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迷子のおじさん  作者: イオン
3章 恩寵と共にあれかし
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39話 な?


えっと、、、

なんでスーツ?

貫頭衣の着心地が相当悪かったのかな?

あーまあそんなにいいもんでもないけど、俺は全然気にならなかったけど、女の子だもんな


「や、やあ、早いね」


「い、今きたとこでひゅ」


え?なんでそんな緊張してんの??


「食事はおまかせしかないみたいだけど、いいかな?」


「は、はい!」


んーなんか面接でもしてる気分だわ

琴音スーツだし


「それでなんだけど、、、そうだな俺が日本にいた頃の事から話そうか」


「ぜ、ぜひ!」


す、凄い食いつきだな



「俺は〇〇県の〇〇市に住んでたんだ。転移の日は子供の誕生日プレゼントと、ついでに妻に買い物を頼まれて、、、」


琴音の顔が固まった


「え?は?つ、妻?こ、子供?」



「え?うん、そう。それでCs電器カーズでんきに行ったんだ」



「、、、」



「こ、琴音?」



「え?あ?ご、ごめんなさい。そ、そのびっくりしちゃって、、、」


が、ガーン

そ、そんなに俺って妻と子供いなさそうだったのか?

いやまあ、若い頃からモテるとかでは無かったがそれなりに恋愛ぐらいは、、、


なんて、考えていると



琴音の目からは涙が溢れていた、、、


「え?あ、あれ?あ、あの、ご、ごめんなさい!」


そういって席を立ち、駆け込むように自室に入った


俺は半ば呆然としつつ、、、


理解する。



『だから言ったであろう』


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