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第6話 ますます絶好調!(第4部)

彼女はガタッ!と立ち上がった。完璧だった冷徹な検察官の仮面は音を立てて粉々に砕け散り、彼女はその場でダダをこねる幼児のようにピョンピョンと跳ねながら、両拳で机をバンバンと叩き始めた。


「きぃぃっ! コホン……つ、つまり……取引は取引です! 自白剤を持ってきなさい!」彼女は顔をゆでダコのように真っ赤にしてキーキーと喚いた。


自信満々だった若い騎士の体が、ピキッと強張った。


「断る! なぜこんなチンピラどもの理不尽な要求に屈しなければならな——」

彼は言葉を失った。


村人たちの視線と交差したのだ。何十対もの目が、まるで不審者でも見るような強い疑念の目で彼をジッと見つめている。『あの偉大な魔術師でさえ間違えていたのだ。もしやこの騎士もただの嘘つきなのでは?』という無言の圧力が法廷を満たす。


滝のような冷や汗が、彼の首筋をツーッと伝い落ちた。彼は顔を引きつらせて必死に愛想笑いを作ったが、瞳の奥の激しいパニックは隠しきれていなかった。


「も、もちろん……薬を持ってきてくれ。こ、これで俺の真実が変わるわけではないからな!」声が完全に裏返っている。


───


半透明の液体が入った小瓶が配られた。検察官、被害者、そして証人たちは、グラスの中身を一気に飲み干した。


観衆がゴクリと息を呑む。


全ての視線が、部屋の中央に立つ傲慢な少年に集中した。


エドワードはコホンと咳払いをして、制服の襟を正した。


「マクスウェルさん。絶対的な真実の効力の下で、お答えください……俺のことを一番最初に『小僧(ガキ)』と呼んだのはあなたですよね?」


老魔術師は忌々しそうに眉をひそめた。だが、真実の薬の絶対的な力に逆らえず、彼の口が勝手にパカッと開く。

「うむ、確かに、ワシがその言葉を使っ——」


「あっ! じゃあ、俺が保護されるべき、ただの無力な『ガキ(子供)』だってことを、今公式に認めましたね?」


エドワードは大げさに俯いた。


彼はズボンの下で自分の太ももをアザができるほど全力でつねり上げ、見事なクロコダイルの涙(嘘泣き)を一筋、頬にこぼした。『さらば、俺の高校生としての尊厳……!』と内心で血の涙を流しながら。


「ということは、論理的に考えて……未成年の俺に刑事責任能力はありません! マクスウェルさん、実際に行動に移す度胸もない、ただの癇癪を起こしただけの『哀れな単なる子供』が、重罪人として刑務所行きに値すると思いますか?」


自白の魔法が、無慈悲に効果を発揮した。


「もちろん、そんなわけがないだろうが!」老人は条件反射で大声で吐き捨てた。


自分自身の放った言葉が、静まり返った法廷にこだまする。マクスウェルはハッとして、絶望に目を見開いた。


「し、しまったぁぁっ!」と彼は情けなくどもった。


老人は両手で頭を抱えて『ORZ』のポーズで膝から崩れ落ち、自らの口で加害者の無罪を完璧に証明してしまった事実を悟り、白く燃え尽きた。


エドワードはクルッと背を向け、勝者の威風堂々とした態度をとった。


「弁護側は、マクスウェル氏の『誠実さ』に心より感謝します!」と彼は嫌味たっぷりに高らかに宣言した。


「はあ!? 違うわ! 彼にそんな権利はないはずよ! 裁判長、言ってやってください! 言って!」エリエナが金切り声を上げた。


優秀な検察官は、完全に正気を失っていた。


彼女は演台の床に座り込み、ヒールと両拳で石畳をドンドコドンドコと叩き、おやつを没収された3歳児のように頭を振り回して、手足をバタつかせながら駄々をこね始めた。


法廷全体が、あまりの痛々しさに死のような沈黙の中で彼女を見つめた。

いたたまれないほどの極限の気まずさ。誰も自分に同情して動かないことに気づき、エリエナはようやくピタッと暴れるのをやめた。


彼女はバネのように素早く飛び起きると、熱に浮かされたように法衣のシワをパンパンと伸ばし、中指で眼鏡をクイッと押し上げた。顔をトマトのように真っ赤にしながらも、何事もなかったかのように再び冷たくプロフェッショナルなトーンに戻った。


「エドワード・ニシムラの件については……却下されるようですね。しかし、連帯責任は適用されます。他の罪状は維持されます!」


「頭イカれてんのか!?」エドワードはすべての礼儀作法を忘れ、素のヤンキー口調で彼女にビシッと指を突きつけて爆発した。「今のあんたのその赤ちゃんみたいなマジの癇癪を、俺たち全員が都合よく見て見ぬ振りするとでも思ってんのか!?」


「いやぁぁぁ! 記憶にございません! 何のことかさっぱり分かりませんっ!」彼女は両手で頬を押さえてジリッと一歩後退し、壊れたおもちゃのようにキーキーと鳴いた。


『オッケー、この世界は完全に、ストレスで頭がおかしくなった抑圧されたサイコパスの巣窟だな……』エドワードは疲労困憊の引きつった笑みを浮かべて、ゆっくりと首を振った。


バン! バン! バン!

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