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ある程度火が落ち着いてきたところで早速魚を焼いていくことにする。
まずは下ごしらえだ。子供達と一緒に作業する。こういうことに関してはダイヤが皆を引っ張ってくれるのでとても助かる。
「よし皆しっかり見てくれよ。まずは魚からやっていくぞ。魚には鱗があるんだけどなこれがあると食べづらいので取るんだけどこれは皆にはまだ早いから取ってあげます。」
コウキとヘルハウンドそれにステラと民で魚の鱗を取っていった。
「よしじゃみんな一人一匹魚を持ってなまずは皮に塩を振ってきます。次に頭から串をこのように胴体を貫きながら刺していきます。はいこれで完成!
じゃみんなやってみようか」
子供達は見様見真似で魚に串を刺していった。皆上手に出来ている。
「よし皆凄いぞ上手く出来ているな。そしてら火から離した所に串を立てていくぞ。
危ないから気おつけて立てるんだぞ」
よしこれで魚は後は焼けるのを待つだけだ。焚き火で魚を焼くと皮はパリパリ身はふっくらでとっても美味しくなるんだ。魚の準備が終わるとアレク達が取って来た肉や野菜も串に刺して焼いていく。魚を焼いているうちにすっかり日が落ち焚き火で回りが照らされて中々綺麗な景色が広がっている。波の音も相まってかなりいい雰囲気だ。
「それにしてもこうして自然の自然の中で火を囲むのも中々悪くない物じゃな」
「そうですねお母さまとっても楽しいです」
「コウキくんと出会った頃は毎日こんな感じだったわね。まだ竈も無かったし焚き火で料理してたっけ」
「あぁそうだなまだ小さな小屋があるだけだったからなあの頃はやる事が沢山あり過ぎて毎日忙しかったよな」
「そうねまさか私もこんな生活を送るとは思っていなかったな」
「それを言うならわらわもじゃいきなり住処に毒が撒き散らかされるは襲われるはで最悪じゃった。」
「お母さまは襲われたのですか?」
子供達も昔の話に興味津々と言った様子だ。しっかりと聞き耳を立てている。
「まぁのぅそこの男に散々やられたのじゃまぁ結果的にこうして生活できておる。
子らも生まれてくれたし幸せじゃ」
「襲われてるとか幸せとか改めて言われるとなんか複雑だなあの時はすまなかったな」
「何を言っておるのじゃ危険を排除するのは生物としての基本じゃそれにまとわりついていたクモ共も結果的に倒すことが出来た。感謝しておるぞ」
「なんか照れるなおっ!そろそろ焼けたぞ」
焼けた魚の串を皆に配っていく。
「熱いから気おつけて食べるんだぞでは頂きます」
「頂きます」
さっそく魚にかぶりついていく。真ん中の一番いい所をかぶりついたのだが白身特有の淡白な身の味が塩だけのシンプルな味付けでしっかりと伝わって来た。白身の割に油が乗っていて中々に美味だった。子供達もむしゃむしゃと美味しそうに食べていた。他にも野菜や肉も美味しく食べていった。アレク達ともさしぶりにのんびり食事を楽しむことが出来た。子供達も楽しんでくれているようなので大成功の一日であった。
ヤシャとバハムート
ヒートと戦った後一夜明けて二人は空を飛んでいた。
「しかしバハムートはかなりでかくなったな」
「そうだなコウキ様に力を頂いた時に体が変化したのだ。力が溢れてきてな以前の体であれな魔力を制御しきれなかっただろうからそのための進化だろうな」
「それにかなりの速度だ出ているが全く風を感じないぞ」
「それは我の風の加護を受けているからだ。我とヤシャは今魔力で繋がっているからな
その魔力で風から体制を得ているのだ。だから特に何かをしているわけではないぞ」
「なるほどなおっ!もう見えてきたな流石だ」
火山の麓のキャンプ地にバハムートとヤシャが降り立つと隊員達が拠点から出てきた。
「どうしたんだヤシャそれにスカイドラゴンの子の姿をこの魔力かなりの力を感じるぞ」
