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Creator of the world  作者: andras
崩壊したネメア国
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会議室を後にしたコウキはアレク達の所にやってきていた。そこでは護衛隊に加えてラミス達も訓練していた。護衛隊に加えてラミス達も良い動きをしていた。顔を出すとこちらを見つけたアレクが話しかけてきた。

「コウキ様お疲れ様です今日はどうされたのですか」

「二日後まで暇になってなたまには俺も体を動かそうと思ってね」

「なんと⁉では我々に是非コウキ様の体術を教えてください」

「体術ってアレクも十分鍛えてるし強いじゃないか」

「何言ってるんですか本気のジンにヒート戦士長まで投げ飛ばしたんですよ今体術で一番強いのはコウキ様でしょしかも相手は武器を所持していた状態で勝ったんですから真剣勝負でもコウキ様が一番ですよ」

「そこまで言われたらしょうがないな皆がどこまで強いのか分からないからとりあえず試合形式でやるか」

「是非お願いします」

アレクは話し終えると急いで訓練していた隊員の元に走っていき準備を整えた。全員と一人ずつやっていては時間が掛かるためトーナメント形式で護衛隊3人とラミス達船乗り5人それにアレク、ラミス、アリスの11人と勝負することにした。まずは各代表を決める戦いが繰り広げられていた。皆かなりの試合を繰り広げていた。今回は殺し合いではないのでルールを設けた蹴る殴るはなし相手を投げて地面に背中を付けたら勝ちの柔道のルールだ。

「皆結構やるなちょっと覚えたら一気に上手くなるよ」

「訓練は続けてますからねしかしコウキ様のような洗練された体術は教わりません戦場では武器を使用しますので剣や槍の訓練はするのですがね」

「そんなこと言っても剣だって絶対じゃないだろう連戦すれば必ず壊れるぞ道具なんだからそんな時役立つのが己の肉体じゃないか」

「コウキ様の戦いを見て改めて実感しています。あまり攻撃を受けずに避けていますよね武器だけでなく体術で相手を戦闘不能にしているし武器の消費も少ない戦士長もタックルや蹴る殴るで相手を倒していましたがなんというか力任せで」

「まぁヒートにしか出来ない戦い方だよなあれは」

二人で話している間に代表が決まった。防衛隊は前回一緒になったクリス、そしてオオカミの獣人のヘルハウンドとフェリス船乗りからはイクス、ライザス、ゴードン、リトスアジム、トレンチャーだ。

「少し休憩してから試合を始めるか」

「コウキ様我々に休憩などいりませんお願いします」

「大丈夫か?皆結構壮絶な試合してたぞ」

「戦場で敵の大将首を取るのに万全の状態で一騎打ちなど出来ません戦い抜いた先に強敵が待っているなればこのまま勝負がしたい」

皆の同じ意見だったのか熱くうなずいている。

「そこまで言うならしょうがないかかってこい」

コウキは皆の前に立つと代表達は話し合って一番手を決めるようだ。最初にクリスが出てきた。

「まずはクリスか」

「はい万全のコウキ様と勝負がしたかった行きます」

クリスは構えを作るがいきなり飛び込んでは来ない今までの俺の戦いを知っているのだろう下手に飛び込んでは一瞬で投げられてしまう真剣にコウキの動きを見ていた。

「待っているならこっちから行くよ」

コウキは一気にクリスとの合間を詰める柔道をなめないでほしい。今まで受けからのカウンターで相手を崩していたので待ちの体術だと呼んだのだろうそんなことしてたら監督に怒られて試合よりひどい目に合うのだ。相手が来ないならこちらがガンガン攻める。クリスの手と肩を掴み左右に揺さぶる相手の足を出させかけるタイミングを自分で作りだす。コウキにペースを握られ相手に動かされては受け側はかなり疲弊するのだ。クリスはコウキの揺さぶりに耐え切れず足を取られ投げられたのだった。

