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迷子のおじさん  作者: イオン
2章 森の中の出会い
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23話


『おい』


なんだよ?


『貴様がおぶってやれ』


うん、それが現実的なんだけどね、、、


「し、白川さん」


「、、、はい」


「その、ですね、、、体力の方が厳しいようでしたらですね、、、」


「、、、、、はい」


「よ、よかったらなんですが、お、おんぶ、をですね、、、しましょうか?」


時が止まるとはよく言ったものだ


それから数十秒、、、いやもしかしたらこれは一時間ほど経過したかもしれないーー


「、、、お願いします」


「あ、ハイ」



白川さんをおんぶして歩き出してから数十分後ーー


「、、、ごめんなさい」


「こんな時は、ありがとうで良いと思います」


「はい。ありがとう、、、ございます」


いえいえ。


さらに数十分後ーー


「すぅ、すぅ」


どうやら眠ったみたいだ、色々と限界だったのだろう


時折現れる魔物は石をぶん投げて撃退した。



その日の野営


「お、おはようございます」


「ああ、おはようございます。体調の方はどうですか?」


「!はい!おかげさまでだいぶよくなりました」


「それは良かったです」


「本当に異世界なんですね」


「ええ。信じられないかも知れませんが」


「いえ、信じます」


あ、そうなの?

切り替え早くて良いなー



「山田さんは、6日前?にこちらに来られたんですよね?」


「そうですね」


「でも、あの時ぶつかりかけた人なんですよね?」


「そうだと思います。あの後すぐに転移?したので顔は正直覚えてないんですよね、ははは」


「ふふふ、私もです」


ちょっとは打ち解けられたかな?

異世界とはいえ、日本人同士、仲良くしたいもんね


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