前へ目次 次へ PR 61/162 第61話 美剣士は微笑み、言う。 「皆さん、本気をお出しになる事を祈ります」 老人とは思えない速力で矢を放つコールテル。矢は一直線に私の背後へ刺さる。 「おお、おお、刺さるところでした。悪魔の礼儀はお嫌いで?」 コールテルは燃えるかのような目で言う。憎々しげだ。 「人質か?」 先ほどの矢を片手に持った。黒いスーツの男は言う。 「無駄は嫌いでしてな」 マテリスが凄まじい動きで一閃。剣が見えない! 「ふーむ、そちらも短気ですな、はっはは」