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迷子のおじさん  作者: イオン
1章 異世界アンス
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10話 ぼっちのリアス


一旦話を最初から戻そう。


そもそも、リアスさんは


『リアスでいい』



リアスはいつからここに、何の為にいたの?


『3000年前に我はここに入った。人族が恩寵を育て、そして持ってくるのを』


さ、さんぜんねん、、、

確かに最初に会った時は『やっときたか』って


『約束では1000年だったのだ。だが、1000年待っても、2000年待っても、3000年待ってもこなかった。』


あーそれで、『人族になにかあったのか?』と


『そうだ。もしかすると滅んだのか?と思ったが今ならわかる。恩寵の存在を感じるのだ。』



アンスの人類は生きてるって事?


『そうだ。』



1000年の約束って?


『ふむ。我は恩寵として我の力の一部を人間に貸した。人間は恩寵の力で生き残り、生存圏を広げ、我の恩寵はその間力を蓄え、成長し、その力を1000年後に返しにくる約束だった。』


『、、、来なかったがな。』


あーうん、ドンマイ、、、


でも、ちょっと待ってリアスいい人過ぎない?

無担保で力貸して、借りパクされたみたいな?


『そうだな、無担保だったな。それは我の失敗だ。』



やだ、なんかリアスが可哀想に思えてきた。



整理すると、

リアスは3000年前に1000年後返しにくる予定で当時の人類に力を恩寵として貸したけど

人類は1000年後に恩寵を返しに来なくて、

それから更に2000年待ってたって事か。



『、、、我からも聞いていいか?』


ん?ああどうぞ、俺が答えられる範囲でなら

地球の事?


『いや、違う。貴様の事だ』


へ?俺?


『そうだ。何故我の話を疑わぬ?』


あーそう言うことね

んなもん決まってるでしょ


判断材料が無いからだよ!


俺にはリアスが言っていることのどこまでが真実で、どこまでが嘘か?を判断できる材料がない



だからそんなもんかって感じだし

むしろ、信じるしか無い


今の俺にとっての真実は一つ


俺にはリアスが居ないと生き残れないって事だけだ


『なるほど、わかった。』


それでこれからどうする?


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