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第17話

 チョコレートケーキを美味しくいただいたので他にも何かをと私は欲を出し始める。


 このままいくと肥満体型のおデブさんになり、動きが鈍り魔法で私にエンドを与える者達を倒せなくなっちゃうかも……。


 ヤバイわ、ヤバイわ。私は考えすぎ悲観しすぎだと思いつつも戦慄し両手で頭をおさえいやいや頭を振る。


 辺りの招聘した貴族達が「モリシス様はケーキに毒を盛られていたのかしら!?」や「年をとるのがおいやなのでしょうか?」等と勘違いされる始末。


 そこへ颯爽と現れたのはマルテシス。攻略対象の一人だ。私は目を見開いた。まさか断罪イベント!? と慌てる私。


 しかし、それは魔法学校に入学してからだ。彼は貴族の子息であり茶髪の美男子だ。サラサラヘアーが微動する。頭を下げてにっこりしこう私に言った。


「モリシス様は今日で十一才になられたのですよね? おめでとうございます!」


 私は彼の背後に見える斧を持った鬼に戦戦慄慄。いやそんなものはいないのだろうが、私には幻覚か何かで見える。私は恐怖し「猿は山に変えれ!」と言葉を残し走り出す。


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