97話 空の旅
翌朝ーー
なんか昨日は色々とあり過ぎたな
ミリアは飛んでくるわ、レオグランハーク皇帝は来るわ
ドンガッチンさんに挨拶できなかったし、、、
まぁ、俺が思っている以上にリアスの存在ってこのアンスの人にとって重要だったんだろうな
神話改竄の事とか。
あの後は、出発は夜明けにする事とし、めいめいに解散した。
レオグランハーク皇帝はドンガッチンか使っていた天幕で、
ミリアは琴音の天幕で眠ったみたいだ。
喧嘩とかしてなきゃいいけど、、、
俺とリアスが初めて出会った場所
神話の原典があるあの大岩まではここから西へ約400km
来た道を引き返す事になるが、今回は
俺、ミリア、レオグランハーク皇帝、ラングレン、の恩寵士だけで向かうので
明日には帰って来れる筈だ
イーシキハイは琴音の護衛だな
本人も元々行くつもりはなかったらしく
「私はコトネ嬢のサポートがしたいんだ」
と、なんかよくわからん事を言っていたな
まぁ、恩寵士だし、琴音の護衛としては申し分ないだろう、、、
「それじゃあ、琴音行ってくるよ」
「うん、気をつけてね」
「大丈夫だよ。ラングレンも居るし」
いや?ミリアってラングレンを圧倒してたよな?
やっぱりめちゃくちゃ強いのか、、、?
「そうだね。私も実験が大詰めだから次郎が帰ってくる頃には見せられると思う」
あー最近、ずーっとやってたもんな
イーシキハイも興味津々だったし
なるほどね
「わかった。楽しみにしとくよ」
そして、、、
「では、出発しましょうか?」
「はい、ジロー様」
「うむ」
「よろしくお願いします」
「それでここから400kmぐらい?あるけどどうやって行くんだ?」
「私のキーソで運ばせていただきますわ!」
「運ぶ?」
「はい!では、行きますわよ!」
そう、ミリアが言うとーー
俺の身体が、、、
浮いた
「え?うわわっ」
「ちょちょっミリア!なにこれ!怖い怖い!」
「安心してくださいませ!快適な空の旅をお約束いたしますわ!」
よく見ると、レオグランハーク皇帝もラングレンも浮いている
それと、石板を入れる為の箱だなあれは。
『フッ』
なんだよ?リアスは怖く無いのかよ?
『我も昔は飛んでいた』
あ、そうか。こいつの恩寵だったわ
そしてーー
「では、参りましょう」
俺たちは西へと飛び立った




