3話 穴の中には、、、
最後は飛び込むように穴の中へ入る
中は当然暗かった
少し震える手でスマホを取り出し懐中電灯がわりにする
「クソッ」
なんてことない操作が手が震えるせいで、うまくいかない
急に現実感が押し寄せてくる
これは、なんなんだ一体!?
ついさっきまで、、、
クソッ
ふぅーーーーー
落ち着け
、、、一つずつだ
少しモタモタしつつも、なんとか灯りをつけ奥を照らす
穴の中は思っていたよりは広い
天井は立っても少し余裕がある程度には高く、
広さも小型の倉庫ぐらいはある
何か動くものが居る気配もない
一気に安心感が広がる
とりあえずは安全そうだ
他には、
「なんだこれ?」
明らかに自然物ではない平たい石板が置かれ、見た事もない文字?が書かれている
放置されてから相当な時間が経っているのだろう事は見て取れる
そのすぐ隣には、ボロボロの布?のようなものがあった
「うへー汚い」
とてもじゃないが水や食料なんかはないだろう
壁なども見るが部屋はここだけようだ
その時ーー
『やっときたか』
声が頭の中で聞こえた
「へ?」
『人族でなにかあったのか?何故こんなに遅かった?
まあいい、間に合ったのだから
さあ、我に触れよ』
声は矢つぎばやに語りかけてくる
「あーやっぱり俺死んだのか
あなたはどなた様でしょうか?」
『何を言っている?リアスだ。エレグランの子孫なのだろう?さあ、早く我に触れよ』
いや、誰だよ、、、
エレグランって何?
「えーと、、、
何県何市のリアスさんでしょうか?
ちなみにここは日本のどこら辺なんですかね?
それともやっぱりここは死後の世界なんですかね?」
『貴様は一体何を言っているのだ?死後の世界などない。当たり前だろう』
「あ、す、すいません」
怒られちゃった
まぁ、そうだよな、生きてる感覚はあるし、死んではいないんだろう。
「で、では、触れるとはどうすれば良いのでしょうか?」
『質問の多い奴だ、何も聞かされてないのか?
まあいい、目の前の我に触れよ』
「あー、、、この汚い布ですかね?」
『失礼な奴め』
「あ、す、すいません」
また怒られちゃった
汚いけど、少し意を決して触れてみると
穴の中に光が広がったーー




