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迷子のおじさん  作者: イオン
2章 森の中の出会い
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26話 第一村人シィル


遂に第一村人発見だ


ここは友好的に、、、


「やあ、お嬢ちゃん?」


「失敬な!」


「あ、す、すいません」



「いいよー、何か困ってるの?」



「あ、えーとですね、その道に迷ってしまってて、、、」



大人なのか?どう背伸びして見ても13歳ぐらいにしか見えないが、、、


いや、異世界人だからわからないな

緑を薄くしたような髪の色に

旅装の少女?女性?は


特に気にする様子もなく



「ふーん、なるほどなるほど」


「君面白い格好だね!」


そう言って、琴音に話しかけた


「え?わ、私ですか?」



「そっちの人もなかなか斬新な格好だけど、、、盗賊?」



盗賊ちゃうわ!



「ははは、レディ。僕は盗賊なんかじゃないよ、安心して」


「それより、こんなところで1人かい?親御さんは?」



「親?うーんいないかな」


え?マジで?

こんなところで1人とか大丈夫なのか?


「家はどっちにあるんだい?」



「家?家もないよー」


と軽い調子で答える



えぇ、そんな年齢で旅人?

いや、これが異世界スタイルなのか?


いやいや、ありえないだろ



「街から歩いてきたのー」



おお!そうなのか

そうかついに人の街か



「っと自己紹介がまだだったね、僕は山田次郎。君の名前は?」



「シィル」



「良い名前だね、街はどっちにあるんだい?」




「えーと、あっち」


そういってシィルは川の先を指差すが


全く見えない



「ここからだとそうだな〜、後1日ってトコじゃないかな?」



「そんなに遠出して大丈夫なの?」



「ん?ああこう見えてもボクは旅慣れてるからへーき」



そういってクルッと一回転するシィル



まあ、確かに旅慣れてそうな格好だしな



「じゃあ、ボクは行くよ〜」



「本当に大丈夫なのかい?」



「もちろん、きっとまた会えるさ」



そう言ってシィルは俺たちから去って行った



「不思議な雰囲気の子だったね」


琴音が言う



「本当に」



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