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第5話 俺たちのポンコツ担当がまたやらかした……(第4部)

「おい、無視してんじゃねえぞ!」エドワードが吠える。「そもそも俺たちがこんな絶望的な状況になったのは、お前のせいで——」


エドワードの言葉がピタリと止まった。彼は唇を強く結び、胸の前で腕を組み、アーチ状の石造りの天井を見上げて長いため息をついた。


その突然の沈黙に、マイクが顔を上げた。


「いや……よく考えたら、ああなるのも無理はないか」エドワードが低く、どこか達観したような考え込む声で再開した。「あんな陰湿でずる賢いやり方がまかり通る野蛮な世界なら、予測するのは難しかった。全部がお前の責任ってわけじゃない……」


「クソッ! なんでお前ばっかり勝つんだよ!?」

サンズが突然、ベッドの錆びた鉄パイプに頭をガンガンと打ち付けながら爆発した。


床には、チョークで完璧に引かれた『マルバツゲーム(Tic-Tac-Toe)』のマス目が描かれており、マイクの『バツ』が圧倒的な勝利を収めていた。


「言っただろ。俺、マルバツゲーム最強なんだって」マイクが教授のように大真面目な顔で深く頷いた。彼らはエドワードの高尚な独白を1ミリも聞いていなかったのだ。


エドワードは、深く、重く、果てしなく長いため息を吐き出した。


「おい、お前ら。せめて俺の話を聞いてるフリくらいできないのか?」彼はドスを効かせた。「それとイツロウ! このカビ臭い穴蔵にぶち込まれてから、お前一言も喋ってねえぞ! 少しは脱出の計画を練るのを手伝え!」


エドワードはイライラして、下のベッドの枠をガンッ!と蹴り上げた。


壁の石積みに顔を向けて仰向けに寝転がっているイツロウは、ピクリとも動かない。彼は完全に魂が抜け切った絶望の顔で、首だけを痛々しくギギギと回し、死んだ魚のような視線の端だけで友人を見た。


「もう……運命を受け入れるしかないんじゃないか……」イツロウは生気のない声で呟いた。「俺たちが無実を証明する手段なんて、どこにもないんだから。俺の人生は終わったんだ……」


「このチキン野郎! それは単に、俺たちの中でダントツでお前の罪状が重いから——」


エドワードの突き出した指が、空中でピタリと止まった。

彼の目が限界まで見開かれる。呼吸が完全に止まった。


マイクはチョークを持った手を宙で止めた。サンズの動きが凍りつく。


「おい、マジか……」マイクが息を呑んだ。「サンズ、お前も見えてるか?」

「あ、ああ、マイク……」サンズがゴクリと唾を飲み込む。「またアイツ、途中で止まったぞ!」


マルバツゲームをしていた二人の額に、滝のような冷や汗が吹き出した。


虚空を凝視し、完全に焦点の合っていないエドワードの虚ろな目が、二人を恐怖のどん底に突き落とした。

『あいつ、また何かとんでもなくヤバいことを企んでやがる……!』二人の思考が完全にシンクロした。


「ビンゴだ!!」エドワードが突然、狂気じみた歓喜の声を上げた。


彼は勝利のポーズで拳を突き上げ、その顔には邪悪な笑みがベッタリと張り付いていた。


「ここから抜け出す、最高に完璧な方法を思いついたぞ!」


「うるせえ! 黙って寝ろクソガキ!」隣の独房から囚人が怒鳴り声を上げた。


隣人の怒号を完全に無視して、四人の少年たちは独房の中央に集まり、薄暗闇の中でヒソヒソと密談を始めた。


数分後。マイク、イツロウ、サンズの三人は、エドワードの『計画』を最後まで聞き終えた。


サンズは気まずそうに目を逸らし、神経質に首の後ろをポリポリと掻いた。

「なあ、それ本当に上手くいくのか? 特に、俺が明日の裁判中ずっと『絶対に一言も喋っちゃいけない』って部分が、個人的にちょっと納得いかないんだけど……」


「ああ、そこがこの計画の最重要ポイントだ。お前は絶対に、一文字たりとも発言するな。息もするな」エドワードが絶対零度の氷のような視線でバッサリと切り捨てた。


マイクは自分の手のひらに拳を力強く打ち付け、目をギラギラと輝かせた。


「確かに、お前の計画は理にかなってる……! ああ、これなら絶対に上手く——いや、上手くいかせるしかない!」彼は熱っぽく語った。


イツロウは膝に肘をつき、ゆっくりと体を起こしていた。死んでいた彼の唇が、三日月のようにゆっくりと邪悪に歪んでいく。


「よし、じゃあ明日はこれでいくぞ……」


マイクから、低い押し殺したような笑い声が漏れた。クックック……。


イツロウがそれに続く。フフフ……。

エドワードも自らの笑い声を重ねた。ハハハ……。


数秒後、三人の高校生は、アニメの最悪の悪役(ラスボス)にふさわしい、邪悪で脂っこいマキャベリ的な高笑いを大爆発させた。


「フハハハハハハハハハ!!!」


完全に置いてけぼりを食らったサンズだったが、なぜ仲間たちが突然笑い出したのか全く理解できないまま、とりあえず必死に彼らに合わせて「アハハハハ!」と大声で笑い声を上げた。


——「だからうるせえって言ってんだろ!!」と、眠りを妨げられた他の囚人たちが絶望的な苦情を叫び続ける中で!

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