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第24話

 私は今、野球ができそうなぐらい広いダイニングでテーブルにつき強敵にミンと共に向かい合っていた。


 私ははでめな赤い花柄のドレス。ミンは黒白のメイド服。を装備している。私の武器はフォーク。


 相対する敵は新鮮な血のように赤い一口大のニンジン。なんとも凶悪そうな見た目である。睨まれただけで命を奪われそう。


 私の新雪のように白い額を一滴の汗が重力で流れ落ちる。私はゴクンと息を飲んだ。私は勝てるだろうか?


 このモンスターよりも恐ろしいかえり血の悪魔(ニンジンに私が命名)と視線がぶつかる。ミンも真剣な表情で「モリシスさまファイト!」と声援を送る。


 私は「エイヤッ!」とフォークで敵を一刺しし口に運ぶカプ、モグモグ……うえー! あ、危ない吐くとこだった。私はそれを嚥下した。


 私とミンは手を取り合いはしゃぐ。私は笑顔でこう口にした。勝利に酔いながら。


「やった! やったわ、ミン! かえりちの悪魔を退治したわ!」


 ミンも「ああ、嬉しいです! モリシス様がニンジンを食べられるなんて! モリシス様の成長がみられます!」と大喜び。


 私は残りのニンジンたちもパクつく。皿の上の高級ニンジンたちはみな私の体内の袋に詰め込まれた。意外になれるといけるわね。


 私は食べれるものが一つ増えた。これで生存率も上がったはず!

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