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迷子のおじさん  作者: イオン
7章 神話改竄編
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93話 成就


「子ミリア、すぐに助けます、安心なさい」


「貴様ら!この外道が!幼き私の孫を人質に取るなどと、、、!」



「お祖母様、、、」


ラングはほんの少しだけ子ミリアを掴んでいる手に力を込めて、視線で子ミリアに合図する



「聖女ミリア様、恩寵の継承を」



「戯けた事を!」



「子ミリア様がどうなってもよいと?」



「ぐぅっ」



「ご安心ください、このラングが必ずや教会をよきものと致しますゆえ」


「貴様!ラング!権力に溺れたか!」


「ミリア様どうか」



「おのれ、おのれ、、、」



ラングは聖女ミリアの様子を見ながら

これで良い、これで良いのだ


と、自分を納得させた



「呪われろ!ラングの一族よ呪われろ!決して許さぬ!決して許さぬ!」



そう、呪いの言葉を吐きながら、聖女ミリアは子ミリアへと恩寵キーソの継承を行ったーー



そして、、、


子ミリアが正式な聖女となって初のお披露目となる演説会


「さあ、聖女様どうぞこちらへ」


「しかし、世話役として私でよかったので?」


「ええ、勿論」



「その、大変光栄なのですが、、、ラング様は?」


ミリアの目には憎悪の光が宿るーー


「ラングとはしばらく会いたくないの」


「そ、そうですか、、、で、では!」




「第17代聖女ミリア様である!!!」


観衆の大歓声が響くーー




「第17代聖女ミリアです」



「今日は皆さまにとても、とても大事な事をお伝えせねばなりません」




「私達がこれまで信じていた神話は、、、」

 



「偽物だったのです!!!」


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