文化祭の出し物
結局あの後から特に何も話さずに昼休みになってしまった。
「ねえ鷹咲君。」
「どうした?まさかメンヘラが治ったのか!?良かった良かった。」
「○すよ?」
「ごめんなさい。治ってないですよね。」
「本気で○すよ?」
「大変申し訳ございませんでした。」
あまりに失礼だからちょっと怒っちゃった。テヘ。
「話が脱線してたけど、謝ろうと思って。」
「え?お前なんかやらかしたっけ?」
「いや、科学のときに冷たく接しちゃったから…。」
「あーあれね。気にして無いからいいよ。涼風が涼風らしく過ごしてれば俺は十分だから。」
「いいの?」
「良いって。もしかして怒られるのが好きなのかな?」
ギロッ
「…。」
「なにか言うことは?」
「もうしません。」
「はあ。鷹咲君とこんな会話をしてると調子狂っちゃうな。」
「それくらい仲がいいってことだろ。」
「ふ、ふーん。」
「…ww」
「なっなに!?」
「可愛いな〜って。」
「からかわないで!」
そんな会話は予鈴が鳴るまで続き、楽しい時間となった。
「今日のLHRは、文化祭についての話し合いの時間にするぞ〜。」
「もうそんな時期なんですか〜?」
「ああ。この学校は7月に文化祭だからな。クラスTシャツや出し物について、席を離れてもいいからみんなで話し合ってくれ。」
「「「はーい!」」」
「なあ涼k」
ピコンッ
「ん?」
涼風に話しかけようと思った瞬間にスマホが鳴った。
連絡アプリを開くとそこには
【出し物何にする?】
と涼風から来ていた。
涼風から?隣の席なのに?気になって俺もスマホで返した。
【まだ何も浮かんでこない】
【いつも通りみたいだね】
【なんだと?涼風はもう案があるのか?】
【素晴らしい案がね】
【ほう?なんだ?】
【金魚すくい】
【却下だろ】
【でも渾身の案だよ?】
【知らん】
【少なくとも君よりマシ】
【俺はちゃんと考えるからな】
「www気付かないんだw」
【は?何が?】
【別に〜?】
【?】
「何でもないよ」
急に右から声が聞こえたが涼風である。急に会話の方法を変えないでほしい。
「なんで急にスマホで会話したんだよ。」
「そうした方が気付きやすいでしょ?」
「だからそれなんなんだよ。」
「気にしない気にしない。しつこい男は嫌われるよ?」
「メンヘラが言うことか…?」
「今日裁縫道具持ってきてるんだよね。」
「縫い付けようとするな。」
「裁縫道具…?」
出し物は基本何でも良いから、自分たちで作った製品を売るのはどうか。そういう考えが浮かんできた。
「なあ涼風。裁縫で作れる物ってなんかあるか?」
「え?あー、マフラーとか?」
「うーん、夏に向けて売れる物ではないしな。」
なにか良い物はないか、頭を高速で回して、ついに見つけた。
「日焼けのカバーのような物を作ればいいんだ!」
「あ〜、良いかもね。夏って日差し強いし、女子からすると結構気になっちゃうから。」
「俺らはこれを提案しような。」
「オッケー。」
文化祭の出し物は日焼けカバーなどの手作り品を売ることに決まった。
文化祭で自分たちの作った物売りたいよね。スムージーってなんやねん、うちの担任何考えてんの?
愚痴ですすみません。




