88話 リアスと皇帝
「失礼する」
「なっ!?陛下!」
ドンガッチンさんが、叫ぶ
慌てて入り口を見ると、、、
白髪ではあるが、
眼光は鋭く、そして、深い
体格は俺と同じ程度だが姿勢が良いのか
威厳を感じる
「ハーク帝国皇帝レオグランハークだ」
皇帝!?帝国の?
『エレグランの系譜か』
え?いや、、、
なんで?なんでそんな人がこんな所に?
「ハーク陛下、何故ここに?」
ミリア、グッドクエスチョン!
「ふむ、、、」
「ガーベラからの報告を受けてな」
「リアス様が3000年ぶりに帰還されたとあらば当然である」
「ドンガッチンよ、ここはもうよい、持ち場に戻れ」
「、、、ハ!」
「世話になったの、中々楽しめたわい、ではな」
あ、し、師匠!
いや、ドンガッチンさんがあっさりと出ていっちゃった、、、
そして、、、レオグランは、俺の方を見つめ
「お久しぶりです、リアス様」
そう言葉を発したのだった
わ、分かるんだ、、、
まぁ、ミリアもなんか一瞬で確信してたしな
『話がしたい』
あーうん。これはうん流石にね
「あの、山田次郎です。その喋るのは俺なんですけど、その、喋ってるのはリアスなので、、、」
「あいわかった、ジロー殿」
今ので信じるんだ、、、
いや、本当に俺の中にリアスが居るのがわかってるんだろうな
良いぞリアス
「覚えているか、エレグランの系譜よ」
「無論です」
「そうか」
「それで?何故来なかったのだ?何故人類は未だ恩寵に頼る?」
「、、、全ては余の不徳のいたすところ」
「たわけが」
な、なんか、リアスが、怒ってる?
相手は皇帝だぞ、皇帝?
「そんな事を聞いているのでは無いとわかっておろうが!」
お、お年寄りを怒鳴りつけてるみたいでこれは、ちょ、ちょっと、、、
「、、、」
レオグランは目を閉じて、何かを逡巡する
そして、
「長くなってもよろしいでしょうか?」
「、、、よかろう」
「全ては、、、人類を存続させる為です」
「ほう?」
「3000年前確かに余の祖、そして余の恩寵トルカブトをリアス様より授かった際、、、」
それからの皇帝の話は、本当にすっげー長かった




