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Creator of the world  作者: andras
島開拓編
20/247

18

「話は終わりだ飯にしよう皆腹減っただろ準備するからな」

「しかし俺たちは人数も多いぞ自分達で調達するぞ」

「確かに多いけど予備もあるし何とかなるだろ」

「コウキよ食糧が足りなくなると思ってな子らがビッグボアを3頭ほど捕えておるぞ」

「ナイスだリュディアさぁ飯にしよう」

「俺たちも準備を手伝わせてもらう」

獣人達は優秀だった。ナイフを貸すとあっという間にビッグボアを捌いていく。焚き火も各自で準備して肉を焼いていた。俺がやる事がほぼ無かったので残ったバジルソース持ってきて焼けた肉にかけていく。

「このソースをかけるとまた違った味で旨いぞ」

「コウキは料理も出来るのか多才だな」

「まぁなこれからの時代は料理くらい出来ないとなまぁ食ってみてくれ」

ヒートはソースがたっぷり掛かっている部分にかぶりついた。2口3口とそのままかぶりついている。どうやら黙々と食事するタイプのようだ。結局骨になるまで食べてしまった。

「おかわりを頼む」

「今の肉結構でかかったぞどれくらい食べるんだ」

「もっとでかい肉を頼むソースは皿ごと欲しい」

「お、おうドンドン食べてくれ」

一番でかい肉を切ることもせずソースを豪快に付けて食べきってしまった。しかしまだケロッとしていてまだまだ食べられそうだ。

「今の肉1キロはあったんじゃないか凄いな」

「久しぶりの肉だったし旨いソースでついつい食べてしまった」

「気に入ってくれたのなら良かったよそれでヒート達は家どうする?」

「とりあえずは野宿だろうな家などすぐ作れるものではないし家族で固まるとはいえ10棟はいるだろうからな」

「10棟でいいのか?足りないだろう」

「新しく住む環境なんだ贅沢を言うことはしないそれに俺たちは基本的に5から7人ほどの家族構成で一つの家庭に兄弟が多いんだ家自体は足りるぞ」

「7人家族となるとかなり大きな家になるよな」

「基本的に寝るだけだ大丈夫だろう」

「良かったら家作り俺がやるよそれで他に手伝って欲しい事があるんだが」

「コウキは家が作れるのか?男たち総出でやっても一軒建てるのみ相当な時間が掛かるぞもちろん他の用事も積極的に参加するがまずは住む場所を作らせてほしい」

「大丈夫だよ任せとけ今から斧を作るから待っててくれな。」

「そうだ鍛冶が出来る人いる?10人ほど借りたいんだけどそれ以外は森にでて食糧確保とかしといて」

「俺たちの村は小さいうえに貧しくてな若い奴なら沢山いるんだが」

「先にヘイゼル工房に行ってるからさ興味があるやつに声かけてみてくれ」

せっかくなので皆で道具作りをしたかったのだがいないならしょうがない今から覚えてもらうのも良いだろう。来るまでに炭に火をつけておいた。

「コウキ様手伝わせて頂きます何なりとお申し付けください。」

「君はアレクか様はやめてくれよ」

「それは出来ませんな諦めてください」

「分かったよそれで今から道具を作ろうと思うこれからのことも考えて君たちにはある程度出来るようになってもらいたい安心してくれ俺がやり方を教えるから」

「コウキ様自ら我々に手ほどきしてくださるなんてありがとうございます」

「とりあえず中に入ってくれ」

中に入れると施設の紹介と道具の作り方を教えていく。溶鉱炉、窯、金床の紹介から鉄鉱石の溶かし方インゴットの作り方そこから道具を作るやり方それからこの辺りで粘土の取れるエリアも教えた。今後は定期的に補充するように教える。

「まずは俺がやってみるから見ていてくれ俺の合図で板を踏んでくれな」

溶鉱炉に鉄鉱石を入れて合図を出す。合図で板を交互に踏み込むと溶鉱炉の中に空気が送られ温度がどんどん上がってきた。

「よし下を見てくれ粘土の型に溶けた鉄鉱石が流れてきただろこれが固まればインゴットの完成だ。次にこのインゴットだが」

今度は残っていたインゴットを窯の中に入れた。火に煽られてだんだん赤みを帯びてくる。

「こうなったら金床に置いて作りたい形に整えていくこれを繰り返して完成だ」

熱せられたインゴットを金床に置いてハンマーで叩いて伸ばしていく。ちなみに途中でハンマーが無いことに気が付いて魔法で作ったのだが恥ずかしいので秘密だ。

「よし斧の形になったら持ち手の棒をつけて研いだら完成だ持ちては丸太置き場にあるし鉄鉱石も自由に使って構わないぞ」

「コウキ様はなんでも出来るのですねお前たち早速取り掛かるぞ」

皆で粘土の型を作り一人ずつ今の作業をやってもらう。後ろから見ていて間違えないように指導していった。インゴットまでは流すだけでなので簡単なのだが金床での作業は得意不得意がでてきた。

