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シャドーダンス2 東京炎上作戦  作者: 六青ゆーせー
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37/166

37後部甲板

「小金井さんは機関部に行っているそうよ。

爆発物があるなら、エンジンごと爆破するのが最も可能性が高い、という事らしいわ」


美鳥がスマホを切りながら言った。


「艦橋は当て外れだったでしょうか?」


誠は、ちょっと赤面しながら言った。

吉井一曹は盛んに船のコックピットを調べながら、


「とは限らないよ。

とにかく、これを調べられるんだから…」


コックピットのモニターに図表のような物が現れた。


「なにやん、これ?」


高屋の質問に、吉井一曹は、


「さっきの放送が、どこからされていたのか、船のシステムを調べれば判るわけです」


誠はスマホを見た。


「今、11時21分、さっきの放送は10分ぐらい前でしたか?」


じゃあ、これ、という事ね」


美鳥が指で差したのは、11時13分の放送履歴だった。


「A11って言うと…」


吉井一曹はマウスをクリックする。

船の各階の俯瞰図が出て、


「後部甲板だ…」


「よし、じゃあ爆発物は小金井に任せて、僕たちはドールマスターを捕まえに行こうか」


艦橋の窓からは、真正面に勝鬨橋が、もう間近に見えるようになっていた。

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