リアス過去編2
リアス過去編は時系列が逆です
3000年前
やけに青黒い肌の人間が
机と椅子に向かって書き物をしている。
傍にはピンクっぽい赤い髪の少女がメイドのような格好でひかえている。
部屋のドアがノックされ
「失礼します、リアス様、そろそろお時間です」
「そうか、わかったすぐに向かう」
そして、傍の少女に向けて言う
「お前もついてきなさい」
「え?でも、、、」
「よい」
「は、はい」
そうして少女をともなって、リアスが向かったのは
まるで、
王城の謁見の間のような造りの部屋だった
真っ赤な絨毯の上を歩き、両脇には大勢の人間が直立不動で立っている
彼らはリアスの後に続く少女を怪訝な目で見るが
言葉は発しない
そして、玉座のように置かれている椅子に座る
「エレグランハーク」
「ハッ」
若く聡明そうな青年がリアスの前に出てくる
「ゴンドッチン」
「オウ」
大きな身体の青年がリアスの前に出てくる
「ゼツワン」
「ハッ」
少しヒョロっとした青年が前に出てくる
「お前もそこへ並びなさい」
「わひゃっ、わ、私ですか?」
「そうだ」
ピンクっぽい赤い髪の少女もおずおずと青年達の隣へ並ぶ
それを見ていた他の人間達はヒソヒソと話をしだすが
「お前達4人に恩寵を授ける」
リアスは気に留める様子もなく、そう宣言する
「その後、我はここを去り1000年の眠りにつく、ゆめゆめ約束は忘れぬように」
ザワザワと、声が大きくなるが
最初に呼ばれた聡明そうな青年が
「静まれ!」
そう一言
見る間に玉座の間は静寂に包まれる
「エレグランハークお前には我が頭蓋骨の恩寵、トルカブトを授ける、我に触れよ」
「ハッ」
エレグランハークがそっとリアスの額に触れると
玉座の間が光に包まれるーー
「これが、、、恩寵」
「恩寵の力も使い、考えよ、、、そして約束の時は、、、任せたぞ」
「ハッ、必ずや」
「ゴンドッチンお前には我、胸骨の恩寵、バイタールを授ける、我に触れよ」
「オウ」
ゴンドッチンがリアスの胸に触れ、またもや光に包まれるーー
「恩寵の力を使い己と民を守るのだ」
「マ、マカセロ」
「ゼツワンお前には我が右腕全てを、恩寵として与える、銘はゼロソウルだ。我に触れよ」
「ハッ」
ゼツワンがそっとリアスに触れると、一際大きな光に包まれるーー
「ゼロソウルは最強だ、何にも負けてはならん」
「ハハッ」
そうしてリアスはピンクっぽい赤い髪の少女を見る
「お前、、、いや、、、まず、名前を与える」
「お前は、、、今日からミリアだ」
「え?」
ザワザワ
ずっと見守っていた聴衆が騒ぐ
だがリアスは気にも留めず続けて
「ミリアお前には我が骨盤の恩寵、キーソを授ける」
「え?え?でも、、、」
「早くしなさい、もう形を保つのも限界なのだ」
「た、只今!」
ミリアは駆け寄るようにリアスに触れると
光に包まれるーー
「恩寵とその名前を継ぐ事を命じる」
「は、ハイ!」
そう言いながら、リアスの身体は崩れていき
青黒い革の袋のようになった
「おお、、、なんという、、、」
「これこそ、慈悲」
「リアス様」
『恩寵は失われず子々孫々恩寵と共にあれ』
『今日より、1000年の後恩寵と共に我の元に訪れよ』
そう言うと、玉座の間にいた全ての人間が一斉に跪き
「「「「「ハッ!」」」」」




