156話 ブチィ!
キンッ!
と言う音が聞こえる
ラングレンがユビキリで切ったのだろう
俺には見えない、感じられない
だか、リアスが操作する俺はそれを身体を傾けて躱す
「見事な太刀筋だ」
俺の髪がパラパラと舞う
そして、視界がブレーー
ガッ!という音
リアスがユビキリをもつ、ラングレンの左手首を掴んでいた
「継承は?」
「どうぞこのまま」
「そうか」
そして、リアスはラングレンの左手の小指を千切り取った。
ユビキリを回収し、
身体が、俺へと戻る
「ラングレン!大丈夫か!」
「ああ、ジロー大丈夫だ」
いや、左手からダラダラ血が、、、
「これで良かったのだ、ラングの罪は我ら一族の罪でもある」
「ラングレン、、、」
そう言ってラングレンは真剣な顔で俺を見つめ
「リアス様、2200年前の裏切りどうかこれでお許しをいただけたら」
『許す』
「リアスは許す、、、と」
それから、俺は事の経緯をラングレンに語る
「そうか、魔玉槍か」
ラングレンは飲み込むように考え
「、、、使い方を教えてくれるな?」
「ああ、勿論だ!」
その後ひとしきり魔玉槍の使い方をラングレンに教えると
ラングレンが
「、、、シルオール、シィル?」
ん?なんだ?
「ユビキリの記憶に、、、そういえば」
ユビキリの記憶?
言われて意識をユビキリの記憶に向ける
、、、これは500年ほど前?か、、、
500年前のユビキリ所有者の記憶が見える
「な、、、なんだ、、、この、、、」
そこには緑っぽい髪の少女と、、、黒髪の青年?が見える
「お、おい、シィル!なんかやべぇって」
日本語、、、?
「んー?」
うん間違いない。シィルだ
「こんな化け物を人類領域に近づかせる訳には、、、」
「ユビキリよ、、、力を貸してくれ!」
「うおおおおおおおおお!」
そこで、記憶は途絶えている
そうか、シルオールにーー
あの黒髪の青年はたぶん、、、佐藤一郎
でも、、、なんで500年前?
たしか、5年前じゃ?
、、、5年前ならラングレンの筈だしな。




