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未来探偵ゼノンと七つの事件  作者: 八海宵一
「04 分子分解銃(通称、ピコピコ銃)の謎
32/47

#05

     *


 待つこと三分。

 長ったらしい利用規約が超速でスクロールしたあと、使いづらいでおなじみの検索システムがカードフォンに表示された。

さっそく、確認した登録ナンバーを打ちこんでみると、新型ピコピコ銃のログが表示された。

 ここ数時間の間に引き金が引かれた記録は一つだけだった。

 11時49分に、デューク・パイソンが宇宙鋼板に向けて一発撃ち、宇宙鋼板とホテルの壁に光線が当たったと表示されている。どうやら、テーブルの穴あき鋼板と黒焦げの壁は、そのときできたものらしい。

 これはどういうことだろう。

 試しに、地域を指定してログの検索をしてみたが、周辺でトリガーが引かれた別のピコピコ銃の記録もなかった。

 不可解だ。

 パイソン氏の頭は、見事に吹き飛ばされているというのに、銃が使用された記録が残っていない。この吹き飛ばされようから見て、まちがいなくピコピコ銃が使われているはずなのだが……。

 私はカードフォンから顔をあげ、首をかしげた。

「なにがどうなっているんですか?」

「うーん」

 腕組みをしたゼノンが唸った。

「それがよくわからないんですよね」

「よくわからない?」

 おうむ返しに尋ねると、ゼノンはうなずいた。

「彼がこめかみに銃口をあて、引き金を引いたことは確かなんですが……」

「はっ? なんですって?」

 衝撃の事実だ。

 だが、ゼノンは当たり前のように話を続けた。

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