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Creator of the world  作者: andras
崩壊したネメア国
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23

「ここは村なのか?」

「そうだよ皆で作り上げたんだまだまだ増築予定でもある」

「これほど快適であれば確かに住みたくなるな」

「ここに移り住んでくれた人達は絶対に良い生活をさせてあげられる自信があるよ」

「疑ってすまなかった外見だけでは分からない機能が沢山あるここは良い村だ」

「分かってくれればいいよ」

村を見せて回り食糧自給率や家の機能など見せて回ったらこの村の快適さを分かってもらうことが出来た。

「しかし住民全員乗れる船を持っていないぞ」

「そのことなんだがなヒートにも話がある」

「どうした」

「今ネメアは海賊が集まっているんだよな」

「どうなんだジン」

「はい完全にアジトとなっているでしょう」

「そこで海賊達の船を頂こうと思うついでに海賊達には痛い思いをして貰う」

「そいつはいいなジンの希望も叶うってわけだ」

三人で作戦を話し合いある程度作戦が決まった時だった。

「コウキよこの島に何やら武装した者が上陸したらしい。この前の浜辺じゃ」

「なに?ジン達の仲間か?」

「違う確か我々が島を出た数日後に海賊が動き出したと報告が入った。もしかしたら海賊かもしれない」

「なんだとそれを先に言わねーかアレク‼戦闘準備だ海賊が攻めて来るぞ」

ヒート達は慌てて準備をして上陸地点に向かったのだった。


一方その頃海賊達が浜に降り立ち戦う準備をしていた。

「カシラ例の武器どうしやすか」

「おう見せやがれ」

「こちらです」

「火炎瓶中の油はなかなか上物じゃねーかあいつらどうやって蜘蛛どもを使役したのか知らねーが糸さえなけりゃこっちのもんだぜ奴らが見えたら思いっきり投げつけてやれ」

「へへへそいつはいいですなついでに歯向かう奴らも火あぶりにしてやりやしょう」


近くまで来るとコウキ達は様子を伺っていた。

「あの入れ物はなんだ?」

「よく分からんなどーする?」

「そうだな考えがある森に引きつけて敵の人数を減らそうステラ少し後ろに穴を掘ってくれないか」

「いいけどどうやって穴に落とすのよ」

「穴を掘ったら上に糸を張って隠す後は俺が囮になっておびき寄せよう」

「何バカなこと言ってんだ大将が囮になってどうする俺が行ってひと暴れしてこっちまで逃げてこよう」

「分かったそれでいこう」

作戦が決まると早速ステラに穴を何か所か空けてもらい落とし穴を作った。そしてヒートは盾を構えると飛び出しっていった。近くにいた海賊を一瞬で切り伏せるとそのまま盾を前に突き出し隣にいた海賊にタックルした。一瞬で二人の海賊を行動不能にした。向こうもヒートに気が付いた。

「おいアレを使え‼」

一人の大男の指示で謎の入れ物を投げる。良く見ると器の入れ物の上にひもが付いていて火がつけられていた。

「ヒート避けろ危ない」

「クソ」

ヒートは寸での所で回避したかに見えたが地面に当たると中から油が噴き出し火が燃え広がった。

「あれは魔道具かしまった」

ヒートに直撃はしていなかったが退路が塞がれてしまった。これではこちらに誘き出すことは出来ない。

「野郎ども今だやっちまえ!」

完全に孤立したヒートに海賊どもが襲い掛かる。

「ボウガン隊は横に回ってヒートを援護してくれアレク指示は任せた」

「分かりました行くぞ」

「ステラもアレク達の所で後方支援だ俺はヒートを助けに行く」

「分かったはコウキくんも気を付けて」

「まずは火を何とかしないとなよし」

頭の中で突風のイメージをして手に魔力を集めていく。

「いけ吹き飛ばせ‼」

手を前にかざすと突風が吹き荒れアレクの回りの火を一部吹き飛ばすことができ退路を作る事が出来た。しかしヒートは大量の海賊に囲まれて動けない様子だった。

蜻蛉切を構え体に魔力を通して風を纏わせると一気に加速した。新しい魔法の力で身体強化も出来るようになっていた。一瞬で海賊を突き崩しヒートの元に進む。

「大丈夫か向こうに逃げ道を作った。行くぞ」

「まだ余裕だぜこれくらいアレクはどうした」

「横に回り込んで援護してもらうように頼んだもうじき戦いを開始するだろう」

「じゃこのままいくぜコウキ」


海賊は焦っていた。火炎瓶を使い蜘蛛が来れないようにした後退路もたった。しかし一人残されたヒートは見たこともない武器を使って暴れ回っている。数人で固めているのに上手く裁かれる。しかも突然の突風で塞いでいた退路が空いてしまった。しかも槍を持った奴が飛び込んできて勢いが増してきている。