「おうキオウは実はな」
ヤシャは村で起きた事をみんなに話していった。バハムートも仲間や子供達に自分に起きた変化を伝えていた。
「というわけでバハムートが進化したのだ。今は神龍バハムートとなっている。」
「まさかコウキ様に攻撃を仕掛けて進化するとはなぁ。それにしても神龍とは驚きだ。」
「あぁそれでアレク達が訓練をしたいそうだから早速村に戻ろうと思っている。」
「それについては問題ない。いつでも飛び立てるように準備は出来ているぞ。ただここをどうするかだな。それにくもまる殿の事もあるしな」
「それについては問題ありませんよ」
ヤシャとキオウが話をしているとくもまるが来ていた。話を聞いていたようだ。
「問題ないとはどういうことですか?」
「私がここに住みます。子供達もここに慣れましたので管理しておきますよ。いづれはこっちにも活動範囲が広がると思いますのでここを手放すのはもったいないですからね」
「それはありがたいですね定期的に隊員を派遣しますからスカイドラゴンの新しい個体の育成もしたいですからね」
「分かりましたではそれで行きましょう。ではお気おつけて」
「はいありがとうございます。」
「よしキオウ出立の準備だ。行くぞ」
ヤシャの指示で隊員達はすぐに準備を完了し整列した。スカイドラゴンの準備も完璧である。17匹のドラゴンに対して30人の隊員。一体に対して二人で乗れば余ってしまうほどである。整列したことを確認するとヤシャはバハムートにまたがった。そして翼を広げて一気に飛び立った。それから隊員達がヤシャに続いて飛び立っていく。上空で旋回しながら皆が飛び上がるのを待ってから編隊を組んで村まで飛んで行った。
バハムートと子竜合わせて18体のドラゴンが編隊を組んで飛ぶ姿をまさに圧巻であった。戦闘を飛ぶバハムートも気持ちよさそうである。
「我は感動しているぞ我が子らとこうして飛ぶことが出来てな」
「あぁまさか俺も空を当たり前のように飛べる比嘉来るとは思わなかったよ。これだから人生は面白い」
「ヤシャはいつからコウキ様に仕えているのだ?」
「あぁそういえばそういう話はしていなかったな。元々俺たちは傭兵として各地を転々としていたのだ。ある時王族に雇われてね島に来ていたんだ。しかしその雇い主がかなりやばい奴でないきなりクーデターを起こし島に海賊を引き入れてやりたい放題やっていたよ。そこに現れたのがコウキ様だ。始めはコウキ様は敵だったんだよ。」
「そいつはまた凄い出会いだな」
「あぁそうだろ。それでな傭兵というのはいくら雇い主であっても自分達の命が危なくなったら契約を破棄して逃げるもんだ。それは世界の常識さ。それで一目見たコウキ様に降伏したのさ。一目見て分かったよ今の俺たちに勝ち目はないとな」
「中々薄情なのだな傭兵と言うのは。それはそうだろいくら金を払っているとはいけ命を失っては金を貰っても意味が無いからな。しかも今回の雇い主は中々のくずだったから隙を見て逃げるつもりでいたんんだ。しかし周りには海賊だらけだ。我らではとても切り抜けられる数ではなかった。」
「なに?ヤシャ達でも逃げ切れない海賊とは相当な実力があるなそれを倒してしまうコウキ様はやはり凄いな」
「確かにあの時のコウキ様も凄い事は凄いんだがなしかしあの時の俺達はかなり弱かったんだよ魔法も使えなかったしかなり弱かったんだよ。だから降伏したのさ。
そこからは怒涛の人生だったよ。島に来てからコウキ様やヒート隊長にかなり絞られたよ。そのおかげで魔法が使えるようになり今ではこうして特別な任務も任されるようになった。コウキ様には感謝しているよ。」
「あぁそうだな」
二人は話ながら村に向かって飛んで行くのだった。
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