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第6話 ますます絶好調!(第6部)

隣を見ると、裁判長が文字通り羊皮紙に滝のようにヨダレを垂らし、目をギラギラと輝かせ、イツロウの言葉の先にある『生々しいディテール』を今か今かと待ちわびていたのだ。


「さあ、真実の薬の力で答えてもらうぜ……あの夜、あの二人の若い女の子と、一体どんな『猥褻なファンタジー』を実現させるつもりだったんだ!?」イツロウは悪魔のように両手を広げて大笑いした。


騎士は両手で耳を強く塞ぎ、ホラー映画の犠牲者のように絶叫した。


「いやあああぁぁぁっ! 分かった、お前の勝ちだ! 告訴は取り下げる! 全て取り下——!」


遅かった。


自白の魔法が、彼の静脈で激しく燃え上がっていた。


騎士はガクンと膝から崩れ落ちた。観衆が恐怖とドン引きの眼差しで見守り、裁判長が魅了されたように身を乗り出す中……彼が人間の少女、エルフの少女、そして『常軌を逸した量のヌルヌルのマッサージオイル』を使って何をしようとしていたのか、その変態的な妄想のすべてを、機械のように無機質かつ外科手術のような正確さでリストアップし始めた。


栄光ある騎士道は今、この法廷の生放送(ライブ)でその名誉を完全に失った。完全なる公開処刑である。


エリエナ夫人は顔を両手で覆い、力なく椅子に崩れ落ちた。もはや法廷での大虐殺だった。


白髪の書記官は爽やかに咳払いをして、最後の羊皮紙を広げた。


「原告による告訴の取り下げを受け……裁判長は本件を不起訴処分とする。エドワード・ニシムラ、サンズ・クジラ、イツロウ・ブルト、マイク・タロウの四名に、無罪を言い渡す!」


エドワード、マイク、イツロウは、青春スポーツアニメの感動のラストのように力強くハイタッチを交わした。


彼らの冷酷で完璧な計画——それは、とにかく自分たちが発言を独占し、立て続けに質問と屁理屈を浴びせることで、検察側に『彼ら自身に自白剤を飲ませる隙を一切与えない』ことだった。


『やったぜ、これで俺たちの無実は証明された! 自由だ!』エドワードは内心で歓喜の涙を流した。


エリエナ夫人が、袖口をモジモジといじりながら恐る恐るグループに近づいてきた。


「私……その、自分の振る舞いを謝罪したくて」彼女は上目遣いで彼らと目を合わせないようにしながら呟いた。「あなたたちのことを、危険なアナーキスト(無政府主義者)の集団だとばかり思っていて……本当に誤解していました……」


「気にしないでくれよ、もう済んだことさ!」マイクが歯をキラーンと光らせて満面の笑みで答えた。


「尋問の時はめちゃくちゃ冷や汗かかされたけど、床で癇癪起こしてた時は結構可愛かったぜ!」イツロウがイケメンボイスで親指を立ててウィンクした。


ボフッ!

検察官の頬が火がついたように赤く燃え上がり、頭から湯気を出した。彼女は小さな可愛い悲鳴を上げて、恥ずかしそうに顔を背けた。


ポケットに両手を突っ込み、エドワードは重厚な木の扉に向かって、勝ち誇ったスローモーションの足取りで歩き出した。

悪夢は終わった。彼らの本当の、輝かしい冒険者としての人生が、ついに今ここから幕を開けるのだ。


裁判長が閉廷を正式に宣言するため、木槌を振り上げた。


「裁判長、本当にありがとうございました! 約束します、もう二度とこんな悪いことしませんから!」


ピタッ。

エドワード、マイク、イツロウの動きが、一時停止ボタンを押されたように完全に止まった。


彼らの顔に貼り付いていた笑顔が、熱せられた蝋(ロウ)のようにドロドロと溶け落ちる。一瞬にして、三人の顔からすべての血の気が引き、真っ白な灰になった。


裁判長は振り上げた木槌を宙で止めた。彼はポカーンと丸い目を書記官に向けた。

「ええと……おい、あいつ今なんて言った?」

「たしか、『約束します、もう二度とこんな悪いことしませんから(=今までやってました)』と……」書記官が瞬き一つせず、事務的に確認した。


クスクス……という小さな鈴のような笑い声が、法廷の静寂を破った。


そして、それが爆発的な大声での高笑いへと変わる。


「フハハハハハハハ!」

完全なるマキャベリスト(悪役)の笑い声。エリエナ夫人がバッと顔を上げた。眼鏡の奥の瞳は、息を吹き返した肉食獣のような危険な光をギラギラと放っている。


三対の絶望に染まった目が、ギギギギ……と錆びた機械のようにスローモーションでサンズへと向けられた。

グループのバカ担当は、ドアの近くに立ち、満面の笑みで犬のように尻尾を振らんばかりに、裁判長に向かってフレンドリーに手を振っていた。


彼は裁判中、血を吐くような努力でずっと沈黙を守り抜き……そして、ゴールテープを切るその1ミリ手前で、自ら自爆ボタンを押してすべてを破壊したのだ。


三人の悪友は、殺意を込めて拳をギリィッ!と強く握りしめた。


彼らの自滅という完璧な抜け穴を見つけ出し、完全に息を吹き返したサディスティックな検察官と共に——彼らの地獄(延長戦)が、再び幕を開けるのだった。

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