135話 殺戮
「1人で来るとはな、、、」
そう、キョーセイ王国カンツーの恩寵士トッツは独り言を呟く
青い髪、がっしりとした体格、若かりし頃のトーツを彷彿とさせる出立ちである。
「一般兵も連れぬとは、恩寵士をなんと心得るか、、、」
「まあいい、、、イダテンは貰うぞ?」
そして、後ろを振り返り一般兵に告げる!
「奴を殺した者にはイダテンとその領土が与えられるであろう!」
「それとは別に、、、私から金貨1000枚も贈ろうではないか!」
「「「ウオオオオオオオオオオ!!!」」」
そう、魔玉槍を携えた兵士は沸く
金貨1000枚なんて夢のような大金だ!
何を買おう?
妻に、子供に、父さんは大金持ちになったぞ!
そう自慢しよう、
なんて、考える。
トッツもその士気の高まりを感じ満足する
相手はイダテン、早さでは分が悪い
ここは、魔玉槍の一斉掃射で早さを牽制しつつ
自身の槍でまずは足を削ろうか
そう思いながら振り向くーー
眼前には人間の膝が目一杯広がっていた。
パァン!
乾いた音と共にトッツの頭が弾ける。
ソレは、ストっと着地して、トッツの左脚に触れた
魔玉槍を握る一般兵と目が合う
「は?」
瞬間、そいつの胸をリアスの貫手が貫くーー
リアスは無造作にそれを引き抜き、、、
投げ捨てる
「え?」「は?」「ちょっ」ーー
色んな声が聞こえる
リアスは回し蹴りを放つーー
ボボンッ!
2人の胴体が一撃で切り離される。
リアスは回転しながら鋼鉄玉を投げる
ヒュッ!
ボッ!ボッ!
という音を立てて、正面の一般兵の胸に穴が空き、その後ろの一般兵の頭が弾ける。
「う、うわああああ!」
やっと一部の一般兵が理解する
ーーそう。お前らは今日ここで死ぬ。
リアスは止まらない。
リアスが拳を振るい、蹴りを放つたびに
血煙が舞う。
「あ、魔玉槍をーー」
そう声を上げる一般兵の頭に踵落としが入り、そのまま胴体は真っ二つになる。
「あ、あぁ、、、」「あ」
残りは、、、3人か
『辞めるか?』
いや、殺して。
『、、、そうか』
リアスは1人ずつ手刀で首を飛ばした。
俺は、遠巻きに見ていたカンツーの一般兵に告げる
「帰れ!」
彼らは恐慌に陥りながら逃げていった。




