29、三島研究所、新大地に移転します!
俺は 急遽、三島研究所に戻り、太郎、竜二、明美と、新大地移転の打ち合わせを始めた。
新大地の大気成分、水質成分、周辺にモンスターがいないこと、それと非常に太陽系に近似値の第三惑星であり、光星である擬似太陽を、簡易調査した結果、地球から分析される太陽と瓜二つだが、地球から観測できる太陽とは表層形状が 若干異なる事等を、皆に説明した。
結論として 満場一致で今の三島研究所そのものを 新大地に移転させる事となった。
俺は翌日、三島研究所の玄関前に立って、三島研究所を俺のアイテムボックスに収納可能かどうかをトライアルしてみる!
もちろん、家族は全員、外に出ていた。
三島研究所の地下構造やその深部の耐震処理された建材等、全ての建築物の構造を、基本設計図面も頭に入れて、その構造物、及び付属する全てのパーツの全体像をイメージしてアイテムボックスに収納した。
結果、アイテムボックス収納から取り残されたのは、孫が飼っているハムスター一匹と居着いたネコという現存生物だけだった
「 三島研究所 取り込みに成功!」
その足で、マイスライム机に座って、一旦、机が閉じてシャッフルされた 高原大地を またひたすら不眠不休で寝食を忘れて開け閉めして、25時間後に ようやく目的の大地を引き当て、その大地が、前に観測した大地と同じであるかを 心眼で 前の観測点を見極め、前観測点が確認されるや否や、湖の近くに転移し、あらかじめ三島研究所を移転させようと設計していた場所に アイテムボックスから三島研究所を出し設置してみた。
「 おお!グレイト!」
三島研究所は、俺が思っていた通りの 湖のほとりに設置でき、三島では富士の湧き水を汲み上げていたポンプを湖の2mほどの浅い海底付近に設置して、超導体ダンジョンモーター発電機で 勢いよく湖の水を汲み上げて、三島研究所は、新大地で稼働し始めた。