「君上手いねいいセンスしてるよ見た所ヒートやアレクとは違う種類だと思うけど」

「ありがとうございます自分はサイの獣人で名前はリーノと言います。戦士長やアレクは金獅子の一族ですよ。ヒートさんに助けられて同じ村に住んでいました。」

「なるほどね落ち着いたら一回全員を確認したいなまだ色々な人たちがいるよな」

「是非お願いします皆喜びますよ」

「リーノは筋がいいからちょっと練習したら専門にしてもいいな」

「ありがとうございます頑張ります」

それからリーノを中心に教えながら道具を作っていった。斧が10本に桑が5本ナイフが20本で各家庭に2本ずつだ。

「明日は家作りだぞ今日は野宿になってしまうが我慢してくれな」

「野宿なんて船に押し込まれていたことを考えれば全然余裕ですよ」

食糧は女性の獣人達が取ってきたものを各自で食べていた。また野宿になってしまったが問題ないと言ってくれたので少し気が楽だった。

次の日獣人達に集まってもらう。

「今日は皆の家作りだ材料させあれば俺が作るから粘土組と丸太組に分かれてくれ粘土組は荷車が一つしかないから5人女性陣達はステラにレンガ作りを学んでくれ残りは丸太伐りと運搬だステラ頼むな」

「分かったはこっちについて来て」

「昼過ぎまでいったん材料の確保だ状況をみてそれから家を作るぞ」

各自が材料を確保するために散らばっていった。この間に家のイメージを考えていく。

まずトイレの位置だ。地下の穴に上手く流せるように配置を考える。ついでに上水道の導線も考える。まずは位置関係を整理しよう。まず家から北に向かって飼育小屋があるその横に畑が広がりさらにその西から東に向かって川が流れている。家の西にはヘイゼル工房があり近くに資材置き場がある。南はリュディアが住んでいる森があるから切り開けないので東側を切り開いて家を作っていくことにした。

「東の森に家を建てるからこの辺は伐り開いてくれ」

『10棟あると水車小屋3っはいるな一本は家専属にして二本を通すか』

だいぶ形が見えてきた。ヒートの家を一軒こちらに寄せて3×3で家を建てていくことにした。構想を練っている間に時間は進み昼休憩を超えたあと様子を見に行くとかなりの量が集まっていた。

「ステラレンガ作りありがとな」

「皆の手際が良かったのよ私なんて何もしてないわ」

「あと少し手伝ってくれトイレの穴を空けたいんだ」

ステラに家を作る位置を教えて穴を繋げてもらった。上水道もここの穴に流れる予定だ。

「よしやるぞ」

集めた丸太やレンガに魔力を込めていく。かなりの量があるが建築に関しては問題ない。魔力が行き渡るとイメージを10棟作った。部屋構成が良くわからなかったのでキッチンと大部屋のみの簡単な作りになってしまったが後から増築出来るように感覚を空けておいたので大丈夫だろう。魔力の形に合わせて大量の丸太やレンガが魔力で持ち上がり形を作っていく。内装は無く窯があるだけなのだが水を貯めるタンクも作った。上水道が出来れば家から簡単に水を使うことが出来るだろう。

「何が起きたんだ一体⁉」

「これ凄いでしょコウキくんの血統魔法なのよ」

「なんとコウキは血統魔法が使えるのか」

「私もこれを見た時はびっくりしたわ」

「こんな魔法を見せられたらエルフも落ちるのだな納得だ」

「なに言ってるのよあなた」

「コウキの嫁なのだろうお前は」

「確かにあの時...違うわよ‼」

「何?同じ家に住んでいて何もないのかこれだけの力のある男だぞ獣人の女はそれを知ったら黙っておらんぞ今の内にしっかりと関係を作っておくことだな」

「二人とも何話してるんだ?ひとまず完成だ」

「いやちょっと今後についてな何些細なことだそれより俺の家はどこなんだ」

「ヒートの家はあそこだよリーダだから俺たちの家の近くにさせてもらった後は自由に住んでくれ」

獣人達は自分の家はどれにしようかと話しながら散っていった。これで野宿はしなくて良いだろう。

「リュディアの所に行けばシーツは貰えるからなその他は自分達で用意してくれ畑は大きくする予定だけど面倒は見てくれよ施設は自由に使ってくれて構わない」

「分かった伝えておく」

こうして無事に獣人達の家が完成したのだった。



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