えに行き一緒に倉庫に行くと使い方の説明をした。

「まずはここで作業が出来るようにキッチンを作った。次に右が冷凍スペースだ。長期間保存したいときはこっち食材を凍らせておくことが出来る。人を長時間入ってたら命の危険があるから気おつけて隣が冷蔵スペースだ。こっちは普段から使う食材を入れておくほうね」

「冷凍スペースは気おつけないと危険ね」

「そうなんだけどかなり長い時間入らない限りは大丈夫だから安心して普通に作業するぶんには大丈夫だよ」

「分かったわベアリーさん達にも伝えておかないとね」

コウキはステラに食糧庫の使い方を教えた後ヘイゼル工房に戻った。工房の前には戦いに勝利したのだろうボロボロのヤシャが立っていた。回りの隊員もボロボロで皆傷ついている。

「ちょっと皆大丈夫なのかボロボロじゃないか」

「これは我々にとって必要な戦いなのです心配はいりません皆納得しております」

「そうなのかそれでやっぱりヤシャが勝ったのかな」

「はい皆本気で戦いましたので文句はないかと」

コウキは傭兵の皆の顔を見たが皆納得した顔をしていた。鬼人族は強い者に従うそうなのでこれが正しいやり方なのだそうだ。

「それでとりあえず皆の武器の注文とヤシャの武器の注文を聞くけど皆何がいいんだ?」

「それなのですがアレクさん達が付けている武器は初めて見る形なのですがあれはコウキさんが作ったのですか?」

「あぁライオネルクローのことねそうだよ最初はヒートとアレクを見て思いついたんだよライオンみたいでかっこいいと思ってね」

「なるほどやはりですかでは我々にもコウキさんのお任せでお願いしたい」

「えっいいのか使いにくいかもしれないぞ」

「オリジナル武器を使った自分達だけの型というものに少し憧れがありまして新しい景色が見たいのです」

「ほうそれは面白いな」

「是非コウキさんの赴くままにお願いします」

「分かったよヤシャ任せてくれ」

ヤシャ達はコウキに注文を言った後帰っていった。コウキは工房に入りヤシャ達の武器について考える。

鬼を考えた時やっぱり一番最初に思い付くのは金棒ではないだろうか。後日本史マニアのコウキとしては鬼丸も作って見たい。

「ヤシャには鬼丸にしよう日本刀を持った鬼いいなそれに金棒いいね」

鬼に金棒なんて言葉があるくらいやっぱり鬼にとって金棒は相性がいいのだろう。それにあの集団が腰に日本刀を下げて金棒を担いで突っ込んできたらとても威圧感があるだろう。

「鎧も作りたいな日本刀にはやっぱり兜がないと」

コウキはヤシャ達の装備にドンドンイメージが膨らんでいきワクワクして高まっていくコウキであった。



43話


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