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第26話

 私って深窓の令嬢だからスーパーマーケットって初めてきたわ。いろいろ売っているらしいじゃない。


 私はミンに続いて野菜コーナーに向かう。赤からはじまって黄色や緑までまちまちある。


 私はにっくきニンジンを目にし、イラッとし袋ごとそれを投擲。レジの方にとんでいった。


 ふふ、いいきみね。ニンジンは存在自体が悪なのよ。私って正義感の塊ね。ニンジンをやっつけたんだから。


 「お客様、困ります! 買ってもいない品物を乱暴に扱うなんて!」と店員さんが激怒してきた。あっそうだ! 日本でもそんなことをすれば怒られちゃうか……。


 ミンが腰を九十度に曲げ平謝り。私も「すみません、それ買います」とわびる。


 しかしなかなか許してもらえない。ミンが謝罪のため金貨の入った袋を渡してこう言った。


「すみません、これでどうかご容赦を……。もしあれでしたら上司に連絡いたしますが?」


 しかし、野菜コーナーの主任らしきその男性はこともなげにこう言葉を発した。


「いや、しかし、子供を甘やかすのは私は反対でしてね。罰を与えるべきではないかと思うわけですよ。つまり……」


 そこで女性陣の黄色い声が響いた。その方向に目を向けると金髪の美少年、オルストラス。


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