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迷子のおじさん  作者: イオン
8章 恩寵士山田次郎
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101話 中級魔物


そうして俺たちは石板とリアスの皮袋を持ち、

穴の外へ出て

持ってきた木箱に両方を丁寧に詰めて梱包した



その時であるーー



『おい、我と変われ』


ん?何を?



『身体をだ』


は?え?何突然?



『いいから急げ、これは、、、並ではない!』


と、俺が混乱していると



「全員伏せい!」



っと頭の中に声が響き、


イダテンが強い反応を示す


これは、、、敵だ!


瞬間、俺たちの居た岩が轟音を立ててバラバラになる



「上じゃ!」



と、その言葉通りに上を見ると、、、



なんだ?黒い、、、


だがソレを見た瞬間俺も悟るーー




こいつは洒落にならん




『中級はあるな』




「アーウルセ」


そいつはそう言いながら、ゆっくりと地上に降り立ってきた


薄黒い身体

形は人型で腕だけが妙に長く

目は赤黒い宝石の様だ


口のようなものは無くどこから声が出ているのかわからないが

言葉も喋れるのか、、、



そしてソイツは俺たちをゆっくり見回しながら


「フーン、ケッコウツヨイナ」




「私が足止めします」


「私は前衛を」


「余のトルカブトを繋ぐ、指示は余に従え」


3人は既に恩寵士の顔だ



うん。リアス、、、頼んだ。

こいつは俺には無理だ。



『ああ』


そして、そいつは俺に向かって顔を向けながら


「オマエナンカヘン」



そして


『こやつは恩寵を持っているな』



リアスはそう呟いた


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