31話 人類と恩寵
俺は自分の寝床に戻り、、、
『今後は下手に恩寵回収の事は聞かない方がいい』
え?リアスさん?なんで?
『さっきの男の事を思い出せ』
ラングレン?
『そうだ』
『かのものの態度を見れば一目瞭然であろう。あれは本気だ』
ホンキ?
『心の底からそう思っているということだ。奴にとって、恩寵を奪う事とは我の慈悲を否定する事なのだろう』
いや、奪うなんてそんな、貸しただけでしょ?
それに、俺の中にリアス本人がいるって説明すれば、、、
『どう証明するのだ?』
どうって?
『我は言葉を喋れん』
「え?でも、俺の身体ある程度は操作できるんでしょ?戦闘とか」
『操っても喋っているのはお前だ』
あーそうか、はたから見たら
俺が神だって俺自身が言ってるわけか
うん、厨二病だな
いや、ラングレンのあの感じだと、神を語る不届きものめって真っ二つにされそうだわ
!
じゃあ、俺と初めて会った時みたいにラングレンの頭の中に直接リアスが話しかけるのは?
『無理だ』
なんでだよ!
『あれは命を削る、あの時はそれももはや、やむを得なかったが。』
『それに、貴様と融合して以降どうにも使えそうにない。恐らくだが、貴様と我が混ざったせいだろう』
そ、そーなのか、、、
つーか、それ俺は大丈夫なのかよ?
『、、、知らん、、、いや、わからん』
えぇ、、、ちょ
そんな
突然死んだりとかしないよな?
『それはない』
本当かよ、、、?
まぁ、、、今のところ身体は絶好調どころか化け物じみて強いと思うが
『我の力だ』
あーはいはい。それはそうだろうね。
『今は恩寵だ』
あーそうでしたね、それで?
『うむ』
『人類は恩寵を2000年返しに来なかったではないか』
んーああ、まあそうね。
それはつまり、ジャイアン理論ってやつか
『貴様というやつは、、、だがまあそんなものだ』
『もはや返す気はないのだろう。それならそれで、貴様はそのつもりでいろ』
はぁ、、、?
わかったようなわからないような
ここの人族は恩寵返す気は無いって思って事かな?
『そうだ』
流石にそれは筋が通らないと思うが?
『道理だけでは人は動かん』
『、、、神話を調べねばならんな』




