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第33話

 本日は主に新たな魔法の習得に時間をさきました。オルストラスつええーの影響で炎系のも二、三記憶したし、庭で実践してちょっとしたぼや騒ぎにもなったわ……。


 それは猛省反省自省しているわ。やり過ぎてすいませんって……。本にはちょっとした灼熱の魔法って書いてあったんだけど……ここをこうして、あそこをああしてと意匠をこらしたら想像以上になっちゃって。


 お母様にきつく叱責され、三日間おやつ抜きにされちゃったしさんざんな一日ね。


 でも、私はめげないわ。世界一の魔法使いになって破滅を阻止してみせるんだから!


 仕方ないから午後からは勉強(主に魔法)を止め従者のミンとお茶しながらお話。でもクッキー等はない……。


 ミンは罰を受けていないのだから食べても良いんだけど「モリシス様が食べれないのに……私だけいただくことはできません!」と言ってくれてウルッときちゃった。


 白の下地に馬車が描かれたカップでいただいたわ。なんというお茶か書いておくと確かダージリンとかなんとかだったわ。


 まあ、くつろげれば何でも良いんだけど。お話の内容としては最近読んだライトノベルについてとか、役立つ魔法についてとか。そんな感じね。そんな一日でした。



 私は今書いた日記帳を眺めた。毎日は書かないけどこういうのも良いわね。私は横線にサンドイッチされたノートの文章を読み返しそれを閉じた。


 私ははしたない大あくびをして慌てて手で覆い隠し辺りにお母様がいないか飢えた肉食獣のように辺りを探る。


 私はホッとしてふかふかの雪のように白いベッドにごろん。そしてすやすや……。

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