表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/162

第11話

 今日は森に来ていた。目的は狩り。動物や魔物をこてんぱんにやっつけ美味しくいただく訓練というわけ。


 スズメがチュンチャカさえずり目が痛くなるぐらい緑色の葉はカサカサ揺れている。


 枝の上には蛇がいたりする。その枝に尾をぐるぐる巻き付け落ちないように安全対策。


 私は獲物に気づかれにくいように上下ともにめいさい柄のジャージ。うん、動きやすい。手を広げ、足を上げる。


 いつものドレスちゃんたちとは大違い。差異があるわね。やっぱり前世は平民だったしこっちの方が落ち着くわね。


 それにしてもオルストラスが遅いわね。遅刻は女に嫌われるの分かっているのかしら。


 猟犬を貸してくれるっていうから渋々、しかたなく、嫌々一緒の狩りをオーケーしたというのに。


 さっきから私の背後の藪から気配がする。なんかガサガサやっていたが……何をしているんだか。そいつをしとめてウォーミングアップといこうかしら。


 そこで「ワン!」と犬の声。私はやっとオルストラスが来たわと振り返る。私はこう言葉を放った。


「オルストラス、遅いわよ! しっかりしなさいよ……」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