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第13話

 今日はまた森に居る。得物は魚やイノシシやモンスター。それらをやっつけたので料理をしようというわけだ。


 まあ、それぐらいはできないと生きていけないわよね。冒険者として。


 とりあえず焼きやすそうな枝や葉っぱをオルストラスと共に集める。枝はあまり落ちていなかったので木の枝を魔法で切り落とし採取。


 それらを小山にし私はライター、オルストラスはマッチで点火。魔法でもいいけど魔力のきれたときも考慮して。オルストラス……王子様なのにマッチって……財政難なのだろうか。


 それを聞くとワイルドな感じが好きで、手を焼きそうになるのがたまらないのです! と大きな声を出した。


 確かに火が手元によってくるのはドキドキだけど……。そんなところまでMっ気を発揮するなんて……まさにMの塊。M塊だ。


 二人で得物を切りさばき鉄の串に刺し赤々燃える火で焼き焼きする。私は初料理に興奮し、串を車のタイヤのように高速回転させ遊ぶ。


 イノシンは茶色くこんがり焼けまあまあ芳香もするし美味だった。緑色のモンスターは……うーんだった。食べれない物みたい。


 そのモンスター焼きを嫌がるオルストラスに無理矢理食べさせるのは面白かった……わけではない。


 ただ、キラキラ光る目で懇願する彼にそれをやってあげただけだ。私はサドじゃないし! 勘違いしないでよね!

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