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迷子のおじさん  作者: イオン
2章 森の中の出会い
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29話 ズルい


「次郎、次郎」

琴音が小声で声をかけてくる


「なんだ?」


「その、大丈夫なの?」


「え?なんかご飯と、湯?とあと服もくれるって」


「そ、そうなの?」


「うん」


、、、琴音は少し迷いながら


「私あの人が何言ってるのか全くわかなかったの」


「え?」


「なんだろう?喋ってるのはわかるけど、、、言語が全くわからなかったの」


、、、リアス?


『なんだ?』


琴音が全くあの糸目、、、ラングレンの言語がわからないって

でも俺には普通にわかったし、俺の言葉も通じていたぞ


『ああ、そんな事か』


そんな事かって


『我は意思疎通を存在力でしている。つまり言語などなんでも良い、知性さえあれば伝わる。』


はぇー、すっげ

ん?てことは俺も?


『そうだ、我の魔玉を取り込んだのだ当然だ』


じゃあ、琴音がわからないのも


『当然だ』


そっか。


「琴音さん琴音さん」


「なに?次郎」


「どうやら俺は常時ほんやくこんにゃく状態らしい」


「ナニソレ?」


あ、やべっ伝わらんかー


「リアス曰く、俺は知性がある相手とは言語が違っても意思の疎通が取れるらしい」


「わっズルい」


す、すまん



ん?あれ?でも?



「シィルは?」


「え?」


「シィルの言葉はわかってなかった?」



「、、、確かに」


どう言う事だ?


『あの少女は貴様と琴音と同じ言葉を喋っていたぞ』


え?日本語ってこと?


『うむ』



え?え?なんで、異世界人が日本語???

シィルって何者?


「シィルちゃんも日本人なのかな?」


「異世界転移の先輩ってこと?」


「うーん、だとしたら琴音のスーツ姿みてあの反応は変じゃないか?シィルの見た目も日本人にはとても、、、髪とか緑っぽかったし」


「確かに」



「「うーん」」



「と、とりあえず。私はなるべくあの人と喋らないようにするから」


「うんそうだね」



シィルの事は保留するしかないか

もう会う事もないかもしれないし


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