「クソたかが二人如きなんで倒せねーんだ」

「カシラッ!大変です横から援軍が来やがりました。火炎瓶の範囲外から撃ってきててこちらが一方的にやられてます。」

「矢避けはどうしたそんな遠距離なんか怖くねーだろ」

「それがもの凄い威力でまるで木が役にたたねー貫通してきやがる」

「そんな弓あるわけねーだろクソこうなりゃあのライオン野郎を道ずれにしてやる」


アレク達の参戦で完全に戦況がこちらに傾いた。ボウガンに狙い撃ちにされて海賊の戦線は崩壊していた。武器を捨て降参している海賊もいた。痺れを切らした大男が出てきた。

大剣を背負っている。

「あれが親玉かなかなか骨のありそうなやつじゃねーか」

「どうする?こちらの勝ちは決まったぞ矢で安全に仕留めるか」

すると海賊の親玉が大声で一騎打ちを申し込んできた。

「そこの獣野郎俺と勝負しやがれ‼」

「上等だ返り討ちにしてやる」

「ヒート敵の挑発に乗って勝てる試合を逃すのか」

「コウキ俺を信用してねーのか海賊に負けるような鍛え方はしてねーよそれにな売られた喧嘩は買わないとな」

ヒートは自信満々に前に出ていった。

「ビビらずに出てきたことは褒めてやるお前をやったら次は後ろのガキだ」

「お盛んなことだな安心しろ俺一人で十分だ」

二人はにらみ合って構えを作る。数秒二人間に沈黙が走り時が止まったかのようだった。先に動き出したのは海賊の方だった。巨大な剣に似合わない俊敏な動きだった。大振りで切りかかってくる。あの剣を受ければ刃こぼれは間違いないだろう。しかも動きが速いため大振りの割に回り込むことが難しい。ヒートは避けることに専念していた。

「どうした避けてばかりじゃ俺は倒せねーぞ獣野郎かかってこい」

「うるせーなオラッ!」

振り下ろされた体験を盾の部分で弾き返し腹を蹴りつけた。

「クッ」

海賊は後ろに下がり体制を立て直す。

「俺の剣を受けるとは大した奴だなかなかいい盾を持ってやがるなお前倒したら俺の物にしてやるよ」

「たくこれだから海賊ってやつは行くぞ」

今度はヒートが目にも留まらぬ速さで接近してクローで切り付けていく。まるで自分の爪かのように巧みに使いこなし横から上から次々に攻撃を仕掛けていく。

「ヒートのやつかなり使いこんでるなまるで自分の爪かのようだ」

海賊はいよいよ塞ぎきれなくなり少しずつ傷が増えてきた。

「クソでかいくせにすばしっこいなまさに獣だ」

「さっきからうるせーな獣獣言いやがって俺は獣人だ」

ヒートのクローによる攻撃に加えて蹴りやタックルによって相手を追い詰める。ついに海賊のガードが崩れてしまった。

「貰った‼」

すかさずヒートは踏み込んでクローで胴体を貫いたのだった。急所を貫かれた海賊は膝から崩れ落ちやがて絶命したのだった。その間に降参した下っ端の海賊を縛り上げてから皆が集まってきた。

「やったなヒートお手柄だぞ」

「さすが戦士長ですお見事です」

「楽勝だぜこんなやつら」

「さぁ次は海賊の本拠地に侵攻開始だ」

「コウキ様降参した海賊どもはどうしますか」

縛り上げた海賊どもの前に移動して様子を見てみた。

「頼む助けてくれなんでもするし力になる」

「こいつら獣人じゃないか」

「どうやら生活に苦しくなり海賊に身を落としたよう出す」

「そうだ俺たちはしょうがなく海賊の元で働いていたんだ。あいつら俺たちの対する扱いも酷いし辛かった。でもあんたらの戦いで目が覚めたもう一度チャンスをくれ」

「そうだなお前ら船動かせるか」

「もちろんだここに来るまでに船を動かせるように覚えさせられた」

「よしじゃあお前たちは住民を救出するための船を動かしてもらうあそこに止めてある海賊船を動かしてくれ」

「分かりました。精一杯働きます」

「決まりだなジン救出の手助けをしよう」

「すまないよろしく頼む」

こうしてネメア国の住人を助けるためにコウキ達は動き出したのだった。



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