89話 リアス教司祭ラング
2200年前
ユビキリの街ーー
「ラング様〜」
「この区画もあと少しだな」
「本当、凄いよねー」
リアス教司祭ラング
金髪に糸目、穏やかな顔の彼は
大きな石を積んでいた
常人にはとても持ち上げられないような巨石を
なんでもないことのような涼しい顔でヒョイっと
「今日はここまでにしようか」
「この防壁工事もあと数百年もすれば終わりがみえるな」
「えーあと数百年もー?」と周りの人は言う
「そう言うな、この防壁はお前達をそして、お前達の子孫を守るものなのだから」
「ラング様が守ってくれてるじゃないですか!」
「そうだそうだ!」
「ははは、無論だ、お前達は私が必ず守る、このユビキリの力で」
その時、1人の青年がラングに尋ねるーー
「リアス様に恩寵を返した後は我々は大丈夫なのでしょうか?」
「その、、、僕怖くて、この防壁だけじゃ魔物はとてもじゃないけど防げないと思うので、、、」
ラングは優しい声で
「大丈夫だ」
「それにな、、、リアス様の慈悲は無限で永遠だと私は考えている」
「リアス様の慈悲は無限で永遠、、、」
「、、、そうだ」
「ではな、皆、恩寵と共にあれかし!」
「「「恩寵と共にあれかし!!!」」」
ラングはユビキリの教会へと戻ると
「ラング様〜」
とててっと幼い赤っぽいピンクの髪の少女が走ってくる
「ラング様おかえりなさい!」
「ああ、ただいま、子ミリア」
この子ミリアこそ、
第16代聖女ミリアの孫であり
高齢となった彼女に代わって聖女ミリアを継ぐよう定められた子である
そして、ラングはその教育係として名乗りをあげた
「お勉強の方はどうだい?」
「えっとねーきょうはねーしんわ?のろうどくしたよー」
「そうか、、、どれ、私も一緒にやろう、着いてきなさい」
「わーい」
少女はラングの後ろを、嬉しそうについていく。
ラングはそんな少女を振り返りながら、教会の奥へと歩いていった。
そのラングの目は使命感に燃えていた
守らねばならない、民を、安寧を、、、
その為には、、、と
ラングの原型はファイアーエムブレム紋章の謎のラングのつもりでした。