「ありがとうございました。私の読みが甘かったです」

「ふぅちょっと体が温まって来たぞ次は誰だ」

挑戦者サイドは会議を始めていた。クリスのようにコウキの技は受けだと思っていたのだろう完全に計算が狂っている。待っているとゴードンが出てきた。船乗りとして大きな体格をしている。コウキよりも背が高く構えてもかなりでかい。ゴードンは上から掴みかかってきた。甘い懐に入れば負けるはずがない掴みかかってきた腕を逆に掴み美しい一本背負いを決めてやった。それから代表者が一人一人来たが全員投げ飛ばしてやった。

「次はラミスか来い」

「行きます」

ラミスも良い体格をしていたが前の4人を見ていて上から攻めることはせず腰を落として構えている。いい構えだ。腰を落とせば重心が下がり安定する下手に揺さぶることも出来ず投げずらい。体格のいい人間の構えが低いほどやりずらいものはない。しかもラミスは突っ込み過ぎずも持つ事もなくコウキの肩を掴み至近距離を維持しつつも警戒している。これは手強い。こうなってはしょうがない俺は柔道をやっていたが格闘技全般好きだった。特に柔道と似ているレスリングという競技はこういう時に役に立つ。コウキはラミスの脇から腕を入れて差し込むそのままラミスの腕をカチ上げ横を取ると手前の足にタックルを仕掛ける。そのままラミスは横からのコウキのタックルに耐え切れず倒された。

「コウキ様は投げだけではないのですかこれは一本取られました」

「この技はな特別製だ出させるとはやるなラミス」

「ありがとうございました」

コウキに褒められたラミスは満足そうに下がった。次はアリスだがさすがに結果が見えていた。剣と同じように死角に回り込もうとしていたが足をひかっけられ転んでしまった。

「もうコウキさん強すぎこんなの勝てないわよ」

「悪いなアリス俺の死角を取りたいなら目の前に旨そうなご飯でも置いてみるんだな釣られて簡単に背中に回れるぞ」

「何よそれ勝負にすらなってないじゃない」

「相手を惑わすというのは重要なことだぞアリス次は私の番だ」

「いよいよ出て来たなアレク完全に体も温まったし今の俺は強いぞ」

「今までの戦いを見させてもらいました勝たせてもらいます」

アレクは全ての試合を見て分析していた。至近距離でコウキと同じように肩を取り逆に自分の腕は取らせないようにしている。なるほど分かってるな。腕が取られなければ投げられないが役にコウキの腕もとったアレクはコウキを投げようとしている。アレクの吸収力はすさまじい『ちょっといたずらするか』コウキはわざと投げられる体制をとった。コウキの動きを見ていたアレクは一瞬で体を捻り投げの体制をとった。その時コウキはアレクの捻りに合わせて体を横にスライドさせて投げを防ぎ一瞬体を浮かせてアレクに投げたと勘違いさせるとそのまま横を取り逆にアレクの体を横からホールドする。そのまま足を引っかけ倒した。

「「「隊長おしい‼」」」

コウキの体が浮いたことで見ていた皆も一瞬投げれたと思い初勝利に胸を躍らせていた。しかしさすがアレクというべきか気が付いていた。

「コウキ様わざと飛びましたね全く手ごたえを感じませんでした」

アレクの一言に皆は驚愕していた。完全に決まったと思った技は全てコウキの手の上で転がされていたと知らされたのだ。

「良く分かったなそうだよ俺から飛んだんだ投げに対しての防ぎ方もあるってのを皆に分かって欲しくてな」

「やはり私を使いましたね」

「初めてであそこまで動けたからこそ出来たんだ素直に驚いたよ」

「ありがとうございます」

「さぁ皆基礎を教えてあげよう集まってくれ」

それからコウキは二日間を使って皆に基礎の構えから重心の重要性相手の動きを見ることなど細かに伝えていった。



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